降っても街ではまったく積もらないこの日の雪でしたが、ホンの数十メートル標高が上がるとそこはまったく別世界でした。
鼻高の岩野谷丘陵地。盛大に降り積もっています。
しかし雪の日なんて年に何日もないものだから、そもそも滅多に写真をとることもないのですが、雪ちゅうやつはなかなか難しいです。
いや、普通に撮るとまったく降っているように写らない。
絞りを絞って被写界震度を深くしてやればいいかと思うと今度はシャッター速度が足りなくて流れてしまって写らない。特に背景が白いと致命的です。^^;
なので感度を高めて絞りとシャッター速度を稼ぐのですが、それでもなかなか上手く凄く降っている感が出ないです。^^;
フラッシュを焚くっていうのも一つの手なのでしょうが、これは単に偶然技。
勿論、うまくいく場合もあるけれど、間近な雪が光に照らされ写りこむかは神のみぞ知る世界です。
他にも超ローアングルから雪面と落ちてくる雪を狙ったりもしたのですが、これもノーファインダーでうまく雪をとらえられない。^^;
周囲は白一色、とにかく近くに比較対象として撮れるものが何もない。^^;
な~んてことを考えながら、ぶ~こを車に待たせて約10分くらい、雪の「希望の丘農園」を撮ってました。(笑)
ついでにAFだとなかなかピントが合わない。迷ったフォーカスが繰り返し行ったり来たりしてしまう。
で、仕方なくマニュアルフォーカスにしたら…
あら、不思議。
手前の雪にピントがあってなんとなく「盛大に降ってる感」が出てくるじゃないですか。
なるほど…しかもテレ(望遠)側にするほど圧縮効果で降り感が立つ。
本当はそのままシャッター速度を変えてみたり、絞りを開いたり絞ったりしてみたかったのですが、「寒すぎ」でもはやジ・アウト!
指先が冷たすぎてダイアルも回せないしシャッターも押せない。(本庄のビバホームで買った手袋、忘れてきてしまった^^.)
ということで、その辺は次回の雪の日の課題に取っておくことに致しました。(爆)
いつも釣り師で賑わっている溜め池もさすがにこの日ばかりはまるでいません。
ということで、車から下りて3シャッター(笑)
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山を少し下るとすぐに雪降る量も減ってきます。まるで線でも引かれたようにくっきりと差があるのが不思議です。ということで、今度一度、完全防備して雪の中で撮影してみたいなぁとか思う日でこの日ありました。
しかし、3月も1回くらい降るかなぁ…^^;
< Nikon D700 + AF-S Nikkor VR28-300mm F3.5-5.6G >
今日の1枚は下から2枚目。
返信削除全体に、よくぞこんな時に写真を撮ったものだと感心しています。
『感心』と言うのは当たり障りない表現で、実際は拝見していて「ヴァッカぢゃん。。。」とか思いました。
すいません正直ものなので。
折角降った雪。
返信削除でも、町場じゃ薄っすらとも積もらない。
白銀の世界!とは言わんけど、せめてもうちょっと雪がみられないかな!と思って山へ上がったら・・・
こちらの予想を遥かに上回る降り方でした。(笑)
しかし、「よくぞこんな時」とお見えになったのでしたら、狙い通り。寒き中、撮っただけの価値はあったと胸を撫で下ろします。(汗)
そうそう「よくぞこんな時に。。。」です。言いたかったのは。
返信削除こういう場所では変化球はなげないでおこうと思いつつ。つい (汗
さきほど、一緒に現場にいたぶ~こが、この記事を見て「えぇ、こんなに降ってたっけ?ねぇ、なんか小細工くれてない?」と言われました。(汗)
返信削除まぁ、小細工はくれていませんが、如何により誇張させて撮るかも写真でありましょう。^^;