2014-08-20

ピンチヒッター

 先日、カーラジオで高校野球の実況中継を何気なく聞いていました。
 試合が大詰めを迎えた頃、実況のアナウンサーが「さぁ、ワンアウト一塁三塁のチャンスです。次の打者は…あっ、ここでピンチヒッターのようです。」と言ったこの言葉に…
 くりまんじゅうのはてなアンテナが「はて?」とピクリ・・・


 それは「なぜ、チャンスに送るバッターなのにピンチヒッターって言うのだろうか?」と…(笑)

 最近、どうでもいいようなことが妙に気になるくりまんじゅうです。(汗)

 確かに突然の怪我や体調不良で代わりに出る場合もあります。
 一方的な試合展開になり、もはや勝負とは関係なく記念出場に代打に出る選手もいます。
 場面は好機だけれど、打順が打力の低い選手にあたり、その代わりに代打が送られることもあります。
 はい、こんな場面では「ピンチヒッター」でも妥当かもしれません。
 しかし、圧倒的多くの場合、ピンチじゃなくてチャンスに送るのが「ピンチヒッター」です。


 疑問が生じると眠れなくなるたちのくりまんじゅう。なので、会社に戻るなり事務所のPCから「チャンスなのになぜピンチヒッター」とググってみました。(笑)


 すると同じ疑問を持った人が世の中にはいるわ、いるわ(笑)
 *ahoo知恵袋をはじめとしてさまざまな質問投稿サイトに同じ疑問が投げかけられていました。


 で、結論から言いますと、ピンチヒッターのピンチとは「窮地」や「危機」という意味ではなく、「代わり」や「代役」という意味なのだそうです。
 恥ずかしながら、知らんかったです。^^;
 英語のピンチにはそういう意味があるのだそうです。
 なので、和製英語の多い野球用語ですが、ピンチヒッターはアメリカでも使われるネイティブらしいです。


 しかし、面白いと思ったのは、質問者に対してくりまんじゅうが最初考えたように、「なにもチャンスだけに登場するわではない。ピッチャーに打席がまわる時、甲子園の思い出代打、負けてるときに流れを変えるための代打、文字どおり誰かが怪我したピンチのときの代打。」などと平然と答えている人がいらっしゃることでした。^^;


 その後に「ピンチ」とは「危機」ではなく「代役」という意味です。とベストアンサーが返ってくるのだから、先の回答者はまさに赤っ恥ものですね。(汗)
 お気持ちお察しいたします。


 で、本日の教訓は「思い込みだけで答えをだしてはいけない!」ということにいたします。
 お気をつけ下さいませ。

 写真は5月28日、チャップとお散歩に行った時のものです。

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

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