劇的変化！

　季節も夏から秋へと移り、気温も涼しくなってきたので、調子も多少上向くかと思いましたが、その思いとは裏腹に日に日に逆に調子が悪くなってきます。
　あっ、モチのロンでぽんこつ「ぷじょ～くん」のことです。^^;

　目に見えた故障とかトラブルっていうのではないのですが、乗っていて「ホントにこの車、大丈夫か？」と不安になるような走り具合。
　特にトランスミッションが明らかに変です。
　まずはシフトレバーをＤレンジに入れると「ドン」とショックがやってくる。
　で、走り出すと一速から二速の切り替わりがギクシャクしていて（特に低速時は酷いです）、ギッタンバッコン、つんのめったり、蹴飛ばされたりされるような挙動をします。
　さらにアクセル踏み込んでも、低いギアでホールドしたまま、なかなかシフトアップしないのです。
　まぁ、プジョー搭載のＡＬ４型ミッションは世間でも出来の悪いことで有名であり、購入当初から「なんだ、こりゃ！」と感じていましたが、最近、とみにその酷さが顕著になってきました。

　ひょっとしてこれって「ATF」が悪いんじゃないか？
　「ATF」っていうのは「オートマチックトランスミッションフルード(Automatic Transmission Fluid)」の略。要するにトランスミッションオイルです。
　プジョーのマニュアル見ると何故か「ＡＴＦに関しては無交換を推奨」と記してあるだけど、国産車だって10キロごとに変えた方がいいのだし、ネットで情報集めると「AL4のATFを変えたら劇的に変わった！」なんてお話もちらほらと書いてある。
　いや、中には水溜り大国「日本」でイタフラ車乗るのなら、２万キロ程度ごとにATFの交換は必須。冠水地でも走ろうものならATFに水が混入してトランスミッションがお釈迦になる！とまで書いてあるサイトもありました。

　ものは試し！じゃあ、変えてみましょう。
　とはいえ、エンジンオイルと違って素人がちょこっと交換したり継ぎ足し出来るものでもありません。
　ということで、今回もまた毎度お世話になっているメンテ工場に伺ってATF交換してもらうことにいたしました。
　予め電話で予約を入れていたので交換時間は約40分。

　すぐ近くの大型チェーンのパチンコ屋さんの無料休憩コーナーで・・・

　これ読んで時間を潰しました。（汗）
　お茶一本買っただけで、金使わずにすみません。＞P屋さん^^;
　Pはもうやめたんです。

　戻ってくると既に交換完了、出庫準備OKって感じで待っていました。
　乗り始めてから約4000キロ。購入時にどんなエンジンオイルを入れられていたのか分からなかったので、ついでにエンジンオイルも交換してもらいました。

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　どちらのオイルも凄まじく汚れていたそうです。（汗）
　でも、ATFはいっぺんに総量交換出来ないらしく、「5000キロ走ったらもう一度交換に来てください！」と言われました。その後は2年おきくらいでいいそうです。（しかし、金喰う車だ！^^;）

　で、ATFを交換したぷじょ～くんですが、驚くべき劇的変化をしてました。（汗）
　変速ショックはなくなってるし、アクセルレスポンスは鋭くなっているし、なにより滑らかに気持ちよくシフトアップされていき、街中での走りでもスムースにトップギアに入るのです。
　滑るような走りで、燃費も２、3割上がるんじゃないかな！って感じです。
　いや、明らかに別の車になってしまいました。

　とはいえ、油断大敵、まったくもって気を許しちゃいけない車なのですが・・・^^;

　しかし、誠にもって手間と金の掛かる車ではありますが、こんだけ見事に変わってくれると逆に「手間と金を掛けた甲斐がある」って思えるので不思議です。^^;
　国産車だと何を変えても、その変化が殆ど感じられないので、むしろ「ぼったくられた」感じがしちゃいますから・・・^^;

　ということでAL4ミッションでお嘆きな方は一度ATFの交換をお薦めします。
　僅かに費用で劇的に好転するかもしれません。（しないかもしれないので、責任はもてませんが…^^;）

　うっ、『ルノーサンク』懐かしい！
　２５年前にこれ乗ってました。^^;

　＜ Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G ＞