お祭りのお囃子の指導をしている弟が先日来より「よわった~、困った~」と溜息をついています。
で、いったい何に「よわっているのか」「困っているのか」を尋ねてみると「今年の子供たち、上手すぎなんだよ」とのこと。
例年、なかなか上達しないことに思いを巡らせていることに比べれば何たる贅沢なことと思い、詳しく話を聞いてみると、「な~るほど」と思わされました。
山車に乗って叩く太鼓は四人です。
なので、まずは最初に式典などで大勢の観客を前にして叩くエースチームが編成されます。
ところが、今年の六年生は七名いるそうなのですが、この七名の技量が甲乙がまったく付けられないのだというのです。
いつもは四人レベルが揃うことの方が稀であり、一人、二人、技量が落ちる子供をそこに無理やり入れて編成するというのが常なのだそうですが、今年はまったく横一線なのだそうです。
なので、お囃子の先生方の選考会議でも子供たちに優劣がつけられず、選抜が出来ないとのことなのだそうです。
確かに、ハレの舞台で太鼓を叩くことを夢見て夏休み前から連日、一層懸命練習をしていた子供たちです。
お祭りは二年に一度。次はもうないのです。
子供たちの気持ちを考えれば全員、選抜チームに選び、ハレの舞台で叩かせてあげたいと思うのも無理もないことです。
そして、今、お囃子を教えている先生たちも自分たちが子供の頃、選ばれた、選ばれなかったという思いをずっと持ちつづけているのだそうです。
くりまんじゅうも今から40年程前、同じ経験をしているので実感として分かります。
実際、子供たち自身、自分の技量が人に比べてどうであるか、そのことは充分に認識しています。
自分より上手いと思う人が選ばれるのであれば、理解もし納得もします。
けれど、その差が見えない中で方や選ばれる子供と選ばれない子供が現実として区分けされるとしたら…
なるほど、難しい問題です。^^;
「親御さん呼んでちゃんと話をして、最終的には公開抽選会にするしかないのかなぁ…」
お祭りまであと10日。弟の悩みは尚も続いています。
< Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR70-300mm F4.5-5.6G >
で、いったい何に「よわっているのか」「困っているのか」を尋ねてみると「今年の子供たち、上手すぎなんだよ」とのこと。
例年、なかなか上達しないことに思いを巡らせていることに比べれば何たる贅沢なことと思い、詳しく話を聞いてみると、「な~るほど」と思わされました。
山車に乗って叩く太鼓は四人です。
なので、まずは最初に式典などで大勢の観客を前にして叩くエースチームが編成されます。
ところが、今年の六年生は七名いるそうなのですが、この七名の技量が甲乙がまったく付けられないのだというのです。
いつもは四人レベルが揃うことの方が稀であり、一人、二人、技量が落ちる子供をそこに無理やり入れて編成するというのが常なのだそうですが、今年はまったく横一線なのだそうです。
なので、お囃子の先生方の選考会議でも子供たちに優劣がつけられず、選抜が出来ないとのことなのだそうです。
確かに、ハレの舞台で太鼓を叩くことを夢見て夏休み前から連日、一層懸命練習をしていた子供たちです。
お祭りは二年に一度。次はもうないのです。
子供たちの気持ちを考えれば全員、選抜チームに選び、ハレの舞台で叩かせてあげたいと思うのも無理もないことです。
そして、今、お囃子を教えている先生たちも自分たちが子供の頃、選ばれた、選ばれなかったという思いをずっと持ちつづけているのだそうです。
くりまんじゅうも今から40年程前、同じ経験をしているので実感として分かります。
実際、子供たち自身、自分の技量が人に比べてどうであるか、そのことは充分に認識しています。
自分より上手いと思う人が選ばれるのであれば、理解もし納得もします。
けれど、その差が見えない中で方や選ばれる子供と選ばれない子供が現実として区分けされるとしたら…
なるほど、難しい問題です。^^;
「親御さん呼んでちゃんと話をして、最終的には公開抽選会にするしかないのかなぁ…」
お祭りまであと10日。弟の悩みは尚も続いています。
< Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR70-300mm F4.5-5.6G >
こんにちは。オリバーママです。
返信削除誰かを選び,誰かを落とさねばならない辛さ,お察しいたします。
ママも職業柄,このような事は実によくあることで…
特に進学が絡むことだと,会議は夜中までかかります。
学校行事に関することは,“誰がやるか”で学級が空中分解することも。
でも,こういった状況が,人や組織を強くするものなのだと思います。
合唱コンクールや体育祭,修学旅行等々,騒ぎがある度に泣いて喧嘩して…そして団結が深まる。
大人が思うより,子どもの心は力強いものです。
なので,どうしたらいいだろう?と良く生徒に相談を持ちかけ,力を貸してもらいました。
あぁ…なんだか生徒のいる場所に帰りたいです…。
話がそれましたが,円満解決をお祈りいたしております。
オリバーママさん、こんにちわ。
削除そうか、学校なんてまさにこんなことの連続ですね。
実際、タイムなどの数字で優劣がつくものじゃないだけに難しい。
太鼓の叩き方など、選ぶ側の好き嫌いもあるだろうし・・・
でも昨夜、弟に聞いたら「どうにか決まった!」と言っていました。
どのように決めたのか、詳しくは聞きませんでしたが、なんだか従来の選抜方法とは違う形にしたような言い方をしてました。
まっ、どのような形であれ、決まったのであればよかったです。
真剣な顔の子ども達、いい目をしていますね。
返信削除2年に一度という事になると、出来ない年の6年生もあるという事ですか。
祭の近い街がいい雰囲気で撮られています、いつもですが長い球をうまく使いますね〜。
安中の伝馬町に行けば祭は見れますか?(笑
Kenさんこんにちわは。
削除傍らで見ていても、一生懸命さが伝わってきます。
仰るように目が真剣。
しかし、太鼓は難しいです。
笛であれば笛と顔がすぐ近くにあるので画がつくりやすいのですが、太鼓は顔とハチが離れていてしかもなかなか顔まで上がらない。で、上がったタイミングも高速で一瞬。^^;
オリンピックなどでメダリストがメダルを齧るのは「カメラマンからの要望」ということですが(顔とメダルを同時にアップで撮れる)、すごく分かる気がします。(笑)
>安中の伝馬町に行けば祭は見れますか?(笑
時間によると思います。
基本的には旧中仙道、約1.8キロを各地区の山車が連なって運行しますので、市内のどこかで必ず遭遇するとは思いますが、日曜日の午後、市役所周辺が一番間違いないのではないかと思います。(山車が一同に集まり太鼓を叩きあうのは群馬銀行銀安中支店駐車場:14:50~ と市役所17:00~です。)
ちなみに土曜日は各地区、自分の地域でこじんまりやってます。^^;