町内会の花見…じゃなくて「
明日を考える会」(汗)の翌日、天気が良かったものだから、午後からぶらりとご近所を歩きました。
4月10日っていうのにまだ桜の花は2,3分というところ・・・
春の暖かな陽光の下、とても穏やかな気持ちで・・・と言いたいところですが、実は少々二日酔い。
散歩なんか出かけなきゃよかった!と内心後悔したものです。(汗)
大泉寺。
知る人は知っている。
知らない人は当然、知らない「ちゃんころりん石」があるお寺(笑)
まぁ、ごく地元民を除けば、一部の人たち(妖怪マニアや民話愛好家)の間で有名ってことだけですが!^^;
ということで、以前書いたことがあるけれど、本日はもう一度、郷土に残る伝説「ちゃんころりん石」のお話など・・・(笑)
ロング、ロング、アゴ~!
そう、時は江戸時代の頃のお話。
江戸から京へと中仙道が通じ、その宿場町でもあった安中宿は、当時大変商売で潤った町だったそうです。(まぁ、今とはまったく違うってことですね。^^;)
そして、それはある日の夜から始まったと言われています。
真夜中、『何』かが「チャンコロリン、チャンコロリン」と妙なお囃子をたてながら町を往来するようになったというのですよ!>お客さん(笑)
電気も何にもない当時の事。
計画停電じゃなくても、夜になれば街は真っ暗なわけです。
町の人々は当然、薄気味悪がりましたが、どうにか、その正体を確かめてみると、なんと謎の大石が、ひとりでに街中を転がっていたそうなのです。
それ以来、町の若い衆がその石を退治しようとしましたが、相手は「石」、しかも転がっている。重機でもなければ歯が立りません。
そこで町人は町の役人に石退治を依頼したのですが、弓、槍、刀、鉄砲でもビクともせずに自由気ままに転がったそうです。
月夜のある晩、町人の中の或る人(或る人って誰よ?)が、その石の正体を見届けようと決心し、いつものように石が現れた時、その後をこっそり尾行したそうです。
恐る恐る石の後を付けて行くと、なななんと、町外れの墓場に着いたそうです。
そして、さらに尾行を続けると、草むらが生い茂った寂しい場所に行き着きました。
そこにはぽつんと石があり、転がる謎の石はその石と合体したといいます。
なんとそれは「墓石」だったそうです!
いやぁ、怖いですネェ~!
そこで、町人たちはそのことを大泉寺の和尚に相談したところ、和尚は目を閉じ「寂しい仏が街の賑わいについ動き出してしまったに違いない」と言ったそうです。
そして、昼間、和尚はその墓石の前で念仏を唱え、釘を一本打ち込んで鎮めることとしたそうです。
その後、その墓石は大泉寺にて供養され、以降、二度と夜な夜なその石が転がるようなことはなかったと言われています。
これがそのチャンコロリン石です。とご紹介したいところですが、そのチャンコロリン石の写真は取り忘れてしまったというドジ踏んじゃいました。^^;
なので、菜の花に蜂の後姿でお許しください。(爆)
まぁ、実際、諸説あるのですが、概ね、チャンコロリン伝説とはこんなお話です。^^;
安中市民はよく憶えておくように!(笑)
しかし、なんちゅう記事でしょう!
お許しください。m(_ _)m
< Nikon D700 + Sigma 24mm F1.8 EX DG MACRO >
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