2011-06-20

高峰湯の丸高原NO4

 (高峰湯の丸高原NO3からの続きです・・・)

 『娘さん よく聞~けよ♪ 山男にゃ~ 惚~れるなよ♪』
 じゃなくて、『雪よ岩よ われ等が宿り♪ 俺たちゃ 街には♪ 住めないからに♪』の雪山讃歌の舞台、湯の丸高原にやって来ました。^^;


 しかし、この看板、もう随分と昔からありますが、時々、書き(掛け)換えているのでしょうか。(冬は雪に埋まっているでしょうし…)


 湯の丸高原スキー場の第三ゲレンデトップ。
 まっすぐ下りていけば、第三ゲレンデ、右に降りていけば第四ゲレンデです。ちなみに正面の山の斜面に見えてい
るのが第一ゲレンデです。


 ここからチャップとぶ~こはゲレンデ内を「歩いて下の駐車場まで歩いていく~!」と行ってしまいました。
 四駆なので走れないことともないでしょうが、しかし、さすがにゲレンデを車で下りていくわけにもいきませんので、またくりまんじゅう一人取り残されてしまったわけです。^^;


 まっ、ゲレンデなのでそこそこの傾斜地ですが、距離にすれば800m程度、「じゃあ、ねぇ~!」と別れてくりまんじゅうは望遠レンズで姿が消えるまで見ていました。


 でも、チャップがなかなか動きません。まったく走りまわらない。


 そのうちぶ~こが携帯電話を取り出してなにやら話している様子。^^;
 で、結局、こちらへ戻ってきてしまいました。
 「どうしたの?」と訊くと…
 「茎の太い草が根元で
刈られていて、それが足にあたって、チャップ、痛くて歩けないみたい・・・」
 「電話は?」
 「お店から。でも、それは大した用事じゃない!」
 「ふ~ん」

 ということで、チャップ&ぶ~こ、再び乗車でした。
 車道を進むと今では湯の丸高原のメインゲレンデとも言える「第五ゲレンデ」の途中に出ます。
 とりあえず、車から下りて撮る。(汗)


 まずは右側の杉。(笑)


 続いて左側の杉(汗)


 で、全景!(瀑)
 撮影完了、よっしゃ、行くぞ!


 そして、冬場は林間コースとなるウネウネとした道を下り、林道から県道に出て、スキー場の駐車場に車を駐めて、第四ゲレンデのリフト乗り場に到着です!
 実は、今回のお出かけには大いなる目的がありました。
 それはこれ!
 http://yume-no-nakade.blogspot.com/2011/04/in-no8.html

 そう、この春(3月末)、あ~ちゃんがこの地で紛失してしまった右足の靴を探す為です。
 群馬にやってくる前の日にパパに買ってもらったオニューのスニーカー!
 あ~ちゃんとも「雪が溶けたら探してくるから」と約束してました。
 あれから2ヶ月ちょっと、雪溶けを待っていたのです。
 果たして奇跡は起こるのか!


 あの惨劇の起きた現場はここです。^^;


 はい、間違いなく、この場所です。
 「チャップ、お前が原因なのだからお前のいい鼻で探しだせ!」と探索命令を出します。


 こんな熊笹の中も探しました。
 しかし、結論から言うと、「あ~ちゃん、ゴメン。なかったです!」m(_ _)m
 実は雪が溶けグリーンジーズンになると、ここが「マレットゴルフコース」になるということが思いっ切り「想定外」でした。
 この辺りのスキー場など、次のシーズンまで放っておかれるものだと思い込んでおりました。
 多分、草を刈り整地する時に、廃棄されてしまったのではないかと思います。
 無念です。
 あぁ、もっと早くスキー場がクローズドされてすぐにやってくればよかった。
 繰り返しますが、「あ~ちゃん、本当にごめんなさい」m(_ _)m


 ため息が出ました。テンションが一気に下がりました。^^;
 実は「奇跡の発見」をかなりの確率で信じていただけに、どよ~んと心が沈みました。
 そして、「しゃ~ない!行こう!」と第四ゲレンデを後にしました。


 県道に出て第一ゲレンデを仰ぎ見るとゲレンデの上から歩いて下りてくる人たちがいます。
 「あれ、ワンコかな?ほら?」とぶ~こが言うのでカメラのレンズを300mにフルズーミング。


 違いました。子供がゴロゴロと斜面を転がっていました。(笑)
 でも、肉眼だと寝転んでいる子供たちがワンコに見えるのです。


 湯の丸高原はツツジの名所。
 でも、さすがに標高2000mの地、まだ少し早かったようです。
 ネットを見てみたら湯の丸高原ツツジ祭りは「6月10日(金)~7月3日(日)」でそうですが、この日(6/12)はまったく見かけませんでした。^^;
 http://www.tomikan.jp/topics/index.html


 いわゆるスローシャッターってヤツ!。
 シャッター速度優先モードにして、ISO感度を最低まで下げ、シャッター速度を1/5秒に設定すると、結果、絞りはF22まで絞られました。
 もちろん、手持ち撮影ですが、さすがVR(手ぶれ補正)レンズ、この速度でもブレません。
 って、まぁ、それを確認したいだけのことで撮った写真なのですが…(汗)


 県道をぐんぐんと下ります。一気に1000m近く標高を下げるものですから、耳が「ボカーン」となります。(笑)
 周囲は広大な山麓の地なので田畑はすべて段々畑であり棚田です。
 なので大きな溜池がところどころにあります。


 あざみ。
 あざみといえばこれ!(笑)
 http://www.youtube.com/watch?v=aZUp8MUmM-g


 しかし、棚田っていうは日本人の心に沁みますね。
 しみじみと美しいと思いますです。

 まだ続きます…^^;

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

4 件のコメント:

  1. オリバーママ2011年6月21日 14:09

    靴の大捜索,ありがとうございました。

    ダメでしたか…
    残念ですが,仕方有りません。
    あかりも一生懸命探していただいたと聞いて喜ぶと思います。
    というか,あそこで靴を無くすのですから,さすがあかりさん。
    担任の先生に“あかりちゃん,大好きです!天然で良いですよね~”と褒められた(?)だけあります。

    先日,あかりは宿泊学習に行ってきました。
    いつぞやオリバーと一緒にお散歩に行った運動公園の西側にある県立の研修所で
    一泊二日の学習でした。
    施設自体が震災で使用不可だったので
    風呂無しのテント生活。
    前日は興奮して眠れず,当日はなんだかんだで1時間しか眠れずの
    まさに不眠不休の強行軍でした。
    ママは同時期に修学旅行引率。
    おいしいものを食べて,布団に眠り優秀な生徒達とよい旅でした。
    数日離れて帰ってきても,オリバーは相変わらず「はぁ?」といった表情。
    チャップのように狂喜乱舞とまではいきませんでした。

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  2. オリバーママさん、おはようございます。
    申し訳ありません。残念ながら見つかりませんでした。
    あ~ちゃんにも「ごめん!」とお伝え下さい。

    しかし、溶けたり腐ったりするものじゃないので「ある」と思ったんだけどなぁ~!^^;
    まさか、マレットゴルフ場に変身しているとは、まったくの「想定外」でした。

    宿泊学習というのは「宿泊して」学習するのでしょうか。それとも「宿泊を」学習するのでしょうか?
    まっ、どっちもってことなのでしょうね。楽しそうよかったです。^^)v

    ちなみに今時の(関東の)中学生の修学旅行ってどちらへお出かけなのでしょうか?
    くりまんじゅう世代(父親の代からずっと)の群馬県民は「伊豆箱根」と決まっておりましたが、最近は随分と遠くまで行くそうです。

    チャップは昨夜(くりまんじゅう就寝中^^;)、ぶ~この靴下を食べてしまったそうで、また2,3日騒ぎくれそうです。(汗)

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  3. オリバーママ2011年6月22日 13:09

    こんにちは。オリバーママです。

    修学旅行…
    1日目・宇治,奈良(東大寺,平等院鳳凰堂)
    2日目・京都班別行動(タクシー貸切)
    3日目・京都(清水寺,三十三間堂)
    といったお決まりコースです。
    茨城県の学校はほとんどこんな感じだと思います。

    今年の京都は,ほとんど外国からの観光客の方を見かけませんでした。
    替わりに,関東へ修学旅行を予定していた地域の方々が関西へ流れてきているそうで,
    旅館,ホテルはどうにか8割ほどの集客をできているとか。
    原発問題もこんな所まで影響しているのかと思うと
    本当に複雑です。
    おみやげ屋さんも,中国の方ほど修学旅行生は買い物してくれないから,売り上げが落ちていると言っていました。

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  4. オリバーママさん、こんにちは。

    いやぁ~、それにしても暑い。
    本日、熊谷を押えて全国トップ3の猛暑地となった群馬県地方、まさにアンビリバボな暑さです。^^;
    この暑さにさすがに本日はエアコンを入れてしまいました。
    35度越えの熱波にまだ身体がまったく慣れていないのでキツイです。

    さて、修学旅行はいわゆる定番地、「奈良・京都」という日本の学生さんならではの地だったのですね。
    くりまんじゅうは高校の時、行きました。(笑)
    でも、くりまんじゅうの母校は私学でそこの付属の中学の修学旅行が「京都」だったので、本来、高校では「九州」へ行くのが通例となっていたのですが、ちょうど我々の時の学年主任(教師)が少し…というか「かなり」の変わり者と言われる人で「日本の高校生の修学旅行先は古今東西、京都と決まっているのだ!もし九州へ行くなら「修学旅行」ではなく「観光旅行」言うのでなければ、ワタシは引率などしない!」と学校側に強く訴えて、学校の長い歴史の中でくりまんじゅうの年だけ突然「奈良・京都」になってしまいました。(笑)
    まっ、くりまんじゅうは付属からの繰り上がりでないので別に良かったのですが、付属中学の連中は「また京都かよ!」とブ~たれてまして、まっ、結局、山陽近畿となって、広島で新幹線を下りて一泊目が「岡山」、二日目が兵庫の「須磨」、三拍目が「奈良」で四・五泊目が「京都」という旅になりました…
    うーん、しかし、今考えると5泊6日だったのですね。

    実は5日目、台風が近畿地方に直撃上陸しちゃいまして京都はもの凄い惨状でした。
    暴風の中、市内巡りを行ったのですが、お寺に行くと幹のサイズが30センチ以上ある木がバキバキ割れていまして、殆ど「参拝中止」状態。
    さらに翌日の新幹線のダイアが大幅に乱れちゃったものだから、修学旅行なのに京都から名古屋までは各駅停車の普通電車。更に名古屋からも指定席がなく、寿司詰の新幹線にずっと立ちっぱなしで東京へ戻りました。
    帰校後、「だから九州にしておけばよかったんだ!」と学年主任の先生は相当教頭にやり込められたという話を聞きました。
    そして、翌年からまた何事もなかったように九州旅行になりました。(笑)

    しかし、観光地はどこもかしこも大変ですね。
    早くごく普通の日常が戻ることを願います。

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