「白馬八方尾根スキー場その1」の続きです・・・
30分ほどして、ぶ~このいる「展望レストラン」へ様子を見に行きました。
声を掛けると、だいぶ復活した様子でした。一安心です。
とりあえずビールを頂き、一服することにしました。
ぶ~この回復を待つ為に、もう一本頂いちゃいました。(^^;
転倒の勢いで「バンソウコウ」も傷ついちゃいました。(笑)それにしても「まいう~」の文字が目立ちますね。
もう一度、北尾根ゲレンデを滑り降りるとこんな看板を発見。
白馬は最近、外人さんが多くて、このリフト乗り場も係りの方は外人さんでした。「Scott Edwards」さんていうのかな・・・
看板につられて行ってみたのはいいですが、穴、小さすぎです。(笑)四つん這いになってやっとは入れるほどの大きさです。
けれど、外から中へ進むと次第に広くなっていて…
中は大人が4,5人入れるほどの結構な広さがありました。
かまくらの中で記念撮影です。
そんなこんなで、次第にぶ~こも元気になってきました。
それからもしばらくは「北尾根ゲレンデ」を滑ったのですが、そろそろ他に移動しようと「花咲ゲレンデ」へ向かいました。花咲ゲレンデは北尾根ゲレンデの麓にあります。
花咲では第2ペアリフトを一本だけ乗って、今度はそのまま斜めに横切るように「国際ゲレンデ」へと移動しました。
八方尾根というようにこのスキー場は尾根が四方八方に広がっていて、「花咲」「国際」「白樺」「名木山」とゲレンデが放射線状に広がっています。
国際第一ペアリフトで上部の「パノラマ」コースへ…気持ちよさそうな斜面が見えています。
リフト上から見ていると「子供にリード」をつけて滑っている人がいました。(嘘です。補助具です)
国際第一ペアリフトはくりまんじゅうも初めて乗るリフトでしたが、意外なほどに長いのでビックリしました。上部のゲレンデまで行ってしまいました。
国際の上部ゲレンデの「国際第3リフト」乗り場にふざけたオブジェがありました。
しっかりと鼻血出ちゃってます。(笑)
ここの斜面も最大斜度25度ほどで、中級者に人気のゲレンデです。一部の急斜面を迂回すれば平均15度程度の斜面となり、初心者でもチャレンジできる場所です。
けれど、ここも相変わらずコブコブになってました。(^^;
外人さんが絵になります。ただリフトに乗っているだけでも不思議と格好いいです。
外人さんの向こう側は深雪に幾筋ものシュプールが描かれてました。(けど、そこ、格好禁止の場所ですよ!調子乗ってると雪崩起きます)
ぶ~こ、コブコブ斜面の連続にさすがに嫌気がさしている様子でした。
ということで、そこから再び麓へと向かいました。国際ゲレンデを滑り降り、途中で斜め右方向へと進み「白樺ゲレンデ」へと出ます。
再度、白樺第3ペアリフトに乗って、今度はゴンドラ「アダム」へと向かいました。やぱり1度はゴンドラに乗りたい貧乏性です。(^^;
しかし、それにしても広く大きいスキー場です。初めて来た人はきっと迷子になるかもしれません。
白樺第3リフトの降り場から、さらに上部を見上げるとかなりの急斜面でした。
そこからゴンドラ乗り場へ向かうと、さほど混んでいませんでした。
時間は、PM3:08になってました。
八方尾根はさすがに長野オリンピックのマークがあちらこちらに目立ちます。
ついこの間のような気がしますが、もうあれから10年経つのですね。早いものです。
ゴンドラに乗り込み、一気に「兎平ゲレンデ」まで駆け上がります。外人さんとの同乗でした。
そういえば、まだお昼も食べていません。時間は既に午後3:30近くです。
ゴンドラ山頂駅にもなっている「兎平109」へ、そのまま入りました。(109ってことは東急系列でしょう)
ここには「マクドナルド」も入ってます。
けれど、ここまで来て「マック」というのもなんですので、レストランへ寄ることにしました。
さすがに時間が遅かったので「ガラガラ」です。ほとんど誰もいません。
くりまんじゅうは「ビーフシチュー」。(時間が遅いのでビールは飲めません!)
で、ぶ~こは八方名物とあった「ボルシチ」を頼みました。
味は共にしっかりしたものでしたが、ちょっと量が少ないかも…
それでも美味しくいただきました。
売店に飾られていた「八方尾根Tシャツ」。正直、欲しくはありません。(笑)
兎平109を出ると、正面には「兎平ゲレンデ」のコブコブ急斜面が絶壁のように聳えています。挑戦するどころか滑る気持ちが萎えてきます。
夕暮れも近づき、リフトに乗っている人もあまりいません。
すぐ隣の「白馬岩岳スキー場」も人影がなくなっているようです。
さて、時刻も午後4時を過ぎたので、そろそろ終わりにすることにしました。コブ斜面の滑りすぎで身体もかなり疲れてます。
駐車場のある名木山ゲレンデへ帰るには兎平からゴンドラの下を通り抜けて、「リーゼンスラローム」コースへと入っていきます。
実はここから、名木山ゲレンデ麓まで、正直「地獄」でした。およそ3キロ近くどこにも逃げ場のない「コブコブ」斜面がずっと続いていたのです。温かったので緩んだ雪もぐちゃぐちゃ、しゃかしゃかです。
疲れた身体にこれはきつ過ぎです。ひとコブごとに腿が攣りそう、膝が壊れそうです。勿論、写真など撮ってるまったく余裕などありません。ぶ~こは完全に泣き顔になってましたが、くりまんじゅうも自分のことで精一杯でした。(^^;
でも、いくら下りても、ずっとずっと続くのです。
「いい加減にせんかい!」(笑)
ようやくゲレンデ下に到着です。正直、精も根も尽き果てました。
スキーを脱いでも言葉少な、駐車場へ向かう足取りも重すぎでした。行きはすぐそこに感じたのに帰りはやけに遠く感じました。
「しかし、疲れたね!」
ぶ~ことそんな話をして、道具を仕舞って駐車場を後にしようと思ったら、「あっ、ICチップ返すの忘れた!」(^^;
ぶ~こ、無言でリフト売り場まで戻りました。
そして、ようやく再び帰路につきました。
車に乗ってしばらく運転していると、やけに顔が痛いことに気がつきました。
そうです。陽に焼けてしまって顔が真っ赤か!になってました。正直、これにも参りました。完璧にヤケド状態です。「参ったな…」けれど、後の祭りです。
それでも、やっとの思いで、どうにか群馬にたどり着いたのですが、正直に白状するとくりまんじゅう、翌日、まったく仕事になりませんでした。(^^;
全身疲労に顔面ヤケドです。そして、それから3日くらいは「昼間っから、酒呑んでるんか?」と知合い達からかわれるほどでした。
いやぁ、「八方尾根」のスキー、色々な意味で大変でした。(^^;
ぶ~こはもう二度と行きたくないと言ってます。
(終わり)
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