2008-05-06

動物の数え方

 最近、TVを見ているといわゆる「常識」や「薀蓄」を問うような「クイズ番組」が多い気がします。(というか、くりまじゅうが比較的好んでそういう番組を見ているのかもしれませんけど…)

 先日、ある番組を見ていて思わず「へぇ…それは知らなかった…」という問題がありました。
 出題の詳細は忘れてしまったのですが、それは「動物の数え方」のクイズでした。
 犬は「匹」。象は「頭」。鳥は「羽」。
 では、哺乳類であっても「羽」と数える動物は…?

 それはすぐわかりました。答えは「」です。

 けれど、それからのお話が「なるほど~」でした。
 ウサギを「羽」と数える理由。『日本書紀』によると時代は「飛鳥時代」にまで遡るそうです。
 西暦675年、天武天皇が4月1日~9月30日まで稚魚の保護と五畜(ウシ・ウマ・イヌ・ニホンザル・ニワトリ)を食べることが禁じる肉食禁止令を出したそうです。
 それを切っ掛けに、それ以降、日本では獣肉を食してはならないという禁令が世に広まっていくのですが、当時、ウサギは貴重な動物性タンパク質でしたので、耳を羽に見立てて「鳥」として扱うことでこれを回避した…というのがまず最初のお話でした。

 まあ、この話はありがちです。想像の範疇です。けれど、さらに続いた話は思わず「へぇ」でした。


 だから、ウサギという名前は鳥の「鵜」と「鷺」をくっ付けてその名前としたというのです。(勿論、由来には諸説あるそうですが…)






 ウ…ウサギ…って「鵜」と「鷺」だったのか…

 そう言われれば、色は白くて「鷺」のようだし、形はまるまるした「鵜」に似ています。

 ということで、またひとつ、お勉強になってしまいました。

 ちなみに、匹と頭の使い分けでが、原則的には「匹」は人間が両手で抱えられるサイズまでの大きさの動物。それ以上になると「頭」なのだそうです。(感覚的には分かってましたが、基準は知りませんでした…)
 例外的にはマウスなどは小さくても実験動物として「頭」と数えられ、警察犬・盲導犬・救助犬などの特殊訓練を受けた動物も「頭」になるそうです。(犬であってもセントバーナードのような超大型犬はやはり「頭」だそうです。)

2 件のコメント:

  1. おっぎ~の家でも、よくクイズ番組はみます
    みんなで、答えを発してます!(^^)!
    6人もいるので、好きなこと言ってますよ!
    普段は、ぼ~~~~~っとしている、義母も
    突然答えを言うので、びっくりですが(@_@)
    まあ、まだボケてないと安心(?)してますです、、、、。(T_T)

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  2. テレビのクイズなどで、面白い問題や内容があった是非、ご紹介ください。

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