先日、横野平をメガソーラにしちゃったらどうだろうと書きましたが、市内にもっと小規模ですが、ソーラーシステムが建設中です。
場所はローズベイカントリークラブの南斜面。
あっ、このゴルフ場、経営破綻して10年ほど前にビックカメラが買収したパブリックのゴルフ場です。
去年の秋口からずっと工事をしていて、いったい何が出来るのだろう?樹木でも植栽するのかな?と思っていたのですが、正体は太陽光発電のソーラーシステムでした。
ちょっと調べてみたところ、太陽光発電としては実は群馬県最大規模。
全体面積は4万1000平方メートル、パネル約1万5000枚を設置し、2100キロワット規模の設備を市所有地とゴルフ場にそれぞれ設け、2系統で運営するそうです。
2つですから年間発電量は約420万キロワット。
これを一般家庭で使用するとすれば約1100世帯分になるそうです。
総事業費は十数億円、発電した電力は全量を東京電力に売電(災害時などには非常電源として一般家庭向けにも供給)するそうです。
しかし、経営破綻したゴルフ場をメガソーラーにするというのはいいかもしれませんね。
ゴルフ場って広いっていうのは当たり前ですが、日当たりもいいし、基本フラットですし、パネルの設置も容易に感じます。
ひょっとしたら、これから全国にも増えるかもしれません。
< NIkon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >
おはようございます(^^)v
返信削除>経営破綻したゴルフ場をメガソーラーにするというのはいいかもしれませんね。
淡路島にも何箇所かゴルフ場が経営破綻してるので、次の経営者が出来てこうなれば良いですね。
斜面を利用した設置方法は凄いアイデアですね、それに下草刈とか周辺整備などのメンテにも新しい雇用が生まれるので地方にはありがたい話なのですが。
小規模発電設備になると、全量買取で6600vまで出力を上げて電柱の一番高いところへ送り出すので発電中の売電効率が良いですね。
でも施設に固定資産税掛かっちゃうし、売電収益に対する納税義務も発生するので余剰設備的に経費で賄える会社ならいいかもしれませんね。(^^)v
おたけさん、こんばんは。
削除斜面が多分、市の市有地だと思います。
詳しいことは分かりませんが、事業主体はビックカメラの子会社ですが、市と手を組んでいるのは間違いないでしょうね。
また、メーカーと巨額取引があるビックカメラがやっているというのも採算性を上げられるのかもしれません。
諸条件あるのでしょうが、先行きの見通しが立つのであれば、ゴルフ場のソーラーシステムと言うのはいい考え方だと思います。
知人がメガソーラーの設計?(企画?)にかかわっているのですが
返信削除山林に設置を計画したら、雑種地(地目です)に用途変更されて、固定資産税が何倍もになってしまうので採算が合わなくなるというような事を言ってました。
山林と宅地の固定資産税の差は約10倍?雑種地は宅地の9/10ぐらいかな?
行政側の判断だと思いますが「応援する気はないのか?」と怒ってました。
収益の根幹が「売電価格」で、これが政策的な上乗せを頼りにしているので、しきい値が変わると事業自体が成り立たなくなる割には、10年スパンの話なので、危うさを感じますけど。
はりーさん、どもです。
削除土地の用途区分っていうのはホント大変みたいですね。
先日、テレビで東北の知事が訴えていたのを見ました。
「1000年に一度と言われるの非常事態に平時の法律で対応するとはどういうことか?!」と…
知事曰く、海岸沿いの平地は壊滅的な状態であるので、山側の平地にスーパーなど商業施設を立てようとしても「農地」なので許可が下りないそうなのです。
なんでもかんでも特別処置というわけにはいかないでしょうが、柔軟性も必要だと思います。
ソーラーをやっていくにも、ただ時代の流れでやるだけでなく、そこに知恵が必要なのでしょうね。
くりまんじゅうさん、こんばんわ。chieです。
返信削除福島原発の事故以来、あちこちでメガソーラ計画の話題を耳にします。
それまではソーラシステムなんて価格もバカ高いし、10年経っても
元取れないし、メンテ高いし、なあんてことでメジャーじゃなかったですよね。
でも、あの事故で計画停電を経験した私たちに、太陽光発電勧誘の電話が
数回もかかってくるようになり、まだまだ制限はあるけれど公的な補助金も
使えるようになり・・・
はっきり言って法律改正がついていかないくらいスピーディーな変化が
起こっているわけですよ。
復興のためなら超法規的措置とか時限立法って手もあるんじゃないかと
思いますが、素人考えでしょうかね?
すいません、コメントに便乗してしまいまして・・・
chieさん、こんばんわ。
削除個人的には「復興のためなら超法規的措置とか時限立法って手もある」という意見はすごくわかります。というか、多分、国民すべての人がそう思うでしょう。
なのに、そうならない現実はどうしてなのか?・・・
問題はそこにあるのではないかと思います。
と同時に、こういうとちょっと語弊があるかもしれませんが、結局、人間にとっての「エコ」は「エコロジー」より「エコノミー」に惹かれるのかもしれませんね。^^;
言い換えれば、エコロジーはエコノミーがあって成立するという悲しい現実なのかもしれません。
難しい問題ですが、震災からまだ2年、あの現実を忘れてはいけませんね。