(晩秋の信州NO.1からの続きです…)
戸隠から鬼無里へ抜ける途中にある峠は素晴らしい。
『伝説の谷 大望峠』である。
それにしても、誰が付けたか知らないが『大きく望む峠』とは実にいい名前を付けたものだと思います。
背後には戸隠の巨大な岩山。
そして右前方には北アルプスの連なる峰々が望めます。
まさに戸隠と北アルプスがオーバーラップする、まるで天が突き抜けたような解放感が溢れる景色が広がっています。(まっ、この日は北アルプスは少しガスが掛かっていて見通しがはっきりしていませんでしたが・・・^^;)
そして、戸隠大峯自然休養林と同様にここもまた、春夏秋冬といつの季節に訪れてもいい場所ですが、しかし、もしワンシーズンだけをお薦めするとするならば、やっぱり春かもしれません。
4月末から5月頭の新緑の季節。北アルプスにまだ残雪が残る頃。
見下ろす低山はエメラルドグリーンに光り、その先に白き峰が神々しく輝いています。
空が高く抜けるように青ければ尚宜しい。
この世のものとは思えぬ美しさです。
もちろん、紅葉のシーズンも素晴らしいのですが、アルプスの冠雪と山々の色づきがマッチするタイミングは11月初旬から中旬の本当にごく僅かの一瞬。
残念ながら、くりまんじゅうもベストなタイミングで訪れたことはありません。
やっぱり、北アルプスは「白く」光ってなってなんぼのモンです。(笑)
江戸時代、戸隠往来として鬼無里から戸隠宝光社を結んだこの峠道は、今も尚、険しく細いですが、峠の頂には展望台が作られています。
突如、一人のライダーが爆音轟かせてやってきました。(笑)
そして、駐車場にバイクを停めてこのポーズ!
うーん、カッケー!
なかなか絵になりますネェ~!
ちなみにチャップはここに縛り付けておきました。
しかし、こいつはあんまり絵になりません。(汗)
ついでに、なんか、この角度から見ると「ベンジョンソン」に似てるなぁ・・・^^;
その後、ハーレーのオニイサンは再び「ドドドドッ」と爆音残して戸隠方面に行ってしまいました。
ということで、くりまんじゅう一行も大望峠を後にします。
峠を下り込み、鬼無里の街場に入ると、そろそろお腹が空いたということで、鬼無里民族資料館隣にある「そば処鬼無里」に寄りました。
まっ、街場といっても、ついこの間まで「秘境」なんて言われていた場所なので、な~んにもないのですが、それでも最近はちょっとした観光施設は出来ました。(長野市に合併されたってこともあるのかもしれませんが・・・)
でも、「ちょっくら」どころかお店は大繁盛の「70分待ち」とのこと・・・^^;
さすがにそんなに待っていられません。
ということで、さらに山奥深く、父親が前から気になっていたというこちらのお店に寄ってみました。
鬼無里「観音蕎麦」
あっ、こちらはお店じゃありません。^^;
お店の前の立っている家。(資料館)
で、お店はこちらです。
正直、あんまり変わらんです。(汗)
ご店主曰く、アメリカの代表的な古典文学ソーロー(森の生活)に憧れ、東京から鬼無里に17年前に移住してきたそうです。
そして、店内は!
とご紹介したいところですが、実はくりまんじゅうはお店には入りませんでした。^^;
チャップと一緒に鬼無里散策。
両親、ぶ~このお話では囲炉裏端で食べる蕎麦は素朴で香り高かったそうです。
ご店主と骨董好きな父親は話もあったそうな。^^;
ということで、もう一回続きます。
< Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >
0 件のコメント:
コメントを投稿