2月最後の朝は「霧」でした。
朝6時、目がさめて居間に移ってカーテンを開けて外を見ると「真っ白」でした。いや、その時間はまだお日様も昇ってないんで「真っ灰」という方が正しいか。そんな言葉はないけれど…(^^;
群馬長野県境の碓氷峠や赤城高原あたりは「霧」が名物みたいなもので、高速道路も年中といっていいくらいに通行止めになるほどですが、くりまんじゅうの住む安中あたりは霧はとっても珍しいです。
靄(もや)程度はあっても霧となると年に数回あるかないか…
雪が降るより珍しいかもしれません。
目がさめた時、今朝はなんとなく朝の散歩をする気にならなかったのですが、霧となれば仕方ありません。(笑)
とりあえずコーヒーを2杯おかわりして…時計の針が7時を指したので「ちょっと軽く一回りしてくるね」とぶ~ことチャップに告げて出かけました。
雪もそうですが、霧というのも普段のよく見る景色をなんともドラマチックに変えますね。ついシャッターを押す回数が多くなってしまいます。同じ色合いの同じような絵ばっかりになってしまうけど・・・^^;
demo、辺りを眺めながら「かっちょいい!」と思わず呟いてしまったほどです。
あぁ、思わず呟いたと言えば、霧の中を歩きながら無意識のままずっと口ずさんでいる歌もありました。
なんだと思います?
実は「夜霧のハウスマヌカン」(笑)
夜霧じゃなくて朝霧だけど・・・
せっかくだから、フルコーラスで歌ってみます。(笑)
「流行すたりに 命をかけた あさはか女の私でも 青いうなじは 心意気 触れてください 後から…♪
夜霧のハウスマヌカン 刈りあげても 剃りあげても 夜霧のハウスマヌカン 又 毛がはえてくる♪」
「ファッション雑誌 切り抜いて 心だけでも ニューヨーク 表参道 人の波 乗ってみせるワ 玉の輿…♪
夜霧のハウスマヌカン お金もないのに見栄を張る 夜霧のハウスマヌカン 又 昼はシャケ弁当♪」
「今日も お声がかからない オーナー私を嫌いなの なにわ恋する 御堂筋 女ひとりの はしご酒…♪
夜霧のハウスマヌカン 社販で買った 黒のドレス 夜霧のハウスマヌカン 私 来年 三十路ダワ♪」
(作詞:いとうせいこう・李 秀元)
今では見る影もありませんが、くりまんじゅう、若い時DCブランド系のアパレル企業にいっとき勤めてました。生意気に口髭とか生やしちゃったりして^^;…わけも分からず、原宿、青山辺りを闊歩していた時期があります。
まあ、トラッド・アイビーからの流れでDCブランド系の先駆け。ナウいシティボーイの少し後の世代。ポパイ少年、オリーブ少女世代ともいうかもしれない。(笑)
ハウスマヌカン、あっ、今は死語になっている「ハウスマヌカン」まあ、ようするにお店の「売り子」さんです。
研修中は、当然、そんな経験もありました。
くりまんじゅう、この歌、特に二番の歌詞がお気に入りです。(^^;
「夜霧のハウスマヌカン お金もないのに見栄を張る 夜霧のハウスマヌカン 又 昼はシャケ弁当♪」
この辺、実に秀逸です。(笑)
実際、お金もないのに思い切り「見栄」だけは張ってました。
そう、まるでコブラのごとく見栄の鎌首、ぐぐっと持ち上げてました。みんな・・・(笑)
あぁ、なんだか、馬鹿な昔話しているうちに…写真も終わりそうです。
霧もすっかり晴れました。
ということで、結構、歩いちゃった2月最後の朝でした。
霧のかかったお写真、全部好きですが。。。
返信削除下から3枚目の田圃と電車が1位。
何枚目か判らないですが、群馬な欄干が2位です。
3位は群馬な欄干の下、太陽が左上のお写真。
Tokiさん、こんにちは。
返信削除『好き』と言ってくれてありがとう。(笑)
1位に推してくださった「下から3枚目の田圃と電車」の写真、くりまんじゅう的には電車があと少し手前の位置で撮りたかった。(^^;(線路の柱より15インチCRTで1センチくらい前あたり…^^;)
実はこの時、電車が来ていることがまったく分からずにいました。
手前の木にフォーカス当てようとしたら、いきなり電車がやってきて、慌ててシャッター切りました。(霧って音も消すんですね…)
なので、その上の写真とこの写真の間にはもう一枚あるのですが、それは縦位置構図だったので、電車の頭が枠の外に出てしまってます。(^^;
で、慌てて横位置に戻してシャッター押したのが「これ」(^^;
群馬な欄干は目の付け所が素晴らしいです。この1枚だけ見て「群馬」を見破るとは、恐るべし、山口県人。(笑)
お恥ずかしながら「碓氷川」と書かれたこの河川標識、この日、シルエットで見るまで「群馬」の形をしているなど、まったく気がつきませんでした。
「あぁ、これって『鶴舞う形の群馬県』してたのねぇ…」と…霧で初めて知った始末。普段、見ているようでまったく見ていない証拠。(^^;
それだけをアップでも撮りましたが、面白くないので、さりげなく入ってる写真を掲載したのですが…さすがです。m(_ _)m
3位は…くりまん的には実はこれが一番好きです。
縦構図と横構図、2枚撮って、広がりよりもお日様が入ってる奥行きの縦を選びました。
ちなみに2位は同じです。(^^)v
オッ、電車の写真がいい、とー
返信削除もう先客さんがいました。いいと思うのはみんな同じなんでしょうね。
色はセピア調に仕上げているのでしょうか。
kenさん、こんにちわ。
返信削除色調は特に何も変えていません。
実はこの日の1枚目、WBが前日夜のまま「電球設定」になっていてもの凄い色になりました。
最近、WBに悩むくりまんじゅうは、一応「晴天」「曇天」「日陰」と試し撮りして、どれもいまいちだったので、結局「オート」(^^;
なので全編そのまま「オート」の撮りっぱなしです。
霧の写真いいです。
返信削除1枚目と線路の写真が一押しかな
霧でもちゃんと撮れちゃうんだから
すごいですね
千絵さん、こんにちわ。
返信削除霧の写真で難しいのはなかなか「霧に出合えない事」(^^;
これにつきると思います。撮り様がないし…
実際、この辺りだと年に数回しかないです。夜霧はあっても朝霧は特に少ない。
撮影的に気をつける点は「露出補正」でしょうか。
朝早く暗いうちは「マイナス補正」…徐々に明るくなって「補正なし」…さらに明るくなると「プラス補正」が必要になっていきます。
後は、撮るだけ。
霧が出ているとどこにカメラを向けても絵になりますから…(^^;
ぢゃ、あまのじゃくな私は、オレンジのヤッケのおじさんのがいちばん好きと書いておきましょう。
返信削除全体に良い雰囲気です。
うちのあたりは、冬に海に濃霧が出ます。
明石-淡路汽船は、強風か濃霧で(すぐ)止まります。
昔、まだ高校生だった頃。淡路から来ていた生徒は職員室からの放送でさっさと早退をするのでした。
理由は船が欠航になって帰れなくなるから。
ちょっとうらやましかった(笑)
はりーさん、こんにちわ。
返信削除橙色のヤッケのおじさん、少し足が不自由のようで、ステッキ片手に霧の散歩をしてました。
年代は60代後半から70代前半くらいにお見受けしましたが、霧の中に消えていく姿がとても印象的でした。
波止場の霧っていうのはいいですね。
今度、撮ってきてください。
明石海峡に霧がでると、行き交う船が汽笛を鳴らします。
返信削除自宅にいても汽笛の音は聞こえますので「あぁ、霧なんだなぁ」と思う夜がしばしばあります。
昼間はあんまり聞こえないのですけどね。
やはり夜は音が良く響くのでしょう(暖まった地面から立ち上る熱気で、音が遠くまで聞こえるのだと思います)
冬の暖かい夜は汽笛が良く聞こえていますよ。
な~るほど、考えたこともなかったですが、汽笛ってそういう意味もあるんですね。
返信削除裕ちゃんの世界だ。
「夜霧よ♪今夜も♪ありがとおぉ~♪」
今度、撮ってきてください。(再び)
だからぁ
返信削除暗に、夜に気がつくから、なかなか撮れないと書いているのに(笑)
私も撮りたいです>『霧の明石海峡』
おぉ、タイトルはすぐ思いついた!
>暗に、夜に気がつくから、なかなか撮れないと書いているのに(笑)
返信削除すみません。m(_ _)m
でも、今度、撮ってきてください。(三たび^^;)