(佐久へ(神津牧場)からの続きです…)
ソフトクリームに後ろ髪を引かれつつも、激混みの神津牧場を後にして、佐久へ向かうことにしました。
いつもであれば、山を下ってもう一度R254に戻り、内山峠を越えて佐久へと進むのですが、この日は、神津牧場からUターンして、ふと見た県道の標識に書かれた文字が眼にとまりました。「下仁田浅科線」とあります。
浅科というのは佐久の先、平成の大合併で現在は佐久市の一部ですが、以前は長野県北佐久郡「浅科村」、そうシロの生まれ故郷の「浅科」です。
浅科というとシロと共に思い出すのがこのお話(^^;
http://yume-no-nakade.blogspot.com/2007/11/blog-post_16.html
(ついでに、浅科という地名、正確なとことは分かりませんが、想像するに、浅間山と蓼科山の間にあるから浅科なんでしょうね…)
下仁田浅科線ということはそのまま道が旧浅科村まで繋がっているということです。まあ、そりゃ当然です。
西上州から東信濃の山道はほぼ隈なく制覇したつもりでいましたが、知りませんでした。しかも、まったく。なんたる迂闊。まだまだです。^^;
ということで、R254へ戻らずに、この日は、県道「下仁田浅科線」で佐久へ向かうことにしたのです。
神津牧場からだと「妙義荒船スーパー林道」方向へ進みます。そして、少しして左折して、佐久方面へ下りる形です。
これが、結構、いい道です。というか、二車線で道幅も広くごく普通の道じゃないですか。途中、無舗装路になるかと思っていただけに拍子抜けです。
けれど、対向車は全然ありません。要するに誰も知らない誰もあまり通らない道なんです。(^^;
しばらくすると道端に「花形満」がいました。(笑)
しかも、「白」花形と「茶」満がいました。
出来ることなら、傍に「待ってたぞ、星君!」とでも書いた看板を立てておいて欲しいです。(笑)ついでに、鉄のバットと鉄球も書いておいて欲しい。
それにしても「花形満」…どうして、中学生の時からツーシーターのオープンカーに乗れていたんだろう。無免許で運転していたのかな?謎です。(^^;
車道との境には細いロープで仕切っているだけ、しかも、たっぷり弛んでいるし…車道へでることなどないのかもしれませんが、危なくないのでしょうか…^^;
「なんか、下が牧場みたいだよ」
くりまんじゅうが助手席に座ったままのぶ~こにそう言うと…「急げ!くりまん!」と指でゴーゴーしてました。^^;
で、少し走った先にあったのがここ!「スエトシ牧場」です。
「おぉ、馬がいる!」
お馬さんを発見するなり、車を路肩に停めて突撃です。
実はこの写真、車道から撮ったものです。そうなんです。仕切りもなく車道脇に馬ちゃんたちがいらっしゃるのです。
で、ちょっと土手を上がると馬の親子もいました。
「お馬の親子は仲良しこよし♪」
「いつでも一緒に♪ ぽっくりぽっくり歩く♪」
ぽっくり歩いていたかどうかは分かりませんが、可愛いです。とっても可愛い。実に可愛い…(^^)
いつまで見ていても飽きません。
「へぇ、馬が沢山いるんだ~」
牛や羊やヤギなどを飼う牧場はこの辺にもよくありますが、考えてみると馬は少ないです。しかも、園内に入ると「サラブレット」もおりました。
サラブレット、競走馬!こいつは格好いいです。一目見ただけで「うーん、格好いい!」とつい言葉が漏れてしまいます。
どうですか、端整なこのお姿。
実はここ、「馬の養老院」でもあるそうです。
年老いた馬、怪我をした馬、タイムが遅い馬…サラブレットに生まれても利用価値がなくなれば、様々な理由で処分されているのが現状だそうで、ここではそんな馬を最期まで面倒をみているらしいです。(偉い、やっちゃ!>スエヒロ牧場)
まあ、「養老院」ですので、無料ってわけではなく、餌代、放牧代、調教代、馬の身の回りの世話代などで月間6万円弱ほどかかるそうではありますが、馬主さんやお馬さん好きな方の感覚であれば、まあ、我々庶民の「6000円」でしょう。(^^;(馬主さんはもう一つ「0」が抜けて、600円か!)
しかし見てください。この端正な姿!気品が漂っちゃってますよ。
お前たち、ただもんじゃあねぇなぁ…と思ったら、ここスエヨシ牧場には実は「名馬」もいたりするそうで。
まずはなんといっても「メジロデュレン」。
並みの馬ではありません。1986年その年のダービー馬、ダイナガリバーを抑えて菊花賞を制した馬。そして、更にその翌年(1987)、なんと有馬記念も制しちゃったグランプリ馬です。うーん、あれから22年、もう26歳になるんですね。
(当時のレースが見たい人はこれを見てね!)
http://www.youtube.com/watch?v=miArWizKvMo
そして、地方競馬から身を起こし、ハイセイコー以来の競馬ブームを巻き起こし、その実力でスターダムにのし上がった「オグリキャップ」…だったら、腰抜かしちゃうのですが、その第一子、「オグリワン」。(父親があまりに偉大すぎただけに「一茂」になっちゃったけど^^;そこそこ頑張った馬)
(あぁ、オグリキャップ…そんなに競馬はやらないけれど、第35回有馬記念(1990)、「オグリは終わった」と言われて意地で勝ったあのレース、ラストラン。あのレースだけは今でも忘れられません。
中山競馬場を覆い尽くした17万人の鳴り止まない「オグリコール」は、未だ経験したことのない興奮と感動を感じたものです。17万の一斉コールって凄まじいなんてものではないですよ。本当にスタンドが揺れるのだから…実際、理由もわからず、涙が出てきたものです。昔話^^;)
(当時のレースが見たい人はこれを見てね!^^;)
http://www.youtube.com/watch?v=7mkfsRGW4sk
場内では「乗馬」体験が出来たり、放し飼いの色々な動物たちと触れ合うことが出来ます。
写真は撮り忘れましたが、「ソフトクリーム」も売ってました。勿論、買いました。(笑)
まあ、牛さんの牧場ではないのだし、神津牧場の直売ものと比べちゃうのは少し可哀想ですが、十分水準以上に美味しかったです。(チャップもベロベロしちゃったもんね!^^;)
ソフトクリームを舐めながら、場内をぶらぶらと…
これはまた別のお馬の親子!小さくて可愛いです。
馬の種類とかはまったく無知なのですが、こいつはとにかく足短ぇ~!馬でした。(笑)
昔、「お前、なんで馬なの…」と有名な俳優さんが呟くCMがありましたが、その台詞の意味がすごく分かる気がしました。(なんのCMでしたっけ?お酒だったかな?)
サラブレットなんてそう近くから撮れるものじゃないので、もう1枚。(笑)
チャップが、「そろそろ行こうよ!気球、間に合わなくなるよ」という顔をしているので、車に乗り込み「佐久の気球大会」へと向かいました。 ^^;
まぁ、大会会場に着くまであと2、3のお話もあったのですが、記事にするほどのこともないので、これにて終了です。
この後の続きは「撃沈 佐久バルーンフェスティバル2009 」ということで…ご容赦ください!m(_ _)m
佐久の出身なので楽しく拝見しました。
返信削除馬の親子かわいいですね ~MS~
匿名さん、いやっ、MSさんかな。
削除こんにちは。ようこそ、いらっしゃいました。
コメントありがとうございます。
佐久がご出身ですか。いい街ですよね。佐久。
群馬から行くには、峠越えで昔は遠く感じたものですが、上信越自動車道(や永の新幹線)の開通でとても身近になりました。
実際、この辺りではここ15年くらいで一番発展した街じゃないかと思います。
結構いらっしゃいますよ、買物は「佐久のイオンに行く」っていう西上州人。(笑)
しかし、古い記事にコメントを頂くと、久しぶりに読み返すことが出来るのでいいですね。
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今後とも宜しくお願いします。