『プロカメラマンが教える！知っておきたい写真のこと100TIPS』について 1

　先日、と言ってももうちょっとく前になりますが（汗）、ここゆめなかでもご常連のhiroさんから『プロカメラマンが教える！知っておきたい写真のこと100TIPS』についての記事をご紹介頂きました。
　「TIPS」とは役に立つコツ、豆知識、勘所、小技を集めたものですので、この場合、写真に役立つコツという意味です。
　ちなみに教えてくれるプロカメラマンというのは、アメリカのストリート写真家エリック・キム（Eric Kim）氏。

　最初はざっと読んだだけで「なるほどねぇ～」と思っただけでしたが、何度か読み返しているうちに「確かに知っておきたい写真のこと100TIPSだ！」と思うようになりました。
　で、ネタもないので（汗）、それら100のTIPSをくりまんじゅうの雑感をまじえながら、ご紹介しようかと思います。
　なのでお写真とテキストはまったくリンクしておりませんが、お許しください。
　まさに、ネタ不足の状況での苦肉の策ってやつです。^^;

　では、とっとと参りましょう。（笑）
　あっ、写真やカメラに興味のない人はお写真だけ見てください。（汗）
　読んでもオモロないですから・・・^^;

　1） 高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。
　（Just because someone has an expensive camera doesn't mean that they're a good photographer.）

　いきなり一発目から皮肉が込められたTIPSですが、「高価な機材を使っていると、腕のいいカメラマンになれた気がする」ことは趣味の世界では往々にしてありがちなことです。
　なんと言っても自己満足の世界ですから。（汗）
　実際には「高価な機材を使っていると腕のいいカメラマンだと錯覚できる」とか逆に「腕のいいカメラマンは高価な機材を使っている（場合が多い）」なのでしょうが、このTIPSはアマチュアカメラマンに対するアンチテーゼのようなものなのでしょう。

　2）常にRAWで撮影すること。
　（Always shoot in RAW. Always.）

　残念ながらこれが出来ません。常にJPEG撮影です。
　いやっ、RAWで撮る大切さは分かるのですが、ニコンってRAW現像するソフトが有償でデジイチ触ってからRAWは見ぬ振りしてました。^^;
　RAWファイルって大容量で、メディアもそこそこ高かったし・・・
　で、ようやくメディアも安くなり、今はRAW現像できるNX2もあるけれど、そうしない最大の理由はやっぱりPC環境がRAW現像できるスペックじゃないということです。
　はい、今後、考えます。

　3）単焦点レンズでの撮影は、腕磨きになる。
　（Prime lenses help you learn to be a better photographer.）

　これはとても頷けるTIPSです。
　ズームレンズはズームリング一つで画角を変えられますが、単焦点は自分の足を使ってそれを調整しなくてはなりません。また、広角レンズを付けていれば望遠域は撮れませんし、逆もまたしかりです。
　しかし、この不便こそが練習になるのです。
　出来れば同じ単焦点レンズを付けて、ファインダーを覗かなくても肉眼でそのレンズで撮れるフレームが分かるようになるくらい繰り返し撮ってみると絶対に腕は上がると思います。
　しかし、単焦点って英語で「Prime lenses」っていうこと初めて知りました。^^;

　4)写真編集はそれだけで、1つのアートだと言える。
　（Photo editing is an art in itself.）

　デジタル写真が一般的になった今でも画像処理、いわゆる後処理でのレタッチを嫌う人も多いですが、それを「アート」だと言い切ってしまうのはむしろ小気味がいいですね。
　勿論、無用な後処理をしないで済むように撮ることを心掛けることは大切ですが、デジタルになった今、撮影そして編集がセットになってこそ「写真」なのだとくりまんじゅうも思います。

　5）三分割法は99％の場合において効果的である。
　（The rule of thirds works 99% of the time.）

　三分割法がいかなるものかについてはこちらを見ていただくとして、はい、くりまんじゅうも80％くらいでそう思います。（笑）

　6）マクロ写真は誰でもできるわけではない。
　（Macro photography isn't for everybody.）

　ことのTIPSは言わんとする意味がいまいち分かりません。
　確かに手持ちマクロは健康に悪いですが、「isn't for everybody」（万人向けじゃない）というのはどういうことなのでしょうか？（笑）
　まっ、三脚マクロはしたことがないのでわかりませんですが・・・^^;

　7）UVフィルターはレンズキャップの役割もある。
　（UV filters work just as well as lens caps.）

　くりまんじゅうは全てのレンズにキャップは付けていません。
　まさにこのTIPS通り、保護フィルターがキャップ代わりです。
　まっ、付けない一番の理由は無くしちゃうからなのですが・・・^^;

　8）写真フォーラムなんかに何時間も行くよりは、外に出て写真を撮った方がいい。
　（Go outside & shoot photos rather than spending hours a day on photography forums.）

　写真フォーラムなるものに行った事がないので分かりません。^^;

　9）平凡な日々の生活の中にある美しい一瞬を切り取ること。それが、入賞作品になる。
　（Capture the beauty in the mundane and you have a winning photograph.）

　応募しなければどんなに「平凡な日々の生活の中にある美しい一瞬を切り取っても」「winning photograph」にはならないけれど、言わんとする意味は分かります。
　でも「prizewinning」にしなかったのは、大きな意味を持たせたのかなぁ？

　10）フィルムがデジタルより良いというわけではない。
　（Film isn't better than digital.）
　11）デジタルがフィルムより良いというわけでもない。
　（Digital isn't better than film.）

　もう、その手の論争は不要ですね。
　もはや、どちらがいいとか言うこと自体に意味がありません。

　続く・・・

　ちなみにお写真は「殿山公園」の紫陽花です。

　＜ Nikon D700 + Tamron SPAF180mm F3.5 MACRO ＞