2012-03-20

パルコール嬬恋 NO.1

 3月5日は本年2度目のスキーへ行って来ました。

 いや、弟に「パルコール嬬恋のリフト優待券貰ったのだけど一緒に行く?」と誘われたからです。
 「パルコールかぁ・・・」
 実は、正直言って「パルコール嬬恋スキー場」にあまりいい思い出はないのです。
 近場にある県内のスキー場なのですが、これまで来場回数は3回ほど。
 けれど、その3回がとにかくやたらに寒かった記憶だけが残っています。
 強風でリフトやゴンドラが停まってばかり、ついでに斜面がダラダラな緩斜面が延々続いているスキー場。それがパルコール嬬恋だったのです。

 「うーん、考えておく」
 その場では弟にとりあえずそう言って保留したのですが、まっ、結局、行くことになりました。暇だし・・・(笑)

 朝、7時半、安中を出る時は今にも振り出しそうな曇り空に「うひゃぁ、この天気だと山は雪かなぁ」と暗い気持ちで出発したのですが、その予想は見事に裏切られ・・・



 そう、この通りのドピーカンでした。
 しかも、無風で暑くもなく寒くもない気温。これぞまさに「スキー日和」ってやつです。
 気をつけなくてはならないのは日焼けのみ!



 駐車場からお隣の「表万座スキー場」が見えます。
 でも、今シーズンは営業していません。
 かつては西武系列のスキー場だったのですが、営業不振で10年ほど前に別会社に売られてしまったスキー場です。



 映画「私をスキーに連れてって」で日本列島にドカーンとスキーブームが訪れた頃に出来たスキー場。
 「私スキ」の舞台がこのスキー場のすぐ隣の「万座温泉スキー場」だったこともあり、一時は流行ったスキー場ですが、しかし、くりまんじゅうは、このスキー場もパルコール同様、とにかく風が強く、寒い!って印象しかありません。^^;
 気温が低いってことよりも、年中、風が吹いているスキー場の方が寒く感じますし、そもそも風はスキー場にとって致命的です。



 さて、今回は弟の車に同乗させてもらいました。
 助手席なのでラクチンです。(笑)
 今日も一日ソリ遊びの姪も早速、スキーウエアに着替えます。



 しかし、クールマン、スキー場に到着してもこの表情です。(笑)
 実はクールマン、スキーには行きたいのだけれどスキースクールには入りたくないのです。
 以前、「200キロ制限」(走行距離が200キロまではパパママなしで行ける自信はあるけれど、「でも、201キロになったら僕はダメになるかもしれない!」)なるものをご紹介したことがありますが、習い事は「1時間制限」が自己の中にあるそうなのです。
 「1時間ならいいけれど、それ以上はボク、無理!」
 先日、初めてスキーへ行った時、パラダのスキー教室で「己の限界」感じたそうです。
 しかし、そうは言っても、スキースクールは基本90分。
 本日は10時からのスキー教室に入校予定でした。



 クールマン、足取り重です。ひたすら重いいです。(笑)
 駐車場は広く、センターハウスへ行くのにもかなり時間が掛かりました。



 そして、ようやくセンターハウス、入館!
 けれど・・・



 クールマン、床に座って「ボク、やっぱりスキー教室はヤダ!ムリ!」とストライキ決行!(笑)
 そして、これからおよそ1時間に渡り、「スクールに入らなければうまくならないんだよう!」というパパによる説得が始まりました。



 まっ、クールマンのことは弟に任せて、まずはお気楽にこれで一人で乾杯です。^^;
 本日、運転手ではないので『到着記念』の名を借りて、ぶ~こもいないので遠慮なくグビグビいけます。(笑)



 バブル期に立てたスキー場ですので、センターハウスにも金掛かっています。
 なかなか、ゴージャス!
 ドーム状の天井から明りが差し込むトップライトなんぞがついてます。
 そう言えば、昔はこのスキー場は二つのスキー場が別々に営業してました。
 現在のバラギゲレンデが「国設バラギスキー場」というスキー場だったのです。
 その後、統合(買収?)されて、今のスキー場になったのですが、薄い記憶を辿ると当時はつながっているゲレンデがネットで仕切られていて、相互に乗り入れも出来なかったような記憶も…忘れました。^^;



 「がんばろう!日本」
 大きな横断幕がセンターハウス内に掲げられていました。
 そうです。頑張りましょう!



 姪が売店をのし歩き、目に付くものを手当たり次第手にするので義妹も気が気ではないようです。(笑)
 「それ触っちゃダメ~!!!」
 「それもダメ~!!!」
 そんな絶叫が売店内に響いてました。(汗)



 およそ一時間後(汗)、ようやくクールマン、パパとの話し合いがついたようです。
 最終的には「スクールに入るか」または「ママとオジチャンと一緒にリフトに乗って滑るか」の二者選択をクールマンに迫りました!
 もちろん、後者には「ゴンドラに乗って一番頂上に行くので、もし滑って下りてこられなければ、そのままずっとそこに残されるんだよ!」という強迫付きです。(笑)
 悩むクールマン。そして、クールマンの出した答えは!



 これでした。(笑)
 男として絶対に曲げられない「一時間制限」はやはり優先されたみたいで、スクールには入りませんでした。



 人生初リフトの後、お縄頂戴で滑りました。

 続きます。

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-5.6G >

6 件のコメント:

  1. クールマン、面白いっす!!!!
    「200キロ制限」も面白かったですけど、「一時間制限」もツボです^^
    男には譲れない一線があるってことですね。

    …親御さんは大変だと思いますが^^;

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    1. こしたまさん、今朝方はどうもでした。(笑)

      マスクをしていたので、一瞬「はて?誰?」と思いました。^^;
      お聞きしませんでしたが花粉ですか?
      クールマンは何かと己の壁が多いのです。(笑)
      そして、一度作った壁は乗り切ろうとはせずに、その内側で生きようとします。
      将来が心配です。^^;

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  2. なんか、スキーレポが続いていますね。
    新鮮ですw

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    1. はい。続いてますし、今後も続きます。^^;

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  3. 弟さん、しっかり良い親していますね。
    我慢強く、1時間も子どもと対話をして。
    私だったら「勝手にしろ」とリフトにいきそうです。私がスキーをしたくて来ているのですから。
    戻ってすみません。

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    1. まあ、歳いってからの子供なので、弟にも弟なりの教育理念があるようです。
      あまり細かいことまでは知りませんが…^^;
      今回はクールマンママがスキーがしたくて来ていたので、どうにかスクールに入れて自由時間を作りたかったそうです。
      結局、玉砕してしまいましたが…^^;

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