2012-02-05

未だ現役

 会社の決算申告月が今月2月です。
 で、今、決算処理に追われています。^^;

 実は事務所内に、年に一度だけこの季節にだけ会計処理専用ソフトを利用するために座る椅子があります。



 いやぁ、会計ソフトが未だにこれなんです。
 「TOP財務会計」(オービックビジネスコンサルタント:以下OBC)のMS-DOS版。(汗)
 化石のようなソフト。もう20年使ってます。



 当然、PCはNEC-9801シリーズの新型「PC-9821 V10」です。(笑)
 こちらは、かれこれ、もう16,7年使っているでしょうか。
 埃をかぶり、かなり薄汚れていますが、現役です。(この前はEPSONの98互換機でした。)

 実はウインドウズ版も持っています。そう、当時ちゃんとウインドウズ版にもバージョンアップはしたのです。
 でも、タイミングが悪かった。
 まず、最初にバージョンアップしたのがWINDOWS 3.1版だった為に、正直言ってまったく使い物にならなかった。
 OBCも初めて作ったWINDOWS用アプリ、とにかく操作性がメチャクチャ悪くて、「こんなんならDOS版使う方が100倍マシ!」とそのままDOS版を使ってました。

 今から10年程前、さすがにそろそろWINDOWSに切り替えないとまずいと思い、2度目のバージョンアップをしたのだけれど、送られてきたソフトをインストールして仰天。
 なんとWINDOWS3.1版用からその時のバージョン用の間に何度かバージョンアップしていて、DOS版のデータはコンバート出来ないというのです。(厳密に言えば、一旦WINDOWS 3.1にデータコンバートをしてから、再度2度ほどデータコンバートすれば移行できるということでしたが、そもそも既にWINDOWS 3.1がないのです。^^;)

 いや、TOP財務会計って過去のデータの閲覧や前年対比などの財務分析も手軽に出来るので、とても重宝していたのですが、過去データがまったく使えないのなら、別に今更TOPを使いつづける必要もなし。
 なら、とりあえず9821が動くうちはDOS版でいいか!別に困らんし!と使い続けていたらあっという間に10年経っちゃったのであります。(汗)

 販売データや出納帳データなど、ウインドウズのシステム上にはあるデータを印刷して再度、DOSマシンに入力し直しってのは、正直言って物凄く面倒臭いですが、まっ、これも仕方ありません。(汗)
 まぁ、ソフトも20年も付き合っちゃうと合理では考えられない離れ難い愛着が生まれちゃう。(笑)
 なので、PC9821が壊れるまでこれでいこうと思っています。

 とはいえ、これがなかなか壊れないんだよなぁ~!昔のPCって!(笑)
 さてさて、どれだけ頑張るでしょうか!^^;

 < Nikon D700 + Sigma 24mm F1.8 EX DG MACRO >

10 件のコメント:

  1. うちの会社には15年物の98ノートが現役です。
    リチウム電池が弱っているので電源落とすと日付が飛びます。
    磁気カードのエンコード用に使っているのですが昔のPCは壊れませんね。もっとも当時は35万円位したような気がします。

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    1. あの頃はそういう値段が当たり前でしたね。
      実際、HDD、電源ユニット、ファンなど全てのパーツが頑丈でした。
      なにより、OSもクラッシュしないし…
      今から25年くらい前に買った緑電子の10MB(笑)のHDD。
      電源入れると、今でも動きます。もちろん、使っていませんが…

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  2. 旧八V10は最新鋭最速プロセッサーPentium(100MHz)を搭載しWindows95をサクサク走らせる事の出来る世界の名機でした。
    実話、私の最初のお仕事パッソ。このマシンでシャーペンからCADに移行を遂げたのです (懐
    セカンドキャッシュ挿して、メモリー増設して、HDDも増設して、オーバードライブプロセッサーで166MHZにしました。
    私の全生涯で最もお金を掛けたマシンです。人も羨む17インチCRTだったし。。。いや懐かしい。
    以上です。そんだけの話。

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    1. くりまんじゅうの最初のお仕事PCは9801VMでした。
      1. 2MBのフロッピーディスクが2台搭載されていて、メインメモリがなんと384KBという大容量マシン。オプションでニゴロを追加したものです。(汗)
      CPUはV30っていう8086の改良型。
      Tokiさん同様、生涯もっともお金を掛けたマシンでした。(笑)
      で、V10が多分、最後に買った9801シリーズ。
      不思議なご縁を感じます。(笑)

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  3. Pentiumプロセッサ(100MHz)ですか?
    Win95の頃ですよね。
    私のはPen75でしたが、富士通FMVだったのです。
    DOSなんちゃ、しらんです(ぷ

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    1. そう言えば、はりーさんはdosは知らないって言っていましたね。
      既に時代はWin95でバカ騒ぎしていた頃でしたが、このv10はdosマシンとして使いました。Windows使うのに別にNEC9821じゃなくてもいいだろうっていうことで…
      あの当時、winマシンは何使っていたのかなぁ…思い出せません。
      その後、Winマシンは5、6台壊れてその都度、交換していますが、dosマシンは未だ健在。
      喜んでいいやら悲しんでいいやらわかりません。^^;

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    2. Dosは知らない。まだ98全盛時代にPC98はさわらなかった...と言う者です。
      実は、学生の時、フォートランは少しかじったのですが、モノにならず。
      そもそも、歴史研究室にフォートランは不要でした。
      再び「Win95がもうすぐ出るよ~」と言う時代に、パソコンにさわりました。
      会社で買ったFMVも、その年の終わりに買った自宅のIBMもWin3.1が入ってました。
      その後何の因果かDOSのCADを使う事になったのでWin95のDOS窓はさわりましたが、純粋なDOSはほとんど起動した事無いです。
      FDで起動して、FDISKとかやった程度でしょうか?
      良くも悪くもずっと誰にも師事せずやって来ました。
      ネットに向こうにたくさんの師匠はおりましたけど。

      9821V10は、昔勤めていた設計事務所にありました。
      Win3.1で教えてもらったのに、これにはWin95が入っているので、良くわからんと言ってましたね。
      永らくDOSマシンと言うより、CAD専用機でしたね>9821

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    3. ドモです!

      歴史研究室にフォートラン
      たはは、なんだか笑えますね。時空の歪みでも計算していたのでしょうか。^^;
      でも、当時はコンピュータといえば、とりあえずコボルとフォートランって時代でしたから仕方なかったのかもしれません。
      当初、BASICはかじりましたが、個人開発で実務用アプリの作成は無理と分かり、すぐにRDBへ移行しました。
      簡単なシステム絡みでは「Turbo C」とかちょっと使いましたが、もう記憶の欠片にもありません。
      まっ、しかし、dos環境と言っても基本は専用のアプリケーションを動かしているだけなので普通の利用者はあんまり関係ないのですけどね。
      まぁ、path通して、fepを登録して、空きメモリ増やすのにconfig.sysとautoexec.batファイルを弄るくらい。あっ、ファイルが壊れちゃうのでchkdskとかはよく使ったかぁ。^^;

      まっ、古いお話です。

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  4. 職業柄反応しようと思いましたが、私がSEになった頃の主流はWIN2000。
    まだまだひよっこですわーー

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    1. 80年代半ばからPCは使っているので、Win2000って最近だぁ・・・
      と思ったけれど、よく考えたら今年はもう2012年なんですよね。(汗)
      PCの世界は10年一昔どころか3年一昔ですから余計です。

      なので、musaさんがひよっこではなく、くりまんじゅうが単に老いているだけでしょう。(汗)

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