2011-06-25

高峰湯の丸高原NO7

 (高峰湯の丸高原NO6からの続きです…)

 湯の丸高原の麓の街、東御市から国道18号線を東に進み、追分(軽井沢)に入るとすぐ左手にとっても小洒落た花屋さんがあります。

 「FLOWER FIELD Garden’s
 さすが高級リゾートの地、軽井沢、ちょっと群馬にはないハイカラ(死語^^;)でスタイリッシュなお花屋さんです。(笑)

 5年程前までは「ガーデンニング」ってヤツに思い切りハマっていたくりまんじゅう。
 もしあの頃ならば、半日いても飽きることのない空間ですが、今ではぶ~こが激しく希望しないとあまり足が向きません。(まぁ、一人だったら寄りません^^;)

 しかし、一時は猫も杓子もガーデニングってなもので、まさに一大ブームになったガーデニングですが、最近は随分と下火になったものですね。
 大きなホームセンターとかに行っても園芸館が閉鎖(縮小)されていたり、場合によっては小さなホームセンターなどでは園芸コーナー自体がすべて撤去されているケースも見かけます。
 花の苗なんかも春のホンの一時期だけ置いているだけなんてお店もあったりします。

 熱しやすくて冷めやすい国民性、それともそもそも日本人に「ガーデニング」ってやつは馴染まないのでしょうか。
 まっ、そういうくりまん自身が、おハズカシながら、まさにそんな日本人の代表例みたいなものなのですけどネ!(汗)

 しかし、約5年ほど、まるで熱にうなされるように園芸にハマり、いっぱしの「ガーデナー」気取りで土いじりしていたくりまんじゅうですが、当時からガーデニングにハマッている方には大きく分けて二種類あると思っていました。

 一つはいわゆる純粋に単純に「植物を育てるのが好き」という方。
 種から育成したり、株分け、挿し木、さらには接木でどんどんと増やしていくタイプ。
 沢山の花が大好きなので家全体が花屋敷のようになる場合もある。^^;
 と一緒に、このタイプの方はただ植物が好きなので「軽いし、安いからプラスチックでいい!」って感じで鉢やプランターなどにはあまり懲らない傾向があります。

 対して、別のタイプはいわゆる「形から入る」人。
 欧米の美しい庭とかに憧れ「あぁ、うちのお庭もあんな風にしたいワン!」なんて願望を持って、庭作りに勤しむ方。

 純粋に植物を愛でるというよりもガーデングッズとのトータルコーディネイトに没頭するタイプ。名付けるなら「yukiさん系」(笑)
 まっ、くりまんじゅうなどもどちらかというとこちらのタイプでした。(汗)

 もちろん、どちらのタイプも植物や庭に親しんでいくうちに次第に両者の垣根が低くなり徐々に融合していくってことには違いありませんが、それでもタイプ分けすればやはりこの二通りになるのじゃないかと思います。

 まっ、単純に二つに区分けしただけで、細かいことを言えば、盆栽をはじめ、特定の植物だけに異常に傾倒する方などもいらっしゃいますが、全体の割合からすれば少数派といえるでしょう。

 で、この「FLOWER FIELD」さんですが、傾向とすると後者のガーデニング好きお客さん向け!ってお店です。ようするに「きゃ~、お洒落!」って形から入る人向け。(笑)

 その品数は豊富で、これ一体何に使うガーデングッズ?と思うようなものまで取り揃えています。
 例えば、上のお写真に映っているモノ。(笑)
 まるで月面着陸でもするかのようです・・・^^;

 あっ、チャップです。(笑)
 このなんとも悪ガキそうな顔が実によく似ています。

 で、こちらはぶ~こ!
 丸い顔に細い目が瓜二つです。(汗)
 こんなこと書くとまた「憎しみビーム」をこの細い目から発射します。^^;

 日本一の避暑地と言ってもいいここ軽井沢には、いわゆる「軽井沢価格」ってやつが存在します。
 まっ、最近は新幹線が通り~の、高速道路が走り~ので、一般大衆化路線もだいぶ広がってきましたので、料理やファッションなどではリーズナブルなお値段を掲げているお店も見かけるようになりましたが、「植物」などは相変わらず「あっと驚くタメゴロウ」的な非常なグレートなプライスで売られている場合が多いです。

 まっ、感覚的にはホームセンターなどの3倍から5倍、一般的な花屋さんと比べても2倍から3倍くらいのお値段でしょか。(勿論、繁華街を少し離れれば、地元民が買うリーズナブルなお店もあることはいうまでもありませんが…)

 でも、ここ「FLOWER FIELD」さん、付けられているプライスも比較的良心的というか頭が痛くなっちゃうような「軽井沢価格」じゃありません。

 で、あと特筆すべきは店員さんが皆さん、若くてカッケーです!(笑)
 小粋な揃いのユニフォームを着ているのですが、中には女優かモデルかってな感じな方もいらっしゃいました。(笑)
 群馬なら皆さん、基本オバチャンなのに…^^;
 さすがはこの辺りも「THE KARUIZAWA」です。

 あっ、どうでもいいようなお話ですが、世間一般的には「軽井沢」は「カルイザワ」と発音しますが、、県境を接し隣町市民である群馬県安中市民は「軽井沢」を「カルイサワ」と言って「ザ」と濁りません。(いや、殆ど多くの群馬県民がそうじゃないかと思いますが…どうでしょう?)
 最近では「ザワ」にも耳慣れてきましたが、気を許すと今でも「サワ」といってしまいます。
 で、実際、ネイティブな「軽井ザ(サ)ワン」の方はどちらなのか知りたいです。

 と、ここまで書いて、ちょっくらちょいとネットで検索してみたらこんなのありました。
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11253706
 いやぁ、同じようなこと思う人がいるのですね。

 さらに調べるとやはり元々は「カルイサワ(ムラ)」音が正しかった(らしい)が、明治以降、避暑に訪れた多くの外国人が「サワ」の発音が出来ず「ザワ」と言った為に、いつのまにか「ZAWA」になってしまった(らしい…)のです。(笑)

 うーん、「YASAWA EIKICHI」確かに言い難いです。^^;

 なので、地元民っぽく、通ぶりたかったら、さりげなく「カルイサワ」って言って下さい。>都会の人^^;

 な~んて、バカなことを書いているうちに予定枚数になってしまいました。
 チャップは車でお留守番でした。もう帰ろうよう!と訴えておりました。
 ということで、「高峰湯の丸高原」シリーズも全7回、これにて終了でございます。

 では、ご機嫌よう。

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

2011-06-24

千円札

 先日のこと。
 なんか久しぶりに伊藤博文の千円札を手にしました。
 いやっ、お店からの売上金の中に入っていたのですが、手にとってつい見入ってしまった。
 微妙にデカイ!(笑)

 で、ブログネタにでもするか!と自分の財布の『夏目漱石』と交換・・・
 と思ったら、ありゃ?『夏目漱石』じゃなくて、みんな『野口英世』じゃ、あ~りませんか?(笑)
 今の千円札は『野口英世』なんですね。うん、そういえば、そうだ!『野口英世』に変わった記憶は薄っすらだがある。
 でも、『伊藤博文』から『夏目漱石』に切り替わったインパクトが強くて、どうしても『新』千円札っていうといまだに『夏目漱石』が思い浮かんじゃうんですよね。^^;
 なんたって『伊藤博文』が長かったから・・・と再び思って、ちょっとWikiを見てみたら、ありゃ、まっ!こりゃ、ま! 小山遊園地!^^;

 『伊藤博文』千円札(1963/11/1~86/1/4)も『夏目漱石』千円札(1986/11/1~07/4/2)もどちらも発行期間は23年でほぼ一緒なんですね。(厳密には、むしろ3ヶ月ほど『夏目漱石』千円札の方が長いんだ!^^;)
 しかも『伊藤博文』千円札はくりまんじゅうの生まれる前から流通していたと思っていたら、そうじゃなかった!
 くりまんじゅう生誕時は千円札はまだ『聖徳太子』でした。(汗)
 うーん、そうか、そうだったのか!
 いやはや、知らんこと多すぎです。(笑)

 で、改めて千円札を眺めていて、ふと思ったことがあります。

 いや、たいしたことではないのですが、千円札の裏面の鏡絵になった「逆さ富士」これって全然、上下対象じゃあないのですね。

 ひっくり返すと「これっていったいどこの山だ!」って感じなくらい。^^;
 そもそも裾野の長さというか傾斜がまったくシンメトリーじゃない。
 「なんでだぁ~?」と思って調べてみたら、千円札の裏面の富士の元画はこれでした。

 岡田紅陽の撮った「湖畔の春」。
 本栖湖に写る富士、今から76年前、1935年5月2日の撮影だそうです。
 ちなみに紅陽が生涯で撮影した富士の写真は38万枚とも言われているそうですが、紅陽自身は「一枚として同じ富士は写していません。ましてや心の富士山はいまだ撮り得てはおりません。」と言葉を残しているそうです。
 しかし、富士だけ38万枚。(汗)しかも、言うまでもなくアナログのお写真。
 小市民的心でつい「どんだけ金持ち?」と思ったら父は衆議院議員、また兄は新潟県知事だったそうです。納得!^^;

 なるほど、確かにこの写真とは瓜二つ。

 ついでに写真を裏返して見ると裏返した千円札の逆さ富士にも確かに似ている。(笑)
 それでいて写真だと妙な違和感もない。でも、絵にするとなんか変!
 うーん、面白いものですね。
 いやっ、不思議なものだと思った次第です。

 今の『野口英世』千円札の発行開始が2004年11月1日だそうですから、23年交換の法則によれば2027年で16年後になりますね。
 今度は一体誰になるのでしょうか?

2011-06-23

高峰湯の丸高原NO6

 (高峰湯の丸高原NO5からの続きです…)

 アトリエドフロマージュを後にして、県道ではなく、農耕車両優先道路で更に下界へと下りていきました。

 こ~んな道です。
 正面に左手に見えるは明峰「八ヶ岳」。その右手が美ヶ原高原。
 そして、延々と一直線に続く道の左右はどちらも棚田です。

 どこまで続いてるんだ!と望遠レンズをフルズーム(300mm)にしてようやくその終端が確認出来るくらいです。(実際は鉄塔の立つ位置で僅かに左へと向きを変えて、道は尚も下へと続いています。)
 実に見通しのいい道です。ついでに車なんぞまったくやって来ません。
 ということで、アトリエドフロマージュでは車中待機させられていたチャップのお散歩タイムをちょっとだけ持ちました。

 農道は北から南へと続きますが、東西はすぐ低い山が迫っています。
 そんな山へと続く小道の手前、柳の木(のような木(笑))の下で見上げるぶ~こを無視してひたすら嗅ぎまわるチャプ。
 多分、他のワンコのお散歩コースなのでしょうか、チャップ、必死に嗅ぎまくりでした。^^;

 田圃の周囲には沢山の花菖蒲が植えられておりました。
 でも、パッと見はキレイなんですけど、よく見るとすでに花の痛みが進んでいて、直接写真にするには正直、あまり美しくない。

 で、苦肉の策で中間にピントを合わせて、前ボケ&ボケぶ~こ・チャップです。(笑)
 これもまた違った意味でキレイくないけど・・・(汗)

 あっ、その後、ご紹介を忘れておりましたが、首輪が新しくなりました。
 前のやつと同じヤツで色違い。赤から茶色に変えてみました。
 http://yume-no-nakade.blogspot.com/2011/06/blog-post_03.html
 チャップとほぼ同色で、遠目に見ると白い「スイスマーク」しか見えません。
 とにかく、今度は喰われないようにしないと…(汗)

 しかし、今回の「高峰湯の丸高原」シリーズ。
 わずか、半日の行程を既に今日で連載6回目!
 いくらネタがないといえ、さすがに長すぎ、分断しすぎです。普通、二回で終わらせる内容と分量です。

 で、間を持たせる為にどうでもいいようなお写真をつい貼りつける。(汗)
 今回など、まさにその典型的な記事ですね。自分自身でそう思います。^^;

 はい、次回で正真正銘、最後です。
 なので、もう一回だけ、続きます。何卒、お許しください。(笑)

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

2011-06-22

高峰湯の丸高原NO5

 (高峰湯の丸高原NO4からの続きです…)

 湯の丸高原へ行ったとならばやはりここ!

 もはやバカの一つ覚えてと言ってもいい「アトリエ・ド・フロマージュ」です。
 http://www.a-fromage.co.jp/top.html
 とにかくぶ~こが好きなのです。
 「湯の丸高原に行くんだったらお昼はあそこでピザね!」と出掛ける前から決めていたそうです。^^;

 しかし、この日、駐車場は今まで見たことのないほどに混んでいました。
 実に暇なヤツが多い。(笑)
 って、くりまんじゅう一行もその「暇人」のお仲間なのですが。^^;

 玄関を入るとこんな感じ。
 でも、来る度に店内のディスプレイが変わっています。

 今の季節は勿論、「紫陽花」。
 飾られているのは西洋アジサイ、「アナベル」でしょうか。色のないアジサイです。
 いや、商売人たるモノ、ちょっとしたこんな気遣い。見習いたいものです。^^;

 入店するなり、ぶ~こは一目散にチーズの試食コーナーに走り、その後、必死に飾り皿を見てました。
 ははは、妙にオバサンちっくな動きです。^^;
 まっ、正真正銘のオバサンだけど・・・
 お皿には色々と野菜が描かれています。

 「ねぇ、これなんか、どうかな?」と訊かれた赤いトマトのお皿。
 「うん、いいんじゃないの・・・」と言葉を発してみたものの、そのプライスに思わず苦笑いでした。^^;
 そして、その後は、なにも言わず、黙ってその場を立ち去ったことは言うまでもありません。

 欲しければ買えばいいし、けれど、敢えてプッシュはしたくないお値段です。^^;
 まっ、結局、ぶ~こもしばらく悩んで買いませんでしたけど・・・

 トイレに寄ってから、ジェラストーン貼りの中庭へと・・・

 省エネでしょうか、エアコンがまったく効いていな店内よりも屋外の方が気持ちがいいです。
 普段はここで喫茶や食事も出来るのですが、この日は「ご遠慮下さい!」と表示が出ていました。

 理由はこれ!

 そう。ツバメちゃんが巣を作っていて、いつ糞が頭の上(や料理の上に)に降ってくるかわからないとい言うことでした!(汗)

 なので、ここでの目的は今や人類の敵!

 世間から目の敵にされる「喫煙」です。(汗)

 タバコなんぞを吸いながらその辺に置かれている物にレンズ向けました。

 一服し終わってから、店内に入り食事に致しました。
 朝、佐久PAで一杯の味噌ラーメンをぶ~こと分けあって食べて以来です。
 既に時刻は3時近く。けっこうお腹すきました。(笑)

 まずは前回、オリバーシスターズと来た時も頼んだ「モッツァレラチーズのサラダ」プリーズ!
 チーズが旨い。ねっ、しゅ~ちゃん。(笑)

 続いて「チーズ3種の盛り合わせ」
 十数種類の中から好きな3種を選べるのですが、これがまた難しい。
 そもそもチーズの種類なんてんなによく知らないし・・・
 なので、つい耳慣れた「モッツァレラ」と言ったら「モッツァレラはサラダにもたくさん乗ってますよ!」と店員さんに言われてしまった。(笑)

 個性(癖)の強いナチュラル系はどうも苦手なんですよね。

 結局、誰でも知っているようなオーソドックスな(名前を知っている)ヤツを3種類お願いしました。

 (モッツアレラ以外にとりあえず3つ分かってよかったです^^;)

 で、ピザです。ピッツァとか言いません。^^;
 海鮮ピザだか、海の幸のピザ。
 エビとホタテがタップリとじゃなく、ぽつりぽつりと載っています。(汗)

 「ピカンテオイル」とかいう赤唐辛子のオリーブオイルを掛けても頂きましたが、少し香りが勝ちすぎる感じで、くりまんじゅうは何も掛けずに食べた方が好みでした。

 もっと言えば、素直にタバスコの方がいいかな!

 すみません。味の分からぬ貧乏人なものですから・・・(汗)

 しかし、前回も書きましたが、ここのピザ自体は非常に旨いです。

 生地の厚さも好みですが、なによりチーズが美味しいです。
 しかもかなりデカイので二人で一枚で十分。最初、お腹が空いていたものだから、一人一枚ずつ頼もうかとぶ~こと話をしたのですが、やっぱり二人で1枚にして正解でした。

 二枚頼んだら残しました。

 チーズを「これでもか!」とばかりにたっぷり塗りつけてます。(笑)
 しかし、ぶ~こ、好きなんですよね。チーズ。

 はい、ご馳走さまでした。
 今回もまたおいしゅうございました。(by Asako Kishi)

 食事後、チーズをお土産に買っていこうかと尚も悩むぶ~こを店内に残してくりまんじゅうは外でまた一服させていただきました。
 腹がキツイです。

 駐車場でまたビッグバイク発見。

 今までまったく意識すらしていませんでしたが、リッターオーバーのバイクが本当に多いのですね。
 しかし、今回はそのメーターをちょこりと拝見して仰天でした。
 なんと「320キロ」までメーターが刻まれているじゃないですか!
 このバイク、いったい、どんだけ!スピードでるんですか?


 まさに、アンビリバボ!な世界です。

 いい加減、終りにしたのですが、でも、まだ続きます・・・^^;

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

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