2014-05-18

会社周辺お散歩マクロ

 昼休み、如何にも春らしい陽気だったので久々にカメラにマクロレンズを付けて会社の周辺をお散歩してきました。
 アルバム系で10枚です。


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以上^^;

 < Nikon D700 + Tamron SPAF180mm F3.5

9 件のコメント:

  1. マンネリと自虐的におっしゃいますが、相変わらずとても素晴らしいです。まったく敵いません。
    とはいえ、マクロ作品にはもう当初のような驚きや驚嘆はありません。ちょっとスレて来たのかな・・・( ´ー`)
    ま、それにしても <6> のようなのが未だに撮れないのが悔しいけど事実。何度もトライしてるんですが。
    師匠としては、数あるテクニックのひとつとして苦もなく撮ってるようにみえますが。
    どうしたらいい ?

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    1. あるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      久しぶりにコメント頂いたのでちょっと真面目に書いてみます。

      ブラックバック(黒背景)のお写真に苦しんでいらっしゃるようですね。
      以前にも書きましたが、(風景写真での)ブラックバックは肉眼のダイナミックレンジに劣るイメージセンサーの弱点を逆手に取った撮影方法です。
      当たり前のことですが、被写体と背景に明暗差があればあるほど簡単に実現できます。
      被写体に光が当たり、(そもそも暗い)背景が(更に)日陰になっているような状況ですね。また、光のあるなし以外に色の濃淡でも同じです。
      次に基本、暗い背景の面積は広いほど有効です。
      絞りはなるべく開き、焦点距離は広角より望遠域の方が効果が強く出ます。
      ポイントは露出補正。全体的に黒いもの(背景)をAEで露出すると明るく写そうとしますので、思い切ってマイナス補正します。EV-2程度を基準に状況に応じて調整するのがいいかもしれません。
      日向にブロックでも置き、背景が木立の日陰になるような場所で寝転んで撮ればまさに一発です。^^;

      しかし、<6>はブラックバックを意識して撮ったものではありません。
      散歩中、小さな水路があり、そこを流れる水が陽の光でキラキラと輝きとてもキレイに感じました。
      しかし、ただそれを直接、写そうとしてもこれがなかなか難しいのです。^^;
      これまた以前、書きましたが、水のせせらぎや水辺独特の空気、そこを吹く風など視覚以外のものがあってこその美しさだからです。
      しかも水路は薄汚れたコンクリートに囲まれていて、客観的に見ればあまり美しいものではなかったのです。
      それでも、それを超越した感性と技術があれば情景豊かに写すことも可能なのでしょうが、くりまんじゅうには所詮、無理です。^^;
      ならどうするか?と考えた末、水路は背景にいたしました。
      とりあえず近くにあった雑草(ホトケノザ)をフォーカスの合った被写体としましたが、実はホントの主題は背景だったわけです。

      >マクロ作品にはもう当初のような驚きや驚嘆はありません。ちょっとスレて来たのかな・・・

      スレて来たのではなくご経験を積んだからでしょう。
      そもそもマクロレンズはもの忠実に精密に写すために作られたレンズですが、使い方を変えると肉眼で見える世界ともっとも離れた画になります。
      一番のポイントは薄いピント、大きなボケですが、同時に画角の中から不要なものを自由にカットして、さらに水平垂直をも無視して、画を自由に構成できることでしょうか。
      見えているものを写すのではなく、写したいものを写したい形に自ら作れるわけです。
      私の知る限り、マクロ写真が上手な人はまず間違いなく普通の写真も上手です。
      マクロで培う撮影は普通の写真にも限りなく応用が可能だからかもしれません。
      なので、命削るマクロですが、是非、ガンガン取り組んでみてください。
      意欲的で斬新な作品、お待ちしております。^^)v

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  2. げげっ!!
    すんごい回答やなぁ。(;`ー´)
    こうゆう場合は、まともに対峙するのがしんどいので軽くお返しして済ませる事にしてます。
    ・・・が。

    それはやはりちと失礼やな、と思い直しました。
    "ブラックバック"。悔しいけど未だに出来ません。だいぶ以前にも同じ質疑をして、その時もレクチャーしてもらったはずなのですが、どうにも身についてないという悲しい現実。

    で、今回のはそれに加えて何やらキラキラと小さな丸ボケがあり、思わず「これ、どうやってんの ?」と書いてしまいました。
    同じ質問をする事自体、弟子としては落第で「顔を洗って出直して来やがれ!!」と罵倒されても仕方ないのですが、そこは懐の深い人格者のお師匠さま。めげずに丁寧な解説、ありがとうございます。
    やはり"露出"がキモなのですね。精進いたします。

    ずっと表現されている「イノチ削るマクロ」。何だか最近になって、少し意味が分かって来たような気がしてます。もちろん、それを裏付けるような作品は全然出来ないので出しません。

    おそらく、日本中でただ一人のくりまんじゅうの弟子である自分。
    「近いうちに必ず追い越してやる」という向上心は忘れてません。そうでなければ弟子である意味がないからね

    でも、ずっとムリかもしれんけど・・・(*´~`*)

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    1. あるさん、こんにちは。

      とにかく「暗い背景」の前で「明るいもの」にピントを合わせて露出補正を「大胆にマイナス」に振る!ただ、これだけです。
      もちろん、測光モードを変えて一番明るい部分をポイント測光してもいいですが、一般的な多重分割測光でマイナス補正するほうが手っ取りはやいです。
      実際、こんなの鉄棒の逆上がりと同じで一度出来てしまえば、な~んてことのないこと。
      なので、「日向にブロックでも置き、背景が木立の日陰になるような場所で寝転んで撮ればまさに一発です。^^;」と書きました、

      「イノチ削るマクロ」とは手持ちで等倍近くまで寄る場合です。
      呼吸を止めて、身体の揺れやブレを限界まで押さえ込みながら、構図か整えピントを合わせなければならないのですから、まさに命がけです。
      三脚使ってスライダーなどを利用すれば命を削らずに済むのですが、制約されるのがいやなのであえて命削ります。(笑)

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  3. >ただ、これだけです
    はい。分かっちゃいるけど、なんですわ。( ´ー`)
    だいたい、キレイに咲いてる花があって、その背景がそれなりに暗い場所というのがなかなか見つけられなくって・・・
    花を撮る時にはいつも注意を払っているつもりなんですが、案外とそんな環境が身近にありません。

    「命を削るマクロ」の意味は分かって来たはずなんでずか、何しろ 30mmではしょせんムリやろなぁって・・・(;`ー´)

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    1. 環境が身近になければ作ってあげればいいのです。
      部屋を暗くして鉢植えの花でも花瓶の花でも持ってきて、その花にスポットを当ててやるとか・・・
      隣の部屋が見通せればその部屋だけ暗くしてやってもいいかもしれません。
      室内なら風もないので揺れませんし、マクロには最適。(暗いのでSSは稼げませんけど・・・)
      でも、露出をゆっくりと調整しながらどのくらいの補正でどんな感じに撮れるのかなど撮り比べも出来ます。
      暗い部屋に光源を置けば丸ボケの練習とかも出来ますしね。
      是非、色々工夫してみてください。

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    2. > 環境が身近になければ作って
      そう来るような気がしてました・・・(;`ー´)

      実は、ただ単に"ブラックバック"作品を撮りたいわけではないのです。
      それだけなら、夜に撮れば良いだけだし、とっくに終わってるハナシなんですが。
      何にこだわっているのかというと、師匠が時折つぶやかれます(今回も最初の解説にある)「カメラをだます」テクニックです。
      つまり、真っ昼間で背景との明暗差が十分に確保出来ないような場所で、いかにしてあのような効果をひねり出すかという作業なんです。
      そうそう。とりとめなく書いてて思い出した。
      まずは、◯◯の一つ覚えの"Aモード"を止めて、マニュアルモードでトライすべし・・・かな ? ( ´ー`)
      オートHDRなどというダイナミックレンジ補正機能も Off にしなくっちゃ。
      ぼちぼちシュギョーしてみます。

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    3. あるさん、ドモです。

      >実は、ただ単に"ブラックバック"作品を撮りたいわけではないのです。
      もちろん、それは分かっているのですが、その為の一歩として誰がとってもブラックバックになる状況で色々と試してみることもいいことだと思っています。
      そもそも本格的なモノ撮りのブラックバック作品なんてのは背後に黒紙置いて、スポット照明あてて撮りますし…光のまわし方と露出がまさに命の世界でこれはこれでディープなの世界らしいです。(らしいというのは自分でやったことないから…^^;)
      オートHDRは必要でしょうが、マニュアルモードはやめた方がいいと思います。
      「カメラをだます」以前に「カメラにだまされます」。(汗)
      とにかくまずは明暗差のある場所(もの)を見つける。
      そして、カメラが決めた最適露出(絞り・SS・感度)から-EV2程度アンダーに露出補正する。
      ただこれだけです。
      がむばってくださいませ!

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  4. 押忍!! (。-`ω´-)

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