西野平 1

　最近、休日散歩というとここ、西野平です。別名西野牧ともいいます。

　３月１７日の日曜日、この日もチャップとぶ～こと共にこの広い台地へお散歩にやってきました。

　この日は実によく歩きました。
　ほぼ、端から端までぐるりと一巡り。

　後半､チャップは「もう、歩きたくないもんね！」という感じで座り込みましたが、「もう少しだ！ほれ行け！やれ行け！もっと行け！」と尻叩きながら歩ませました。（汗）

　さて、先日､群馬に関するある本で読んだのですが､ここ横野平はかつて「牧場」だったそうです。
　その名が残って別名「西野牧」

　で、「かつて」というのがどのくらい前かと言うと…

　実は平安時代の少し前までだそうです。（汗）
　うーん、約1200年位前。
　しかし、現代人にとっては、遠い昔ですが、人類という括りの歴史の中では最近なのかもしれません。

　牧場と言っても「牛」ではなく「馬」を放牧していたそうです。
　偶然かもしれませんが、「馬が群れる」で群馬県であったりもします。

　しかし、当時、ちゃんとした柵で区切って飼っていた訳ではなく、ほぼ放し飼いの状態。

　この馬たちが近隣の平地の農作地を荒らす為に牧場は閉鎖されたそうです。

　そして、追いやられた先が現在でも「牧」の字が付いているような山深い場所。

　南牧村なんてのはまさにその典型的な場所だそうです。

　実際､藤岡市から長野県佐久市にかけての広大なエリアは、古代の大牧場地帯であったとも考えられるそうです。

　ということで「1200年以上前はこの地に馬が走り回っていたのか…」な～んてことを考えながらお散歩をすると余計に感慨深いものを感じました。まさにロマンや！（汗）

　とりあえず、続きます…^^;

　＜ Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G ＞