これまで4月のツツジの季節には、2回ほど訪れたことがありますが、3月中旬のこの時期に行くのは初めてです。
西上秋間の丘陵の陽当たりのいい南斜面に約15,000坪にわたってアジサイ、ツツジ、サクラ、スイセンなど四季折々に数多くの花々が咲き乱れ、訪れる人を楽しませてくれる場所ですが、今の時期はやはり見頃は「梅」になるでしょう。
地蔵峠に向かう道、釣り堀の少し手前にこんな看板が立っています。
本道から右へ細い坂道を登っていくと、駐車場があります。無舗装です。(^^;
そして、入り口はこんな感じ・・・
階段を上がると休憩所があり、そこが料金所も兼ねてます。
入園料は「大人500円」です。
こうして見ると、実にローカルな雰囲気が漂ってますが、実はここ、ご家族で経営されているそうです。奥様のご協力の下、当初は、ご主人が好きで初めたものらしいですが、今では数百本の寒紅梅や20万本の水仙が植栽されているなど、とても個人経営のものとは思えないほどの規模なのです。
入園すると足元に福寿草が待っていてくれました。
紅梅が今、まさに盛りと咲き誇っています。
紅梅を背景に白梅もまた綺麗です。
園路で途中、枯枝を剪定をしているご主人とお会いできたので、しばらくお話をさせて頂きました。
今年は1、2月が異常に寒く、逆に3月が温かいので、早い花が遅れ、三月から四月の花が早まっているそうです。
「この分だと「桜」も追いついてしまいそう。けれど、すべて、あれが頼りだから・・・」 と空のお日様に向かって指を差して笑ってました。
ずらりと並んだ寒水仙も生命力を感じます。
紅白の梅が見ているだけで、とってもおめでたい気分にさせてくれます。
あと、一ヶ月もしないうちに「しだれ桜」も負けるものかと咲き誇るのでしょう。
ご主人のお言葉の通り、寒椿の花がまだ咲いてました。
これは何という名の花でしたっけ?
傍らに梅の実も干してありました。
園内をゆっくりまわると約1時間ほど。小さな標識で周遊ルートも案内されてます。暖かい日だったので、くりまんじゅうも写真など撮りながらゆっくりと歩いてきました。
そして、園の出口の前に水仙の花が、
タンポポに代わってご挨拶をしてました。
休憩所の前を通ると中から「お茶を飲んでいってください」と奥様の声。
ありがたく熱いお茶を頂きました。
写真家の方が大勢訪れるらしく、店内は額に入った写真が一杯です。「秋山庄太郎」さんも撮影に訪れたそうです。(その隣は何故か「地下鉄の電車はどこから入れたの?それを考えてると一晩中寝られないの」の春日三球さんの色紙でした。(笑))
帰り際に梅の小枝を二本頂きました。ありがとうございます。
休憩所を出たところに掛けてあった額の中の言葉が妙に心に響きました。
忘れてはいけない言葉ですね。
*
帰り際に「秋間梅林」にも寄ってみました。
まだ五分咲き程度でしょうか。平日ですのでお客さんもまばらです。BGMの氷川清が気になりました。(笑)
お花見は済ましてきたのでここでは特に梅の花も見ず、お昼を食べにここに入りました。
「いるかな~」と暖簾をくぐると・・・
「あれぇ、くりまんじゅうさん、どうしたの!?」という聞き覚えのある声!
いました!
声の主はこの人です。
「やまいち」の娘さんです。(笑)(ご許可を頂いたので顔出しです)
「うん、お昼を兼ねて、ちょっと、取材!」
「えっ、取材って・・・」
まずはお茶を頂きながら…取材のはずが「3年6組、あれからどうした…」などと逆取材を色々と受けてしまいました。(^^;
お昼はもちろん、これを頂きました。
上州名物「おきりこみ」です。美味しかったです。
その後も、つい話し込んでしまって長居してしまいました。(^^;
お仕事中にすみませんでした。>娘さん!
広告:秋間梅林へ行ったらここでお食事してください。くりまんじゅうのお友達「やまいち」さんです。
帰り際にもう一枚。(笑)
同じ顔をした人がこの世にもう一人いますが、そちらの方は「高崎」在住だそうですのでお間違いないように・・・(笑)
お店を出るとすぐ傍にいたわんちゃんがじっとこっちを見てました。
ふと、腕時計を見てみると、うわっ、昼休みはとっくに終わってる!急げぇ~!
「やまいち」でお花見でもやりますか?
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