手作りウスターソース

　先日の日曜日(3/8)、一日中、暇だったので自家製「ウスターソース」を作ってみた。手作りのウスターソースである。
　醤油の手作りは素人には無理だが、ソースは出来る。勿論、そこそこ時間は掛るが、作り方はいたって簡単。折角だから、ご紹介しよう。（笑）

　まずは、必要なものを近所のスーパーへ買いだしに行く。もちろん、家にあればそれを使うに限る。全部買うと結構な金額になるから･･･(^^;

　とりあえず、分量を書いておく。

　・リンゴ　１個（大）
　・トマト　３個（中）
　・たまねぎ　1個（中）
　・にんじん　1本（中）
　・セロリ　1本（中）
　・ニンニク　半個（中）
　・ショウガ　半分（中）
　・干しシイタケ　5、6枚（中）
　・昆布　1枚（20cm大）

　あっ、上記はウースターソース「1リットル」の分量。くりまんじゅうはその倍くらい作る予定なので、材料もその倍。（笑）

　で、香辛料はこんな感じ。

　・月桂樹　3枚
　・赤唐辛子　3本
　・シナモンスティック　3本
　・黒コショウ（粗挽き）　大さじ2
　・つぶコショウ　大さじ2
　・ナツメグ　大さじ１
　・クローブ　大さじ１
　・タイム　大さじ１
　・セージ　大さぎ１

　まずは買ってきた材料の下準備。
　リンゴ、トマト、ニンジンはスライスカット。他の材料はみじん切り。シイタケは軸を取る。
　水は出来上がり1リットルの分量なら3リットル。くどいようですが、くりまんじゅうは２リットル作る予定なので、倍の6リットル。
　それを鍋にすべて入れて火にかける。

　このまま、約2時間、中火で煮込む。

　その間、特にやることもない。テレビを見るもよし、本を読むのもよし。ただ、火を掛けたままなので外出はダメ。火事になっても責任は取れない･･･（笑）
　あっ、時々、灰汁（あく）をオタマで掬ってやることも忘れずに…

　2時間後、全体の分量が２／３程度になったら、香辛料を加えて、さらに１時間ほど煮込む。これも弱火から中火。
　あっ、この時点で、まず間違いなく家中がウスターソースの匂いで充満します。まるで焼きそば屋さんのように･･･(^^;

　さて、煮込みあがったら、ミキサーに入れる。少しずつ少しずつ…慌てずに慌てずに…

　それを鍋にザルを載せて布巾を敷いてこす。

　こすのに２時間程度は掛る。慌てずにゆっくり待つ。そのまま朝までこしてもいい。

　鍋に入ったこしとったスープを中火にかけ、煮立ったところに「醤油」「砂糖」「塩」を加える。
　分量は醤油が200ml、砂糖が200ｇ、塩が100ｇ程度。（完成1Lの場合）
　そのまま10分ほど弱火で煮込み、火を止め冷めるまで放置。

　そして、冷めたら「酢」を150ｃｃほど入れて軽くかき回せば「完了」。

　これで「手作りウスターソース」が完成である。(^^)

　自分で作っておいて言うのもなんですが、「旨い」です。
　どのくらい旨いかというと、そのまま御飯に掛けて食べてもうまい。飲んでも旨い。勿論、塩辛いけど･･･（笑）
　もっとも2リットルのウスターソースを作るのに材料費だけで約「4000円」、手間もたっぷり６、７時間くらいは掛るのだから、不味かったら暴動になるってもの。(^^;

　揚げ物、ソースやきそばは勿論のこと、目玉焼き、サラダ、意外なものでは卵かけ御飯や脂の乗ったブリやかつおなど刺身なんかにも合う。

　100円ショップで容器を買ってきて入れておく。あっ、保存料ゼロなので要冷蔵。

　ちなみにこしとって残った野菜カスは絶対に捨てちゃあダメです。是非ともこれはカレーに入れてください。

　そのまま入れてもOKですが、鍋（フライパン）に火を掛け、カレー粉、ターメリック、クミン、ガラムマサラなどを加えてよく練り合わせてから、これを冷凍すれば、これ自体がカレールーになります。

　ハウスバーモンドカレーだろうとジャワカレーだろうと、少し加えるだけでホテルで食べる高級なお味に大変身です。マジ！

是非、お試しあれ！（笑）