2008-03-13

高尾山・川越へ その2

 高尾山・川越へその1からの続きです…

 高尾山を後にして次なる目的地は「川越」です。
 バスに乗り込み、圏央道から関越で向かえばあっという間の距離です。けれど、圏央道「あきるのIC」までが異常なほどに混んでました。(あっ、バスガイドさんによると「このくらいの混みが正常」で「空いていれば、その方が異常」とのことでしたが…)

 川越市には以前、従兄弟が住んでいたのでこれまでも何度か訪れたことはあるのですが、街中に行くのは初めてでした。
 人様からは話を聞いていたのですが、「川越」、実にいいです。楽しい街です。くりまんじゅう的には凄くお気に入りの街になりました。

 「初雁公園野球場」の傍の駐車場にバスを止めて、そこから歩きます。
 近いのかと思ったら結構な距離がありました。特にこの日、ここが一番風が強くて、前に進むのも大変でした。しかも強いだけでなく寒風、ダウンコートのフードを頭から被っていても寒いほどでした。実際、よく歩く「旅行」です。(^^;

 小江戸「川越」といわれるように川越には古い街並みが残っています。それも蔵造りの実に雰囲気のある家並みです。

 川越ってまさに「観光地」なのですね。埼玉の単なる地方都市だと思ってました。いやぁ、ものを知らないと言うのは恥ずかしいことです。見るからに観光客って方が多くて驚きました。(ってくりまんじゅうもそうなのですが…)
 川越の街をくりまんじゅうは全く知らないので、知ってる人に付いていきました。時間は午後3時少し前。ということで、まずは川越慕情、「時の鐘」へ…

 この鐘が3時になると鳴るそうです。(1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、蔵造りの町並みに 鐘の音を響かせているそうです。)

 高さ16メートル。江戸時代初期からこの街に時を告げてきた鐘だそうです。実に風情があります。

 隣にある(時の鐘の現在の地主さんかな)おだんご屋さんも実にいい味出してます。

 そして、3時!「ゴーン」おおぉ、鳴りました。
 大勢の観光客が一斉に上を向きます。そして、少ししてまた「ゴーン」…誰か人が鐘を突いているのかと思って近くによって見ましたが、どうやら自動のようですね。まあ、毎日のことですから、これも仕方ありませんね。

 (時の鐘の音を聞いてみる?)

 埼玉銀行(現埼玉りそな銀行川越支店)も実に大正ロマンですね。「りそな」という言葉が実にふさわしくない建物に感じました。(^^;

 そのすぐ近くには人力車の「車やさん」もいらっしゃいました。

 けれど、皆さん、暇そうでした。
 人力車って乗ったことはありませんが、お値段もなかなか立派なんですね。

 案内興味のある人はクリックして画像を大きくして読んでください。(笑)

 女性陣は次々に様々なお店に入り込み、なにやら色々と買い漁ってます。しかし、買い物好きですねぇ。ベンチに座ってタバコを吸っていると、先に「駄菓子屋横丁」へ行った一行がこちらの方に戻ってきました。

 「日本一長い」という「ふ菓子」をSさん、しっかりご購入です。(笑)

 くりまんじゅうはお店の中より、こういうのが楽しくて仕方ありません。
 けれど、外見はレトロでいい雰囲気ですが、プライスはあまりレトロでありません。コーラもジュースもサイダーも「250円」はちと高すぎじゃありませんか。(^^;

 そうこうしているうちに、ようやく買い物が一区切りついた女性陣一行に連れられて、次なる目的地「駄菓子屋横丁」なる場所へ向かいました。
 大通りから細い路地に入って少し歩いていくと、セピア色の街がありました。

 いやあ、いいです。楽しいです。賑わってます。くりまんじゅうはこういう雰囲気大好きです。(^^)

 田中屋さん、このお店が横丁一番の賑わいでした。
 駄菓子屋さんがメインですが、それ以外のお店、例えばこんなコーヒー屋さんも洒落てます。

 このうなぎ屋さんにも思わず入りたくなってしまいました。 鰻好きのぶ~こがお店の前をうろちょろ、しきりに気にしてました。

 駄菓子屋さん以外のお店も実に楽しいです。

 「飴細工」。
 その場で作ってくれて「300円」はお値打ちです。その見事なお手並みに思わず拍手、コーラの小ビン250円など比べる術もありません。素晴らしいです。

 田中屋さんの店内でなにやら「焼き饅頭」のような食べ物を発見しました。

 傍によって見ると、川越「名物・ほていだんご」と書いてありました。お値段は一本250円。どんな味がするのかと思って、試しに一本買ってみました。

 おぉ、見た目、「焼き饅頭」そっくりです。そして一口食べてみて「うわっ、美味い!!」

 味噌だれ、完全に「同じ」味付けです。この味、絶対群馬県民好きなはずです。
 さらに、「饅頭」じゃなく「団子」というところにヤラレました。味噌ダレと団子。合うんです。悲しいほどに合うんです。ついでに食感もいいんです。少し小さいのが食べやすいです。口、ベタベタ汚れません。けれど、腹持ちはします。
 食べ物としての完成度は完全に負けてます。それは正直、認めます。
 (でも、いいんです。焼き饅頭に焼き饅頭の良さがあるから…)
 皆で取り合いになって食べてしまいました。当然、帰りにもう一本ご購入は言うまでもありません。

 店先に「駄菓子」がどーんと並んでます。でも、売れてはいないようでした。寒くて本日、野外販売は不利です。ということで、この道の反対側のお店に入りました。

 でた!インチキヨーグルト!(笑)

 ココアシガレットも売ってました。

 粉末の「アメリカンコーラ」です。うぅ、脳裏に「みきや」が甦ります。

 そう言えば、売ってましたねぇ。ハッカ入りの笛。(笑)後でお店の人にハッカは入れてもらうんです。このお店、「スモモ」やその他にもなつかし駄菓子が目白押しでした。

 懐かしくて、楽しくてしかたありません。けれど、残念ですが、そろそろバスへと戻らなければいけない時間と相成ってしまいました。残念無念じゃあ…と、まさに後ろ髪惹かれる思いとはこのことです。

 川越はいも(サツマイモ)の街だそうです。いたるところに「イモ」お菓子が売ってます。ぶ~こが「お土産」を買いたいとこの「いもまん」ショップに入りましたが、賞味期限の関係で買わずに出てきました。保存料とか入ってなので、あまり日持ちしないそうなのです。

 相変わらず、風は寒く強かったですが、駐車場への帰りの道も面白かったです。

 床屋さんも風情があります。最近の洒落たお店よりこういうお店で髪を切ってもらいたいです。

 わぉ!店名「花彦」!インパクトありすぎです。シャッターは下りてましたが、お花屋さんのようです。ついでに他人のような気がしなかったくりまんじゅうでした。(分かる人には分かることです。(笑))

 「花彦」の道を隔てたお隣の家です。(笑)
 「花彦」のご自宅、それともご関係者の家でしょうか?それにしても少し凄すぎます。玄関見えないじゃないですか。家に光が入りません。きっとご主人のお名前は「花沼花彦」かもしれません…

 いやぁ、今でも残ってました。「銭湯」。スーパー銭湯じゃなく、普通の銭湯です。
 煙突を見ると「旭湯」というお名前であることが分かります。嬉しくて、くりまんじゅうはこの画像をパソコンの壁紙にしてしまいました。

 駐車場ではくりまんじゅう一行のバスのみがポツリと残ってました。

 ガイドさんが全員乗車を確認します。OK全員揃っています。
 時間はそろそろ5時。では、群馬に向けて出発です。(川越はまだまだ見るべき場所が沢山あるそうです。今度はゆっくり来たいです・・・)

 R16から関越「川越IC」に乗り込めば、藤岡ICまで1時間もかかりません。一応、上里SAでトイレタイム。そして、橋を渡れば、もう群馬県です。日中、天気が良かったせいか、群馬に入ってもあれだけあった雪が殆ど残っていないのには驚きました。
 帰りのバスではお決まりの「釣りばか日誌」がビデオ放映されてましたが、お早いご到着で当然、最後まで見られませんでした。

 PM6:30…無事、安中到着。バスの中で簡単な挨拶をして…バス(ガイドさん、運転手さん)とはさようなら。そして、自家用車に乗って夕食はここへ!

 主婦の人はこれが一番嬉しいそうです。

 ちなみに、これというのは「夕食」です。というのは、帰宅が7時前だったりすると、旅行に行っても、家に帰ってすぐに夕飯の仕度をしなくてはならないので、楽しかった旅行気分も台無しになるそうなのです。ということで、ここに8時過ぎまでいました。(^^;

 こうして会社の旅行も無事終わりました。雪、強風、行方不明などとアクシデントもありましたが、楽しい一日でした。さて、来年はどこへいけるでしょうか?

(おしまい)

7 件のコメント:

  1. そういえば、「Sさん」、K代さんやAっ子さんたちの高校時代の同窓生ですよね。
    モザイク写真ですが、分かりますか?

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  2. 川越がこんなシブい町並みの観光地だったなんて驚きです!!

    せまい日本・・・まだまだ知らない事ってあるんでしょうね・・。

    「ほていだんご」食べてみたいですね~。
    焼きまんじゅうのお団子バージョンなんです
    よね。
    美味しそう・・!


    Sさんですか?
    残念ながらモザイク写真なのでわかりません・・・。
    Aっ子わかる??
    生写真ならわかるかも!

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  3. 全然わかんないよー!!(>へ<)
    だってこの写真、お爺さんだよね?!
    同級生じゃないよー!

    あ、でもR美ちゃんからM君がくりまんじゅうさんの所で働いているって聞いた事があるけど…
    M君の苗字はSが付くんだっけ?

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  4. お爺さんってひっどいなぁ~(笑)

    M君・・・ってファーストネームですよね。
    すごく珍しい名前。
    なら、多分、あってます。S藤M祈くんです。

    明日、Aっ子さんが「Sさん見て、爺さんって言ってた!」って言っておきます。(笑)

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  5. あ、わかったぁ~!!
    M君だったんだ!!
    同じクラスになった事はないので、話した事はありませんが、
    ・・・綺麗な名前・・・覚えています。
    ホント素敵な名前ですよね。

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  6. S藤M祈くん?誰誰だれ~~~~~?
    わかんな~~~~~い
    珍しい?きれいな名前?<@@>;
    だめだ、、、、、、。記憶力なさすぎる。


    インチキヨーグルトだ~いすきでよく食べたな~~~~~(^^)
    小学校の頃川崎市に居て、よく30円にぎりしめて駄菓子屋に行きました。その、駄菓子屋の名前が‘じじつかい‘と言ってました。
    実際にお店にいたのは、年配の女の人でしたが、、、、、。
    こういう事はよく覚えてるのは何故???

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  7. >S藤M祈くん?誰誰だれ~~~~~?
    >わかんな~~~~~い

    うちに来ていただければ、誰だかはっきり分かります。ご本人にも会えます。(笑)

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