2/11の祭日、チャップが「野殿」デビューを果たしました。
まあ、そんなに取り立てて大騒ぎするほどのことでは、まったくないのですが…(^^;
野殿というのは、安中市の南側に広がる丘陵地帯。と同時に「シロ」のホームグランドだった場所です。
犬生を終えるまでの十数年間、ほぼ毎日に近く通った場所。多分、その数、千の単位だと思います。(最後の一年は道を歩くだけだったけど…)
なので、世界中のどの犬より野殿の山には詳しかったはず。(笑)
ヤツの場合、人と一緒に道をちんたら歩くような散歩ではなく、車から下りると山の中へ一目散に駆け出していき、そのまま最低2、30分は姿を見せない犬でしたから、それこそ山の中まで隈なく知ってました。
どこにいるかは首につけた「鈴」の音だけが頼り。耳をすませると微かに聞こえてくる「チャリ、チャリ、チャリーン」という音で大凡の場所を特定したのです。
で、その音が聞こえなくなると…鳥を追いかけて一山越えちゃった証拠でして…「うぁ…こりゃ、一時間は帰ってこないな^^;」となるわけで…
なので、散歩に時間潰しの書物は必須でした。そう言えば、コンビニへ寄って雑誌も買って持っていった…(笑)
あっ、昔話が過ぎました。(^^;
そんな思い出の地へ初めてチャップを連れて行ったのです。
以前はそのまま車で細い畑(山)の中の道へと入っていたのですが、まあ、それはシロ仕様、チャップは基本的に「道」しか歩きませんから、同級生の家の空き地に(勝手に)車を停めさせてもらって、そこからお散歩を開始しました。
歩き出してしばらくは民家があるのでしっかり「リード」をつけます。
不思議なことに、普段放し飼い状態にあるチャップですが、リードを付けることを嫌がりません。いえ、嫌がるどころか「チャップ、ガッチャン!」と言うとすぐに近づいてきて自ら首を前に出すのです。
しばらく歩くと一本だけ梅が既に満開でした。
で、そのすぐ後でちょっと驚いたのが、これ!
「うそ!シロがいるじゃん!」
そう、いつもシロを解き放していた場所に…イングリッシュセッターがいたのです。
そう言えば、まだ「猟期」です。都道府県によって違いはありますが、基本的に鳥獣の猟期は11月15日から2月15までです。
ハンターが山に入っていても不思議ではありません。(でも、野殿のこの辺は禁猟区じゃないだろうか。近くに民家も出来てるし…)
けど、チャップを山の中で見かけたら、熊に間違えられて撃たれちゃいそうです。(^^;
犬の傍には県外ナンバーの車(普通車)がありました。
あっ、禁猟区でこの地域には鳥も多いので、(猟銃持たずに)ただ犬の訓練にやってきたということは十分に考えられますね。
ちなみに近づいたよく見たらシロとは色が少し違いました。茶ブチじゃなく黒ブチでした。(^^;
山の上には「豪邸」が建ってます。市内を見下ろしがら、その向こうに上毛三山が見渡せる絶景地ですが、辺りに遮るものはなにもないので、風が強そうです。
とりあえず、続く…(^^;
<Nikon D40x + Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)>
追記.でわ!ミステリィツアーへ行ってきます。(^^;
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