7月になりました!
面白いもので、6月30日23時59分59秒とたった1秒しか違わないのだけれど、7月1日になるとぐっと『夏』って感じですねぇ。まだ、たっぷり梅雨だけど・・・
さて、本日、朝の町内散歩とともにお送りする『思い出の一曲』はこれです。^^;
山口百恵、『冬の色』。(汗)
数あるヒット曲の中で『冬の色』とは、なんとも地味でマニアックですが、昨日の『木枯らし紋次郎』のテーマソング『誰かが風の中で』が人生初めて購入してレコードで、こちらは初めて「個人的」に買ったレコードなので仕方がないです。^^;
でも、激しく百恵ちゃんファンだったとかではけしてありません。
カミングアウトしちゃうと実はこの曲のB面が山口百恵初主演映画「伊豆の踊り子」のテーマソングでして、当時、クラスの女子の間で、この『伊豆の踊り子』なる映画のことがとっても話題となっていて、劇場まで映画を見に行けなかった(行くつもりもなかった^^;)くりまんじゅうとしても、せめてテーマソングくらい知らないとクラスの女子との話題についていけないと思い(笑)、必要経費として、こっそりハラサワレコード店でこれを買って聞いてみたのです。^^;
「明星」・「平凡」が華やかし頃、ちょうど、桜田淳子・山口百恵・森昌子の3人で中三トリオとか言っていた時期ですが、正直に言うと、当時からあまりアイドル歌手とかには興味はありませんでした。
でも、当時シングル1枚500円(多分)、一ヶ月のお小遣いが600円だったくりまんじゅうにしてはとってもとっても大金でした。
(ちなみに小学校3年生からお小遣いは、「その都度制」から「月給制」になりました。1学年進級するごとにベースアップ100円でした。(笑))
なので、折角、そんな大金払って買ったレコードですから、意地になって聞いたものです。
で、何度も何度も聞いているうちに…次第に百恵ちゃんが身体に擦り込まれました。
その翌年だったでしょうか、百恵ちゃんの次なる主演映画が三島由紀夫の『潮騒』でした。
この映画、話題はなんと言っても『ラブシーン』がある!ということ!
中学生になったくりまん小僧は勿論、一人、映画館へと出掛けましたよ。
そう、高崎の銀座通りの奥にあった東宝劇場へ。(笑)
幼い頃より、「若大将シリーズ」や「男はつらいよシリーズ」など、ばあちゃんによく連れてい方ものですが、ひょっとしたら映画を一人で見に行ったのもこの時が初めてかもしれません。
かなり期待に胸膨らませて見た『潮騒』のラブシーンですが…
感想はというと「けっ!なんだ、それ!馬鹿にすんな!」ってのがくりまん中坊の正直な心。(笑)
それより、別の映画の予告編でスクリーンの中で見た仁科明子さんのなんとまぁ美しいこと。(笑)
心は完全にそちらに奪われてしまったマセガキでした。(爆)
でも、なんの映画だったのだろう?って探してみたら、なんとありました。(驚)
たぶん、これです。
http://www.youtube.com/watch?v=5-VcI4_P970
でも、百恵ちゃん。
「ファンです!」と言い切る自信は無かったけれど、一番、感心のあった当時のアイドルだったかもしれません。
あのどこか不幸な生い立ちを感じさせる、その陰がある雰囲気…^^;
評論家平岡正明氏が「山口百恵は昭和の菩薩である」と評し、作詞家阿久悠氏が『時代と寝た女』と評した百恵ちゃん。
好きというより注目していた人でした。
なので、その次の『絶唱』(原作:大江賢次)までは映画も見ました。
同時にTVの『赤いシリーズ』も『赤い運命』までは見たような憶えがあります。(その後続く「赤いシリーズ」は飽きちゃって見ませんでしたが…^^;)
その後、ぞくぞくとアイドル歌手もデビューしましたが、頭一つ抜け出ていた存在だったように思います。
そう言えば、引退した翌年、入れ替わるように聖子ちゃんがデビューしたのかな…
そして、なんと言っても、衝撃的だったのはやっぱり「引退」。
いえ、引退すること自体には既に百恵ちゃん自身には興味も感心も無かった頃なのでどちらでもいいと言えばよかったのですが、あの絶頂期、まだ21歳という若さでスッパリ芸能界から身を引いていく潔い姿には驚かされました。
勿論、「5年かそこらしたらきっと復帰するのだろうなぁ」とか内心思っておりましたが、その後今まで、見事なまでに人前から姿を消して、「昭和の伝説」だけを残したのだからたいしたもんだよ、蛙のしょんべん。見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし!ときたもんです。^^;
そんな人、他にいませんし…
「普通の女の子に戻りたい!」って言ったり、「普通のおばさんになりたい」って言ってやめていって、すぐに戻ってきちゃったような人は大勢いますけど…^^;
とまぁ、そんなこんなで、今、もしCMとか出たら破格のギャラが出る人日本一の方じゃないかと思っている次第です。
まあ、それも後10年くらいで、それ以上経ったら山口百恵自身を知らない人の方が世の中に多くなってしまいますが…^^;
なんたって引退して早30年ですから…
な~んてつまらん昔話ばっかり書いていても仕方がないので、そろそろ話をお写真の方に戻しましょう。^^;
え~と、6/9の朝のお散歩写真です。
1枚目、チャップに「じゃあな!オマエはお留守番な!」と別れを告げて一人ぷらぷらとご近所をお散歩いたしました。
で、2枚目から8枚目まではごく普通に撮ったもの。
そして、9枚目からここまでが色をブリーチ(脱色)した写真です。
で、ここからの7枚は意図的にローキーに撮ってみたもの。
本来なら、後処理でブリーチするのじゃなくて、そこはハイキーにとってこそ、「比較」っていうものなのでしょうが、後で思いついたものだから仕方がないです。^^;
後処理でハイキー「調」にするってのはなんかあざといし…
まっ、変化が欲しくて苦肉の策のすぐに分かるブリーチってやつ!(笑)
今度は端からそんなつもりで撮ってみます。忘れなければ…^^;
こんなことを書きながら、さて、明日の一曲は何にするかなぁ~なんてあざとく考えています。^^;
まあ、ツマラン回顧録にお付き合いくださるのも退屈でしょうが、そんな方はばーーーーーーーーと写真だけ見て、[×]とウインドウを閉じてください。(爆)
ということで、以上です。
< Nikon D300 + Tamron SPAF90mm F2.8 MACRO >
おはようございます。
返信削除最初にYouTubeをクリックして、音楽を聴きながら下へスクロールして写真を見ながら読んでいくのですが、今日は音楽が終わるまでに読み終わることができませんでした。
おっしゃる通り、「普通の女の子に戻りたい!」って言ったり、「普通のおばさんになりたい」って言ってやめていって、すぐに戻ってきちゃったような人は大勢いますね。
また、「あの人は今」などで画面に出てきて、最盛期の綺麗なイメージをもっているファンとして、現実をみせられガッカリすることがよくあります。
彼女の立派さは、潔さだと思います。
潔さでもう一人あげさせていただくなら、「ちあき なおみ」です。何とか彼女をテレビに出そうとしていますが、彼女も絶対に出てきません。
彼女も立派ですばらしい。!
今度、リクエストで「ちあき なおみ」をお願いします。
あの。『冬の色』持っておりました(笑)
返信削除私が最初に買ったシングルレコードは「ハチのムサシは死んだのさ...」というやつで、今はほとんど記憶に無いのですが。百恵ちゃんも買った記憶があります。
最近「ReBORN」聴いているのですが、日本人で聴いていたのは、ユーミンと尾崎亜美でした。
お二人とも、若いころの歌が良かったです。
あとは、プログレロック少年だったので...日本人はあまり聴きませんでしたから。
http://www.ozaki-amii.com/index.php?p=disco
返信削除これで表示されるのかな?
30年以上尾崎亜美は好きなんです(笑)
なんでんtoshiさん、こんにちは。
返信削除すみません。今日は写真の量が少し多めでした。(笑)
ちあきなおみ。な~るほど!
確かにそうですね。
改めて聞いてみると本当に歌の上手い人です。
実は5年ほど前から父親がちあきなおみにハマり込み、朝から晩までちあきなおみが部屋から聞こえてきます。
ちあきなおみのリクエスト、しっかりとお受けいたしました。(^^)/
はりーさん>
まあ、世代的に一緒なので、ユーミンも尾崎亜美も好きです。
で、どちらが好きかと問われれば、尾崎亜美の方かな…
実は「今日の一曲」予定に、尾崎亜美を用意しておりました。
既に下準備としてyoutubeのURLもリストアップ済み…
で、教えていただいた「Re BORN」の曲を見たら…半分くらいあったので、急遽、予定変更して…さきほど記事をあげました。^^;
さすがにまずいのかなぁ…とか思いましたが、まあ、CMってことで…(汗)
まあ、くりまんじゅうがいつでも聞きたいってこともありますが…(笑)
みーちゃんは京都の人で(注:尾崎亜美の本名は小原美鈴(旧姓は尾崎だったと思うが)です)
返信削除だいぶ前に聞いたときは、一年のうち2/3は日本で、旦那がいるLAに1/3 で旦那の方が1/3日本に帰ってくるので、2/3は一緒に暮らすという生活だと言ってました。
家には、羽根の生えた透明のピアノがあるとか。
いつまでも少女のような方です。
32年生まれだと思いましたが。
ユーミンは、私が好きというより、好きな友人が周りに居たので聴いていたというのが正しいかもしれません。
みーちゃんですか・・・(笑)
返信削除渡航生活、羽根の生えたピアノ・・・
はりーさんのファン度は堂に入っているようですね。
くりまんじゅうなど「みーちゃん」(笑)が結婚されていることすら知りませんでした。
で、誰と結婚したんだろうと思ってwiki見たら、サディスティックミカバンドのベーシストの人なんですね。
で、笑っちゃったのが「結婚式の時、牧師が欠席の為、元聖飢魔IIのデーモン小暮閣下が司式をする。」という記述。(笑)
当時、確かにユーミンは、どこにいても耳に入って来ましたよね。
そういう意味では自然と馴染んじゃったのかもしれませんね。
一日だけの荒井由実だったでしょうか
返信削除1996年の「Yumi Arai The Concert with old Friends」
なんで、やっぱり荒井由実なのかと、ちょっとがっかりした記憶も有ります。
尾崎亜美が結婚していたのは、ずいぶん後になってしりました。結婚しないと思ってましたから。
まぁ、いいのですが。
高橋真理子も好きだったのですが、あの人は歌が上手なだけの人なんだなと思ってしまって覚めてしまった。
大橋純子の方がいいかも?
はりーさん、おはようございます。
返信削除オランダ、勝ちましたね。(笑)
言い換えれば、ブラジル、負けました。^^;
さて、「なんで、やっぱり荒井由美なのかと、ちょっとがっかりした」という意味が分からないです。^^;
『やっぱり、世間は松任谷ではなく「ユーミン=荒井由美」という図式なんだ!ということにがっかりした』と受け取ればいいのかな?・・・
み~ちゃん、結婚したの13年前、40歳の時なんですね。
報道とかされたのでしょうか、まったく記憶がないけれど・・・^^;
高橋真理子も好きなのはやっぱり「for you」です。(笑)
ブラジル負けてしまいました。
返信削除サッカーは詳しくないので、コメントは控えますが(汗)
やっぱり荒井由実かというのを、もう少し書くと
好きな曲が全部荒井由実時代の曲だったのか(やっぱり)と言うのがあります。
結婚してからもすばらしい曲を発表していますが、曲の完成度が高いとか、斬新な曲調だとかそちらのほうが主だったようで
心に響く曲は、荒井由実時代の曲に多かったなぁと改めて思う次第なわけです。
まぁ、個人的なノスタルジーも含まれるので、多分にバイアスがかかっているような気はするのです。
その頃の自分がより多感だったからと言うことだけかもしれませんが。
そういう意味ではご一緒です。
返信削除勿論、己の年齢とかその時代背景とかもあるのでしょうが、荒井由美時代の曲は今聞いても心の琴線に触れます。
で松任谷由美になってからも、嫌いじゃなかったし、実際、もの凄くヒットしてスキー場とかに行けば、「ユーミンはもういいよ!」ってほどに聴かされて耳には残っているけれど、じゃあ、何が好き?って訊かれると…思い浮かばない。(汗)
敢えて言うなら「赤いスイトピー」かなぁ…(爆)
でも、アラフォー世代だと違うのかもしれないけど…
実際、約20年は本当に日本のミュージックシーンの先頭を走っていた。
凄い才能だと思います。