大小の船が行き交う美しき海、東京湾を眺めながら首都高湾岸線を海沿いに南西へと進み、そのままジャンクションで横横道路へと入ります。
横浜と横須賀繋ぐ横浜横須賀道路、通称「横横道路」です。(笑)
横浜の工業地帯を過ぎて、いくつかの短いトンネルを抜けると辺りの景色はぐっと身近なものに感じられます。三浦半島の付け根のこの辺りは低山の織り成す完全な丘陵地。まぁ、要するに田舎の風景です。
さらにバスは南下しました。そして、横横道路から一般道へと降りると…はい、ご覧下さい。この通り。(笑)
その辺りでくりまんじゅうとチャップが散歩してそうです。^^;
群馬の田舎となんら変わりありません。
ただ、違うのは見渡す限りの『大根畑』。
そう、辺り一面、有名な「三浦大根」の畑なのです。
三浦市はダイコンの産地として全国的に有名で、その生産額順位でも、毎年全国1位か2位。
けれど、厳密に言うとその大半は青首ダイコンで、本来の三浦ダイコンはその出荷量の1%にも満たないそうです。
いや、知らんかったです。
というより、三浦半島で作っている青首ダイコンを「三浦ダイコン」って呼ぶのではなく、「三浦ダイコン」というのは別品種だなんてこと、まったくもって知らんかったです。
あぁ、勉強不足も甚だしい…^^;
もちろん、三浦ダイコンの歴史は古く江戸時代初期からこの地で栽培されていましたが、その品種が切り替わった原因は、今から35年程前の台風被害とその後の消費者ニーズだそうです。
そう、青首ダイコンの甘みと小振りなサイズが消費者ニーズに合い、また三浦ダイコンに比べ栽培が容易で多収、しかも軽量で作業が省力化されるという生産者側にとっても好ましいことなどから、壊滅的な台風被害後、ほんの数年で、ほとんど全てのダイコン農家の方々は従来の三浦ダイコンから青首ダイコンの生産に切り替えたそうです。
なるほどねぇ~!
のんべんだらりと旅していてはいけませんねぇ。(笑)
ということで、さらにバスは三浦半島を南下して、ようやく本日の最初の目的地へと着きました。
安中を出発して約4時間。
まずは、半島の先端、三浦市の三崎港にある「三崎フィッシャリーナ・ウォーフ」愛称『うらり』です。
『うらり』
『「海」を「楽」しむ「里」・「魚」を「楽」しむ「里」』!だから『うらり』。
あっ、魚は「うお」って読んでください。(笑)
バスを降りると皆さんは「産直鮮魚センター」へまさに「直行!!!」ってな感じでしたが、くりまんじゅうはそのまま港へ向かいました。勿論、タバコ吸いながら…^^;
最近は携帯灰皿常備してます。
実際、お魚買っても仕方ないし…
というより、そもそもお財布に3000円しか入ってないし…(爆)
潮風に吹かれながら海の男を撮りました。^^;
可愛いプードルくん…
で、飼い主の素敵なオネエサンです…(汗)
気の向くままにシャッターを切っていると、「産直センターなんて面白くない」というくりまんじゅうと同レベルのヤツ、いつの間にか現れました。
所持金も同レベルの甥っ子です。(笑)
まぁ、しかし、走ったり鎖に乗って遊んだり…一瞬たりともじっとしていません。
「おい、あまりふざけて海に落ちるなよ」と声掛けると…
「そんなの関係ねぇ!ハイ、オッパッピー!」だそうです。(笑)
しかし、そんなギャグ、未だに巷に残ってるのでしょうか…^^;
まぁ、「オッパッピー!」って小島義雄に言わせると「オーシャン・パシフィック・ピース(太平洋に平和を)」の略らしいですし、ここでやるにはさほど間違いではないです。
大小のヨットが沢山停泊していました。
な~んか憧れちゃいます。でも、どんなに憧れても、まぁボートハウスのロゴ入りトレーナーが精一杯のくりまんじゅうです。^^;
って、まだ売ってるのでしょうか?と思ってネット調べてみたら売ってました。^^;
http://www.joymark-design.co.jp/online/products/detail.php?product_id=105
*
しかし、甥っ子、大はしゃぎです。いつ海に落ちるか気が気じゃありません。
まぁ、そう思いつつもついこんなものや…
こんなものも…(笑)
*
しばらくすると甥は突然大人しくなって、なんか海の方を見てました。「何見てるの?」と聞いても教えてくれませんでしたが…いったい何を見ていたのでしょう。
疑問です。
ちなみに、くりまんじゅうは湾対岸の「横浜銀行」が妙に気になりました。(笑)
いや、金庫は耐水仕様になっているのだろうか…とか…
実際、津波が来たら簡単にやられちゃいそうです。^^;
ワンコがいっぱいです。
さ~て、そろそろ集合時間です。駐車場に戻りましょう。
「よし、道渡るよ!車来るよ。左右よく見て、手を上げて!」
甥に告げます。
「はーい!」
いい、お返事です。^^
ゴミ袋じゃないです。
バスのトランクスペースはこの通り…
早速、皆さん、お土産、がっちり買い込んだみたいです。
フロントガラスの裏側に置かれた小さなンホワイトボードに出発時間が掛かれています。
時間は午前11時30分。
ということで、予定通り出発です。
続きます…
< Nikon D700 + Nikkor AF-S 50mm F1.4G >
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