2012-12-05

富岡市社会教育館・秋

 11月18日のこと。
 隣町、富岡市の社会教育館へ行ってきました。
 あっ、行って来たといっても特に「社会教育」に用事があっていってきたのではありません。


 毎年、春と秋に一度くらい新緑や紅葉を撮りに行くってだけのことで行って来たわけです。(汗)


 社会教育館は一の宮の貫前神社のすぐ東隣にあります。


 もともとは昭和天皇が貫前神社参拝を記念して建てられた総檜造りの近代和風建築物「東国敬神道場」でしたが、現在では市民が日帰りでの各種集いや研修などに利用出来る施設になっています。


 質素な中にも風格あるそのたたずまいは、日本人の心に染み入りなんともいえない安らぎを与えてくれます。


 平成20年7月8日、国の登録有形文化財に登録となったそうです。


 この季節、紅葉を見に来ている人たちが多いのですが、この日はひとっ子一人だ~れもいらっしゃいませんでした。


 なので、一人、静かに庭で写真を撮っていたのですが、不意に園内を清掃している職員らしき人に声を掛けられました。


 「どちらからですか?」
 「あっ、はい、安中からです。」
 「ここへは初めてですか?」
 「いえ、毎年、来させて頂いています。」
  「そうですか。でも、今年はまだ少し早かったですね。あと十日、いや、月末辺りが良かったかも知れないですね。」


 確かにそのお話の通り、紅葉の盛りには少し早かった感じはしましたが、それでも、色づき初めている葉を狙って心静かに(笑)指先運動を繰り返しました。^^;


 実際、まだ紅葉の最盛期には程遠くても、一人静かに庭園を眺めながら、気ままに撮影できる方が、多くの人でざわつく中「この木、オレの!絶対、オレの!」状態の人に遠慮しながら、写真を撮るよりまったくいいです。^^;


 園内は禁煙なので庭を見ながら木陰で一服というわけにはいきませんが、差し込む光と吹く風で様々に表情を変える庭園の景色を見ているだけでも心和みます。
 粋人ならここで一句読みたいところです。^^;


 この日のレンズはタムロンの180mmマクロ。くりまんじゅうの秘蔵っ子レンズ。
 ストラップで首、ぶち切れんじゃないかと思うほどの激重で、さらにAFは激オソの出来の悪いヤツですが、 どこか可愛いやつ。(笑)
 毎回、なぜかここに来るとこのレンズです。


 ちなみに前回はというと…
 ふむ?去年は行かなかったか!(汗)
 ブログの過去記事を探してみても、昨年のものは見つかりませんです。


 見つかった社会教育館の秋の写真は一昨年のものでした。
 http://yume-no-nakade.blogspot.jp/2010/12/2010-last.html

 しかも、なんだか今年のものより遥かに写真が大胆で切れがある。(大汗)
 これってけっこう凹むなぁ…(笑)


 さらにその記事を読んで見ると、その前に訪れていたのはそのまた2年前みたいです。^^;
 すみません。ということで、前言撤回です。
 毎年、春と秋には訪れているというのは真っ赤な「嘘」でした。(汗)
 直訳すれば「ture red lie」。まぁ、正しくは「Downright lie」でしょうけど…^^;


 しかし、人間の記憶とはなんとも曖昧で浅はかなものなのか…^^;


 あっ、と言うことは職員さんらしき人にもワタクシ、嘘を申してしまいました。(汗)
 特にご迷惑を掛けたわけではないでしょうが、しかし、改めてお詫び申し上げます。

 続く…

 < Nikon D700 + Tamron SPAF180mm F3.5 MACRO >

2 件のコメント:

  1. 報告!!

    >見つかった社会教育館の秋の写真は一昨年のものでした。
    >http://yume-no-nakade.blogspot.jp/2010/12/2010-last.htm

    見れないっす。(;`ー´)
    下から二番目のでっかい葉っぱ、いいですね・・・
    影の部分は計算ずくなんかな ?

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    返信
    1. あるさん、」ご連絡をありがとうございます。
      早速、修正しておきました。
      htmlの「l」が抜けていたみたいです。

      下から二番目のでっかい葉っぱ、計算ずくというわけではないのですが、ちょうど背丈ほどの楓の木でしたので様々な角度から観察することが出来ました。
      しかし、新種なのでしょうか、最近、赤、オレンジ、黄色、緑、の入り混じった楓の木を見かけます。
      なかなか美しいですね。

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