2008-01-06

障害者割引制度

 普段、くりまんじゅうが常用している車には「身障者マーク」が張られています。

 けれどこれは、けして虚偽なものではなく、くりまんじゅうの父親が実際に「身障者」である為です。七年程前に心臓に大病を患い、現在は「一級」認定の身障者です。(でも、普段の生活は至って元気です…)

 ご存知の方も多いかと思いますが、身障者には社会福祉の制度として、鉄道や有料道路、公共施設の入場料、また、一部の民間施設などでも割引などがあります。それはそれで本人にとっても家族にとってもありがたいのですが、数年前に法改正された「高速道路」の身体障害者割引制度については、少し頭を捻ります。

 それまでは、市町村福祉事務所等で発行する「割引証」と共に「身体障害者手帳」を提示することにより割引適用になったのですが、法改正により事前申請によって認可がおりた「割引適用車両」一台のみが割引になる仕組みになったのです。

 簡単に言えば、以前は「障害者本人」が乗って(運転または同乗)いれば、すべての車が割引対象だったのですが、今は「登録車両」のみであり、障害者が登録車両以外の車に乗っていても割引は適用されません。

 けれど、これをまた逆な言い方にすれば、その登録車両は「本人」が乗っていようがいまいが関係なく常に割引対象になってしまうのです。
 ???

 仕組みとすれば、以前の制度の方が間違いなく筋が通っています。誰が考えてもそうです。
 非常におかしな法改正ですが、すべて「ETC」が原因です。

 確かに「ETC」では、本人が乗っている乗っていないの特定が出来ませんから…

 ということで、そんな車にいつも乗っている、くりまんじゅうは「悪いヤツ」だと言われても仕方ありません。けど、実際、実際、親爺も乗るのだし、どうにもならんとですよ~!

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 車に貼り付ける身障者マークと言うと車椅子の「これ」をイメージしますが、

 正式な「障害者(運転者)マーク」はこちらなんですね。

 上のマークは「障害者のための国際シンボルマーク」であって、法的な規制が免除されるものではないのです。

 つい最近、知りました。

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