長らくお送りした「あんなか祭り アルバム」シリーズですが、今回が最終回です。
御覧頂いた方々、そして、あんなか祭りに関わって下さった皆様に感謝申し上げます。
さて、あんなか祭りは日本が高度成長期の終盤、昭和45年に復活した「親睦」祭りです。(その前は昭和29年ですが、今の形態とは異なる地区ごとの祭りでした)
回数にして、数えること今回が19回目。
なので、その趣旨に深い歴史があるとか、なにか信仰を持って行っているわけではありません。
言い換えれば、絶対に変えられない、そこを心のに拠り所にする、そういうものがないのです。
当然、祭りの立ち位置は常に不安定になります。
それ故に、これまであんなか祭りを行ってきた先輩たちはしきたりや作法、礼節や振る舞いにこだわってきました。
商業化も観光化もされず、行政はじめ他の団体に一切頼らず、ただ純粋に地域の結束と親睦の為に行ってきたのです。
そして、「うちの地区が一番である」そんな意地と気合で行われてきたお祭りなのだと思います。
お祭り期間中は挨拶なくして無断で他の町内に足を踏み入れることはご法度。
もしなにか祭り以外の用事があって入るならハッピを脱げ!
祭りのことなら渉外に挨拶をしてから足を踏み入れろ!
これを破ると喧嘩になることもあります。(汗)
結果、あんなか祭りはその精神性が表れた「美しい」祭りになりました。
そして、その本質が見えれば、県内でも最高に美しい祭りの一つかもしれませんし、それは素晴らしいことだと思います。出来ることなら今のまま後世へ残って欲しいとも思います。
ただ、時代はやはり変わります。残念ながら変わっていくのです。
今、必要なことは、明確な趣旨を掲げることでしょう。
そしてそれは「MATSURI of the people,by the people,for the people」であり「The united districts of Annaka」だと私は感じています。^^;
次のお祭り、そして今後どんな形になっていくのか、それを楽しみにしています。
完
お疲れ様でした。
※ 今回のお祭りシリーズはbloggerでアップできる最大サイズの長辺1600pixでアップロードしています。サービス版くらいなら、印刷できるはずです。
欲しい写真がありましたが勝手にやってください。>ご関係者^^;
< Nikon D700 + Tamron SPAF28-75mm F2.8 >
御覧頂いた方々、そして、あんなか祭りに関わって下さった皆様に感謝申し上げます。
さて、あんなか祭りは日本が高度成長期の終盤、昭和45年に復活した「親睦」祭りです。(その前は昭和29年ですが、今の形態とは異なる地区ごとの祭りでした)
回数にして、数えること今回が19回目。
なので、その趣旨に深い歴史があるとか、なにか信仰を持って行っているわけではありません。
言い換えれば、絶対に変えられない、そこを心のに拠り所にする、そういうものがないのです。
当然、祭りの立ち位置は常に不安定になります。
それ故に、これまであんなか祭りを行ってきた先輩たちはしきたりや作法、礼節や振る舞いにこだわってきました。
商業化も観光化もされず、行政はじめ他の団体に一切頼らず、ただ純粋に地域の結束と親睦の為に行ってきたのです。
そして、「うちの地区が一番である」そんな意地と気合で行われてきたお祭りなのだと思います。
お祭り期間中は挨拶なくして無断で他の町内に足を踏み入れることはご法度。
もしなにか祭り以外の用事があって入るならハッピを脱げ!
祭りのことなら渉外に挨拶をしてから足を踏み入れろ!
これを破ると喧嘩になることもあります。(汗)
結果、あんなか祭りはその精神性が表れた「美しい」祭りになりました。
そして、その本質が見えれば、県内でも最高に美しい祭りの一つかもしれませんし、それは素晴らしいことだと思います。出来ることなら今のまま後世へ残って欲しいとも思います。
ただ、時代はやはり変わります。残念ながら変わっていくのです。
今、必要なことは、明確な趣旨を掲げることでしょう。
そしてそれは「MATSURI of the people,by the people,for the people」であり「The united districts of Annaka」だと私は感じています。^^;
次のお祭り、そして今後どんな形になっていくのか、それを楽しみにしています。
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お疲れ様でした。
※ 今回のお祭りシリーズはbloggerでアップできる最大サイズの長辺1600pixでアップロードしています。サービス版くらいなら、印刷できるはずです。
欲しい写真がありましたが勝手にやってください。>ご関係者^^;
< Nikon D700 + Tamron SPAF28-75mm F2.8 >
くりまんじゅう様
返信削除長期にわたり「あんなか祭り」の美しさを発信していただきありがとうございました。くりまんじゅう様が今回の序文で仰っているとおり、私たちはその礼節と作法にこだわり続けて「あんなか祭り」を作り、外野が何を言おうがその有り様を誇りにしていろんなものを犠牲にしながら祭りに携わってきました。
しかしながら他方、その“有り様(ありよう)”を多方面から観察し、昇華させていく必要性をいまの若連の多数が持っていることも周知です。そして、そのひとつの形が今回の「あんなか祭り」の運営方法であるのも必然でしょう。
確かに数回前までは行政、他団体に一切頼らずおこなってきた自負があり、ここ何回かはその形を変えつつあります。しかしそれは“頼らず”ではなく“誰も手伝ってくれなかった”だけのものの言い方を変えてきただけかもしれません。あえて合理的な物言いをするなら「手伝おうか」といってくれた人に「邪魔だからあっち行け」と言う必要はありません。であれば一歩だけ前に出て「僕らはこういうお祭りをこういう理由でしたいのです。あなたにはこういう部分のお手手伝いをお願いできますか」と言って歩くことが「あんなか祭り」をぶっ壊すこととは思えないのです。
少なくとも今回のお祭りは、評判としては大成功でした。もちろん連合や各地区での総括はあるにせよ、成功体験を水泡に帰すようなことだけは避けたいものです。
朝っぱらから長々と失礼しました。
trenchtownさん、こんにちわ。
削除今回のお祭りはこれからのあんなか祭りの切っ掛けになったことは間違いないですね。
そして、今後どのように進めて行くかは、皆して知恵を出せばいいことです。
頑張っていきましょう。^^)v
安中市民はラッキーですね。
返信削除こんなスゴ腕カメラマンが無料で撮ってくれるんですから。
くりまん氏がシリーズ冒頭で書かれてましたが、この種のスナップにありがちな日の丸写真なんて一枚もありませんね。
分かった上での掟破り。正に面目躍如ですね。○=(゚∀゚ )
でも、"顔出し"に気を使わなくてよいのでその点ではラクだったのかも・・・ま、お疲れさまでした。師匠。
あるさん、ドモです。
削除いやいや、今回のお祭り写真では色々と勉強・・・というか考えさせられました。
撮った枚数も過去最高ですし、普段、やらないことも色々と試したりもしました。
でも、結局、自分の枠からはなかなか抜け出せないんですよね。
マンネリ(汗)
実はお祭り以降、全然写真撮っていません。
あっ、一週間後、社員旅行だったのでとりあえずカメラは持っていったのですが、まったくシャッターを押す気力が起きなかったです。^^;
しばし抜け殻状態です。
17番のイケメンギャルがお気に入りのようですね。
返信削除「んなこたぁどうでも良いやろ!!」と起こられるかな・・・
イケメンギャルっていう言葉があるかどうかは存じませんが、地区の高校生です。(笑)
削除一番右側に座っていて、他の三人より少し前屈みになって叩くので奥の高校生が見え難いのです。
でも、まぁ可愛いからいいか!(笑)と多めに撮らせて頂きました。
でもくりまんじゅうの一番のお気に入りはこの子じゃなくて、別の子です。(笑)
オリバーママです。
返信削除今日で連載終了ですかぁ。残念です。
粋でいなせなハッピ姿,生き生きとした表情。
祭りの匂いを感じられる,とても素晴らしい連載でした!
私たちが住んでいる常陸太田には,“西金砂・東金砂磯出大祭礼”という祭りがあります。
72年に一度,東西の金砂神社のご神体が神輿に乗って日立市の水木海岸まで行き
未公開の神事を行なってまた帰るという祭り。
往復72キロの道のりを行列がひたすら歩く。
途中田楽舞を奉納しながら,粛々とただ行列が進んでいくだけのこの祭りも
平成15年に実施するときは,その内容をどうすべきか,執行部は随分悩んだようです。
そうでうよね~,なんと言っても前回は昭和6年。
資料がきちんと残されているものがあれば,そうでないものある。
行列に同行する稚児選びも本当に大変だったとか。
実際に見学したママは,昭和6年に行われた祭りとは違うだろうと感じつつも
とても良い祭りだったと思いました。
特に,水木浜で白い箱型の目隠し布で覆った神輿にご神体,きっと中にいるであろう神主が静かに海へ入っていく様子は
言葉にできない,何ともいえない感動を覚えました。
祭りという非日常は,どういう形であってもそこにいる人に何か意味あるものを残してくれるんでしょう。
形式やしきたりではなく,本当に大切にしたいものは何か。
なにを伝えていくか。
時代が変われば,伝えていくべきこと,守るべきものも変わっていくわけですから…
次回の安中まつり楽しみにしています!
オリバー家で見学に行けたら良いな~^^
72年に一度、72キロの道のり。
削除なにもかもが凄いですね。
それにしても72年に一度では100最まで生きなければ「前回の祭りは…」と語ることも出来ません。いや、100まで生きても多くの人は1回だけ。
場合によっては一度も経験できない人もいますね。
オリバーママがもし次に見るとしたらお幾つになってしまうのでしょうか。(汗)
土日開催ですので、是非、次回はお越し下さい。
くりまんじゅう様 こんばんわ
返信削除あんなか秋祭り・・・お疲れ様でした。
お祭り・・・不思議な巡り合わせ?
昭和29年の時、年の離れた上の姉、復活した45年の時は私が『お祭り』デビュー(笑)。
29年当時、2歳の姉・・・父に抱っこされた法被・はちまき姿の姉の写真があります。
その姉も今夏、還暦を迎えました。80を過ぎた実父も、今年も元気にお祭りに参加させていただきました(本部)
お祭りがうれしいのか、正午からだと言うのに2日目、9時頃から法被着て「まだ集まっちゃあいないやと」本部へ行ったり来たりしていました。元気で次回も参加できるかなぁ・・・
私の勤務先の社長のお孫様(2歳)は(市役所付近在住)市役所での打ち合い最後まで見ていて、両親が「まいったぁ~、この分だと将来、お囃子にかり出される・・・(苦笑い)」そう言えば従弟の子供も5歳の時(現在高校2年)「(お祭り最後までいるんだぁ~)」と言ってましたっけ
いつまでも続けてほしいですね。
奇跡のmyさん、こんにちは。
削除お祭りの時はぶ~こがお世話になりました。
また、先日はわざわざ写真とお菓子をお届け頂き、ありがとうございました。
ぶ~こもよろしくと言っておりました。
お祭りにはほんと皆さん、色々な思い出があるものですね。
今後ともあんなか祭りがよりよい形で続けられていくことを期待しています。
どきゅめんと☆ザ.安中まつり!!
返信削除楽しめました。
見に行けそうに無いのだけが残念です。
ありがとうございます。
削除次はまた二年後!
といってもすぐに二年くらい経っちゃうんですよね。
なんたってこのブログで紹介するのも3回目だっていうのですから驚きです。