2011-04-19

頑張れ、桜前線北上中!

 名曲、森山直太朗の「さくら」には、「さくら(Original Version)」 、「さくら(独唱)」、「さくら(合唱)」、「さくら(伴奏)」と、4つのヴァージョンがある。
 その内の「合唱」は 宮城県第三女子高等学校(旧校名)の合唱部がバックコーラスを担当しているという。


 http://www.youtube.com/watch?v=gD5HER0xRlg
 3年前、合併により「第三女子高等学校」の校名がなくなるという年の卒業式。
 感動的な映像です。

 森山直太朗が、この時のことをあるテレビ番組で語っていた。

 『色んな出会いってあると思うんですけど、『さくら』って曲をリリースした際に「独唱」ってバージョンとカップリングに「合唱」バージョンがありまして、その合唱バージョンというのは宮城にある宮城県第三女子高校という女子高のみなさんが歌ってくれてるんですよね。

 そのレコーディングをして、一応CDにもなっているので、よろしかったら皆に聞いて頂きたいんですけど、それは置いといて、たまたまなんですけど、第三女子の、全国大会で結構優秀な高校でたまたま耳にすることがあって、第三女子の皆と合唱することになって、それが切っ掛けで毎年色んな交流を持たせていただいたんですけど、その三女高が合併してしまって、高校自体の名前が無くなってしまうみたいな、そんなことってあります?

 それで卒業式みたいなのがあるって、最後の卒業式なんで、僕が三女高の皆さんとリリースした7年後ぐらいの話だったんですけど、これはお世話になった三女高の皆が卒業するし、そしてその学校自体も名前がなくなってしまうということで卒業式に行ったんです。
 しかもサプライズで。

 さくらを歌って皆を驚かせて上げようと、上げようというか恩返しの意味も込めて行ったんですけど、そうしたら『今日はサプライズゲストが来ていますよ。森山直太朗君です』って言ったら、学校の皆がワーッてなって『よかったな!』って思って、それで出て行って歌ってたんです。

 こっからが感動してしまって、こんなピュアな気持ちになったの初めてだったんですけど、1番僕が弾き語りで歌って2番が始まって『今なら言えるだろうか♪』って2番なんですね。

 そうすると合唱部の皆が100人ぐらいいるんですけど、薄っすら『今なら♪』って追っかけで、僕、空耳かなって思ったんですけど、どんどん どんどん入ってくるんですよ。

 話しているだけで鳥肌が立ってしまったんですけど、これ映るかな?(腕を見せる)
 それで『さくら舞い散る道上で~!!』でうわぁ~ってなって、とにかく感動したってお話なんですけど・・・人ってあれですね。
 ホントにピュアなものに触れた時って自分を汚したくなる時ってありますね。
 自分はそんなにピュアな人間じゃありませんから、どうしていいか分からなくて、汚したくてロケバスの後ろの排気ガスをずっと浴びてました!』

 (「ごきげんよう」2010年12月13日放送より)



 作詞:森山直太朗・御徒町凧 作曲:森山直太朗 唄:森山直太朗

 僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を
 さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ
 どんなに苦しい時も 君は笑っているから
 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

 霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる

 さくら さくら 今、咲き誇る
 刹那に散りゆく運命と知って
 さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今

 さくら さくら いざ舞い上がれ
 永久にさんざめく 光を浴びて
 さらば友よ またこの場所で会おう
 さくら舞い散る道の上で

 2011年、今年の桜は心に深く染みるでしょうね。


 桜よ桜、”みちのく”をサクラ色に染めてくれ!
 そんな願いを込めて!


 こちらはさくら(合唱)の映像です。

 < Nikon D700 + AF-S Nikkor VR28-300mm F3.5-5.6G >

4 件のコメント:

  1. いい話だったので、私の同級生の『同窓会掲示板』にも掲載させていただきました。ありがとうございます。(^^)

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  2. 最初の動画、感動です!
    見ててグッときました☆

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  3. まったく関係のない人間が動画で見ても心を揺さぶられるのですから、第三女子高の生徒たちにとっては言葉で言い尽くせない感動があったでしょうね。
    直太朗くんが一瞬、歌えなくなってしまうのも分かります。

    今、第三女子(現:三桜高校)は大震災復興支援で街頭コンサートを行っているそうです。
    是非、直太朗くんにも一緒に歌って欲しいなぁと思います。^^

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