2011-07-19

307cc購入記

 普段、ぶ~この乗っているトヨタウインダムは、走行距離は既に190,000キロ弱。そして、この秋が来ると満15年、7回目の車検を向かえることになる。
 とは言え、乗るだけならば特に問題はない。いやっ、走りは極めて快調なので、あと10年、10万キロくらいは軽く乗れそうだ。
 問題は塗装が剥げてきてしまったこと。この15年間、ただの1度のワックスも与えていなかったせいもあり、特に雨風、太陽に晒されるルーフ部分の劣化が激しい。
 いわゆる「禿」である。
 車高の高い車であれば、分からないのだろうが、セダンなのでこれが実によく目立ちます。^^;
 「トモダチならあたりまえ!」ってことで、アデランスに駆け込むことも(笑)、選択肢にないわけではないけれど、さすがにそこまでして禿を隠す年式の車でもない。
 気にしなければ、気にならない。けれど、気にし始めるととことん気になるのが「禿」なるもの。(汗)>ネッ!Aっ子先生^^;
 ぶ~この実家の甥っ子に「なんか、車の屋根が変だよ!」とグサリと指摘されたこともショックだったそうです。


 ということで、禿ウインダムくん、7回目の車検は受けないことに決定してそこからニューカー選びが始まったわけです。

 ただ、ご存知のようなこんな不景気極まるご時世です。
 口先では「日本経済復興の為!」とか強がり言ってはおりますが、現実的には家計も会社も火の車です。
 なので、兎にも角にもまず最初に予算ありき。まさに悲しき現実です!
 敢えて「いくらまで」とは書きませんが(汗)、実際、その予算で買える新車は限られます。
 けれど、元『西上州凶走レディース連合』初代総長で、今もい「走りに命掛けてます。夜露死苦!」であるぶ~こ、半端な車は好みません。(前者は嘘ですが、後者は本当デス^^;)

 『軽はイヤ!エコカーは形が嫌い!』

 でも、んなこと言ったら予算内に収まる車なんてないじゃん!となりました。


 そこでふと思いついたのが「中古車」。
 そうか、中古車があるじゃん!ってな感じで閃きました。(汗)
 実はくりまんじゅう、約半世紀の人生の中で車といえば常に新車、未だ中古車って買ったことないのです。
 これはブルジョアだった!^^;とか何かの主義主張があった!というわけではなく、単に「考えてもいなかった」という感じでしょうか。
 ほんと「普通、中古の「家電」買わんでしょ。」ってのと同じような感覚。
 そう、くりまんじゅうの辞書に「中古」の文字はなかったのです。
 でも、背に腹は変えられない思いで初めて知った中古車の世界。
 「うぉ~!すごい世界があったのね!」と日本テレビ「驚異の世界」でした。(笑)
 新車の世界では人気があろうがなかろうがお値段はご一緒。でも、中古車の世界はそれがモロ違うんですね。
 しかも、かつては人気があったけど、現在は人気薄ってことになると逆に市場に玉が多くなるので需給バランスが更に崩れて安くなる。
 そこに年式等が組み合わされるとまさに寄鳥味鳥。予算内で選べる車が無限増殖しちゃいました。


 うーん、しかし、選択肢が多すぎるというのも、これはこれで逆に困ります。
 で、当初はレガシーのワゴンの方じゃなくて、人気のないセダンとかにしちゃう?とか言ってもいたのですが、考えてみるとぶ~こが普段使いで乗るのだから、利便性や実用性はあまり関係ないことに、ふと気がついたのです。
 人を多く載せる時や荷物搬送にはプラドというくりまん号があるのですしね。


 実はそんなことを考え始めてまさにジャストタイミングでyukiさんが「買っちゃた」んです。(笑)
 軽なのに200万超えちゃう超高級軽自動車『ダイハツ コペン』(汗)
 ツーシーターのオープンカー!


 そっか、そんな選択肢もあるか!
 実はくりまんじゅうが免許を取り、初めて(学生時代)所有した車がオープンカーでした。
 「スズキ ジムニー1000」(笑)
 まっ、オープンカーと言っても無断で家から借用したエアコンも付いていない単に幌付きのオンボロ車。また幌の装着に10分近く掛かる車でしたが、それでも天気のいい日は、真っ赤に日焼けしながら、西湘バイパス走ってました。楽しかった。(汗)
 その思いがあるので「いつかはオープンカー!」と思ってもいたのですが、普通の車に比べてカブリオレってとっても高いし、また年若の人間が乗っていると「嫌味臭」がプンプンするし(汗)、なので、還暦でも過ぎたら!と思ってもおりました。

 でも、yukiさんに触発されて「カブリオレ」が急浮上。
 早速、ネットで調べてみました。
 条件は「予算内」というのは勿論ですが、4シーター(やぱり、まったく荷物の乗らない2シーターや人間の尊厳無視するような2+2は省きました^^;)でソフト(幌)トップじゃないカブリオレ!


 しかし、この条件にあう車は2車種のみ。
 「ルノー メガーヌ カブリオレ」と「プジョー 307CC」でした。
 どちらもおフランスの車です。(汗)
 これまた実は!なのですが、くりまんじゅうは若かりし頃、2台続けてラテンの車に乗ってました。
 フィアット(イタリア)の「ウノ」という車とルノー(フランス)の「サンク」という車。
 どちらも輸入車の楽しさを教えてくれましたが、とにかく壊れてくれました。(笑)
 納車一週間で手動サンルーフが閉まらなくなり、タイミングよく(笑)降ってきた雨でずぶ濡れになったり、運転席側のドアロックが壊れてしばらく助手席から乗り降りしたり(汗)、志賀高原の坂でオーバーヒートして何時間も立ち往生などしたものです。

 けれどあれから四半世紀。
 ラテンの車もワールドワイドなグローバル化に対応しなくちゃ生き残っていけないだろうし、なによりイマドキの車ですから、そうそう壊れるものじゃないだろうと2車種のオーナーさん達のブログ巡りを行いました。

 ははは、しかし、相変わらず壊れまくっているみたいです。(笑)
 というより、「壊れてこそナンボ」みたいなノリ!年寄りの病気自慢のごとく、ラテン車の故障自慢です。
 でも、フランスっていったら今、世間でお馴染みの原発大国、更にエアバスとかジェット機作っている会社があるお国。
 原発やジェット機も軽く壊れちゃうんでしょか?(笑)


 まっ、それでも25年前の車に比べりゃ丈夫でしょう。
 そんな思いで、この2車種にセレクトさせて頂きました。
 で、ぶ~こに訊くとモサッとした印象のルノーメガーヌより、精悍な顔つきのプジョー307CCの方がいいとのこと。
 くりまんじゅう的にはメガーヌのそのノロマそうな佇まい(汗)が逆に悪くない気もするのですが、ぶ~この車ですからぶ~この意見が優先されます。
 実際、メガーヌなんて希少な車、実車を一度も見たことがないけれど、その点、307CCは近所にもあるので安心感もあります。
 (メガーヌカブリオレは藤岡の外車中古ショップに2台置いてあるという情報をネットで見つけて、ちょっくらちょいと観に行きました。どちらも既にご成約済みでしたが、いかにもフランス車って感じで、なかなか味わい深い車でした。)

 その後、県内の中古車ショップやナショナルチェーンの大手中古車店、さらにはネット等で色々と下調べ。
 価格的にはどちらも新車価格に比べて激落ちですが、メガーヌはまったく人気がないのか更に安かったです。^^;
 また、両者のオーナーのブログ情報や発売当時のカー情報などをネットで日々、拝見させていただき、最終的にも車種は「プジョー307CC」に決定と相成りました。


 車種が決まれば、あとは年式、価格、色、装備、状態、販売店などでの選定です。
 しかし、今更ながら便利な時代になったものです。ワンクリックするだけで詳しい見積価格や車の状態などの情報がすぐに届きます。
 業者や車体の選定のポイントはいいところより悪いところをチャンと教えてくれること。
 いいところばかり強調する業者は信用できません。
 ここに傷があります。とか、付属品にこれが不足しています。とか、国産車に比べて故障はやっぱり多いですよ!とか客にあまり知られたくない情報をしっかりと教えてくれる業者さんほど、ある意味信用もできますし、後で嫌な思いをせず納得もいきます。


 約2週間の選定期間を得て、「これでいいや!決定!!!」と結局、ただの一度も実車も見ずにネットにて今回のプジョー307CCを購入してしまいました。(汗)
 だって、ディーラーさん、はりーさんの住む「兵庫県」のなんですもの。
 とてもじゃないけど、見にいけません。(笑)
 あっ、はりーさんに頼んで見に行ってきてもらえばよかったんだ!と今、思ったけれどそれはアフターカーニバル!^^;
 全国は多数納車しているネット販売慣れしているお店らしく、対応はとても親切で好感の持てるものでした。
 でも、実車を見ることも出来ない遠地の客の不安が何であるのかをちゃんとご存知なディーラーさんなのでしょう。
 こまめに連絡をくれては、不安材料を払拭し、さらにこちらの疑問や質問にはすぐに詳細な資料を提供してくれました。その対応には非常に満足しております。


 検査費用等額分の頭金を送金して約一週間。
 最終点検後、兵庫から群馬へ陸送され、検査登録が行われて無事、こんな暑い日に納車。(たははは、車外温度42度ですよ^^;)
 しかし、陸送代を値引きしてくれて2万円なら取りに行くより遥かに安いです。

 ということで、次号はファーストインプレッション!
 現代(と言っても中古だけど^^;)のフランス車の実際のお届けしたいと思います。

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

4 件のコメント:

  1. プジョー307CCで、中古車屋めぐりをしてしまいました(笑)もちろんネットですが。

    なるほどぉ!!

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  2. プジョー307CCで、中古車屋めぐり、お疲れ様です。

    ネットで巡ると日本もせまいですよね。(笑)
    しかし、「プチッ」とマウスボタン一発で車を買う時代になったのだから、凄い世の中になったものです。^^;

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  3. 超高級軽自動車を中古ですが、
    お買い求めてしまったYukiです(^^)v
    どうも、こんばんは!!

    リンク貼ってあるコペンの200マン超えする方が欲しかったのですが、
    中古でも高すぎて無理でした。
    あとで、改造すること考えれば安いんですが・・。
    BBS、レカロ、ビルシュタイン。

    ピーニョット、田舎の道が似合いますね!!
    やっぱ、農業大国のおフランス製!!!!!!!
    下から3枚目のぴーにょっとが最高です!!!!!!!

    ネットで買った場合、納車ってどういう風にされるですか?

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  4. yukiさん、どもでえ~す!^^)v

    やっぱ、改造しちゃうんですか?
    ロンパパさん、みたいだ!(笑)
    http://roncocoa.blog66.fc2.com/category/12/

    さて、ネットで買った場合、納車ですが、陸送車が指定場所まで運んできて、携帯電話で販売店の担当者の方とお話しながら、最終納車チェックでお仕舞いです。
    販売店の方がその場にいるかいないかの違いで新車の納車と違うはありません。(中古車の場合は経験がないので知らないですけど…)
    ちなみに群馬の陸運への登録等はすべて陸送会社が代行します。今回の場合、兵庫県を出発してから5日後に納車されました。
    陸送代は関西からなら正規料金で5万円程。こればかりは仕方ありません。

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