ニシザワさんがやってきた 3

　（ニシザワさんがやってきた 2からの続きです…）

　ニシザワさんとともに続いて向った先は妙義山でした。
　１１月２３日。既に山の紅葉は概ね終焉を迎えた群馬県ですが、ピークでも標高1100ｍ強の妙義山はぎりぎりセーフ（の場所もあり）ではないかと期待して、ニシザワさんのリクエストもあって次の目的地と相成りました。

　まずは道の駅へ入りました。ニシザワさんがお土産の物色をする為です。
　ちょうどこれからが旬の下仁田ネギなど地元の農作物が売られていましたが､電車で帰宅するニシザワさんには不向きです。^^;
　で、結局スルー（笑）

　ふるさと美術館の駐車場から見た妙義山です。定番の構図です。
　しかし、この辺りからついに雨が落ち始めてきました。
　レンズに雨粒が当り撮り難いったらありゃしません。^^;

　　そこから、約８キロ弱の山岳道路を走り、裏妙義へと向いました。

　妙義山は日本三大奇勝にも選ばれる岩山。
　標高はそれほど高くないけれど、初心者が軽い気持ちで山へ入り､毎年多くの遭難者が出ている山なんですよ。遭難死者数も魔の山谷川岳などより多い県内NO1！

　な～んて、お話をニシザワさんにしている傍からマジに遭難救助のへりがやってきました。^^;

　実際､特に雨の降っているような日は足場も悪く、鎖も濡れて滑るので滑落事故が多いのです。

　雨が強くなってきましたが、折角なので中之嶽神社の駐車場に車を駐めて、軽く参拝など。
　ニシザワさんに傘をお渡しして、くりまんじゅうはコートのフードを被って出撃しました。（笑）

　傘をさしながらさりげなく撮影するニシザワさん、実に器用です。
　くりまんじゅうには絶対出来ない技です。^^;

　中乃嶽神社の大黒様です。
　写真では分かり難いですが､もの凄く巨体です。高さは２０mほどあり、日本一のサイズだそうです。
　建造当初はまさに金ぴかでしたが、経年劣化でしょうか､色がかなり鈍くなってきました。でも、その方がいいかもしれません。まっ金金はやはり下品すぎです。^^;

　社殿へ続く急階段脇の巨大な杉の木を見ながら、これって毎年枝打ちしているのかなぁと思う。（笑）

　「ニシザワさんに階段登ってみますか？」とお尋ねすると「上がると何が見えますか？」と尋ねられたので「晴れていれば見晴らしが効きますが､今日は多分何も見えないと思います」とお応えした結果､「では、やめましょう」という結論になりました。

　いや、正解です。（笑）

　境内ではまさに自由散策という形でニシザワさんとは別行動でした。
　ちなみにニシザワさんのお写真はこんな感じです。
　http://blog.livedoor.jp/ysk_nishizawa/archives/51753585.html

　さらに雨はかなりの本降りになってきてしまいこの辺りでくりまんじゅうの撮影気分はどん底。

　まっ、別にカメラが濡れようとそれほど気にするタイプではないのですが､とりあえず、首からストラップで下げたカメラをコートの中に入れながらの移動となりました。^^;

　足元が悪いので階段上がる方は何卒お気をつけ下さい。
　転落したらかなりの確率で天に召されます。^^;

　　さて、濡れ鼠なる前にそろそろ駐車場へと参りましょう。^^;

　駐車場では先ほどの遭難救助の関係なのかパトカーや救急車が停まっておりました。
　大事になっていなければいいのですが、詳細は不明です。

　続く…

　＜ Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G ＞