侍マラソン

　今年もこの時期がやってきました。

　そう仮装しないと逆に目立ってしまうと噂される「侍マラソン」安政遠足です。（笑）
　ふざけた格好で走るのに、スタートからゴールまでの標高差は1000ｍ以上という全国でも屈指の過酷なコース。（峠コース）
　しかも、最後の１０キロ弱は無舗装どころか岩がごろごろころがっているようなすごい道、むか～し、むかしの中仙道碓氷峠。
　
　歴史は古く、安中藩第１５代藩主、板倉勝明が、藩士を鍛えるため「御遠足」と呼ばれる侍マラソンを開催したことが始まり･･･
　とはいっても、実際はその藩主の突然の死去で開催は１回きりで、これ幸いとばかりに、やめちゃったというのだから、藩士たちには不評な大会だったのでしょう。（笑）
　時は過ぎて･･･今から３５年ほど前、そんな資料が見つかって昭和の時代に復活したのがこの「侍マラソン」です。

　と、まあ、そんなことはともかくとして･･･
　こんな人たちが、2000人ほど走ります。（笑）

　しょっぱなですが、お約束の写真です。＞Ｋ代さま

　もちろん、先頭の100人くらいは短パンランニングの本格的なランナーです。
　でも、今年は道に行ったら既に半分くらいの人は通り過ぎておりました。^^;

　映画でヤッターマンが流行ったせいか「ドロンジョ」様が何人もいました。

　兜の「変」の文字が実にいいです。（笑）

　「あっ、あれ撮っておいて！」とぶ～こにリクエストされてカメラを向けましたが、間に合わすに通り過ぎてしまった「母の日」コスプレの方。
　前に印象的な言葉が書かれていたのですが･･･なんて書かれていたか忘れちゃいました。^^;

　どくろべぇの真似でしょうか･･･いい表情しております。

　達磨にママの文字･･･意味がまったく分かりません。^^;

　このマラソン大会が始まった頃はこういう武士の衣装の人が大半だったのに、いつの間にか「欽ちゃんの仮装大賞」みたいになってしまったのはなぜでしょう。

　あっ、ママ達磨の隣にいた「こども」達磨です。
　ちゃんと園帽被っているところが芸が細かいです。あっ、顔も達磨メイクをしているんですね。

　実際、皆さん、芸が細かいのです。
　この方はどうだったか分かりませんが、ラジカセから「ヒィヒーン」とか音を流しながら走っていたりします。バイクコスプレの方はエンジン音轟かせていたし･･･

　けしてコスプレマニアじゃない人たちが、この日馬鹿り＾＾；はと、全国から集まって走ってます。実際、皆さん、物凄く楽しそうです。

　ピンクのバニーに「Ｒ」の文字って誰の真似？

　お腹に垂れ下がったタスキの文字･･･
　見ると「罰ゲ」とありますが、この人、罰ゲームで参加させられているのでしょうか。
　それが事実なら、実にナイスな罰ゲームです。

　ここにもいました「ドロンジョ」様（笑）
　でも、基本的にドロンジョコスプレの方って小太りの方が多いのはなぜ？^^;

　シンプルに「麺」。ラーメン屋さんかうどん屋さんでしょうか･･･

　また「ドロンジョ様」お一人様発見。

　猫ひろしも普通参加枠で走ってたみたいですが、分かりませんでした。
　峠コースで熊の神社まで走ったそうで立派です。
　http://blog.oricon.co.jp/neko_hiroshi/

　この方がブラジルの方かどうかは分かりませんが、外国人の方も沢山走っておりました。

　この日、群馬は３０度を越える今年初めての真夏日。
　その中で、この着ぐるみではきついでしょうねぇ･･･死ぬぞ。（笑）

　この通り、旧道はランナーたちで埋め尽くされます。

　足取り重い筋肉マン（笑）

　ランナーが来なくなり道を横断できました。

　で、この方が最終ランナーでした。
　当たり前です。いくらなんでも一本下駄は無茶です無謀です。（笑）
　声掛けても、必死すぎて無反応で走ってました。

　最後尾をパトカーと本部の連絡車両が走ります。

　「よし、終わりだ！」と、思ったら･･･

　一分遅れでやってきた方が･･･
　多分、トイレ行っててスタート間に合わなかったんですね。多分（笑）

　ということで、予告通りダメダメ写真ばっかりの早足掲載でしたが、今年の「侍マラソン」レポ、これにて終了でございます。
　出走者の方々、沿道の応援する方々、ご苦労様でした。(^^)v

　来年はちゃんとテーマを決めて撮ろう。^^;