先週(1/6)の妙高高原「赤倉観光&温泉」スキー場に続き、今週もスキーに行ってきました。
前日(1/12)、ここ群馬も天気が悪かったので、ネットの天気予報で翌日の天気を調べてみると、前線は太平洋側へ抜けるが、逆に一転して、気圧配置は冬型になり日本海側の山沿いは大雪の模様。先週の「妙高高原」など終日「雪ダルマ」マークが問答無用に表示されてました。
う~む… こんな時、豪雪地帯に踏み入れるのは危険です。そもそも軟弱スキーヤーであるくりまんじゅうは「雪が降ってるスキー場でスキーはしない」主義なので、「晴れマーク」のスキー場をひたすら探すことになりました。(どうしても、なければ行きません)
関越道方面、湯沢エリアは勿論のこと、群馬側の水上エリア、尾瀬、片品など沼田エリア… 言うまでもなくアウト!全滅です。
上信越道方面、妙高、白馬、志賀は当然として、浅間エリアも辛いです。
こうなったら、南に行くしかないということで、「八ヶ岳エリア」を調べてみると、晴れマークが表示されていたスキー場がいくつかありました。そして、その中から、最南地ということで選んだ行先が「サンメドウズ清里」スキー場でした。ちなみに、くりまんじゅうは今まで一度も行ったことはありません。
朝9:00過ぎに出発。相変わらず、いつものように遅いです。
先日のスキーのままに、用具は車に積んでおいたので用意は楽チン。最近のスキーは短いのでキャリア等が不要なのは助かります。
車に乗り込み、駐車場を出ようとすると、碓氷側の方からもくもくと大きな煙が立ち上がりました。どんど焼きです。
「あっ、燃やしてるみたいだから、ちょっと見ていくか?」
そう言って車を川原へ廻し、常谷橋の上から見たのがこれです。
ちょうど大きな炎が立ち上がり、燃え落ちる瞬間でしたが、カメラを出すのが少し遅すぎでした。(^^;
R18を上信越道松井田ICに向けて西に進みます。
「あっ、あんなところに人がいる!」
後部座席にいた甥のその声にふと指差す方向に目を向けると、パチンコ屋さんの上空に確かに小さな人影が見えました!
すかさずまたポケットからカメラを取り出して「パシャリ!」。
電線の保守作業かと思われますが、怖くないのでしょうか。慣れとかもあるのでしょうが、それでも常人では出来ない作業に自然と頭が下がります。
松井田ICで高速(上信越道)に乗り込むと普段、殆ど降ることのない山々までが雪を被っていました。妙義山までが白くなってます。昨日の雨、この辺の山は雪だったのでしょう。
ICの入り口で交通案内をする電光掲示板には「坂城~上越まで雪の為チェーン規制」と赤い文字で表示されてました。
佐久PAで最近お決まりの撮影。(笑)
周囲の景色を眺めると北、西方面は見るからの雪雲ですが、南の八ヶ岳は山頂辺りは白い雲に覆われてますが、とりあえず大丈夫のようです。
すぐ傍らに高速のパーキングエリアからスキー場へ直結している日本で唯一の「パラダ」スキー場が見えます。(八ヶ岳が全山雪雲を被っているようなら、そのままパラダということも考えてました。)
佐久ICで高速を下りて、R141を南下します。
昨日は佐久も雪がかなり降った様子で街が白くなってました。
突然、「あっ、そこ寄って!」とぶ~こに告げられ、立ち寄った先がここ、「泉ナーセリー」です。佐久にくると必ず寄ると言ってもいいお花屋さんです。
前回、来た時に欲しい植物があったのですが、ちょうど売り切れていて「入荷待ち」だったので、それが入っているか見たかったそうです。
これ↑(ストレストカーパス)です。そして、お店の人に尋ねると、小さな株が奥に入荷してあるとのこと。
早速、ご購入とありなりました。(ついでに「イチゴ」とワイヤープランツも・・・)
ちなみに時間は刻一刻と過ぎていきます。甥は気が気じゃない様子でした。(笑)
佐久穂、小海、そして野辺山とR141をひたすら走り、八ヶ岳南麓の「サンメドウズ清里」スキー場に着いたのは既に「12:00」近くでした。
「こんな遅くなったのははじめてだよね!」
確かにその通り。同時に、甥っ子の心を覗かせる正直な一言です。(^^;
けれど、スキー場に着いて更にビックリ、なんとなんとの「激混み」です。駐車場に入るのにまさかまさかの渋滞をしてるではないですか。こんな姿を見るのは20年ぶりです。
そうなのです。この日は1月の連休の中日の日曜日。2月の連休(9/10/11)と並んでスキー場が一番混む日だったのです。多少の予想はしてましたが、しかし、まさかこれほどまでとは…(^^;
「どうする?」とぶ~こと顔を見合わせましたが、既に時間も時間ですし、実際、どうすることも出来ないので、準備をして入場することにしました。
勿論、スキー場のレストハウス内も人、人、人…まさに押すな、押すなの状態です。
そして、ゲレンデも… 正直、もうこの時点でくりまんじゅうはげんなりでした。(けど、写真ではそれほど混雑している感じはしませんね)
それでも、午後からの半日券を買い、スキーを履いてリフトへと向かいました。
「清里・サンメドウズ」スキー場、くりまんじゅうは初めて訪れるスキー場です。とりあえず、ゲレンデマップを確認しましたが、小さなスキー場ですので一目で全体像が把握できます。(コースの半分に×印。こんな込んでる日にリフトを動かさずに、ゲレンデ規制をしているなんて、いったいなにやってるんだ!と思ったら、どうも雪がないようでした)
八ヶ岳・蓼科高原エリアのスキー場は晴天率は高いのですが、反面、それ故に天然雪ではまかない切れず人工雪が中心になります。ですから、基本的に規模も小さなスキー場にならざるをえないのです。
しかし、このエリアの最大の難敵というと… そう、それはなんと言っても「寒さ」です。とにかく強烈に寒いです。晴れているのに「-10」なんてごく普通の気温。そして一旦、風が吹いた時の寒さと言えば…(^^; (以前、あまりの寒さにブランシュ鷹山スキー場で本当に死にそうになりました)
このスキー場のリフトは基本的に2本だけ。その1本の「パノラマリフト」で山頂へと向かいます。リフト乗り場の隣には大きなウサギ滑り台のあるキッズランドがありました。
その後方に富士山が端正な姿を見せています。
ゲレンデが「人だらけ」の割には、このリフトは何故か然程混んでませんでした。最長でも五分待ち程度です。その理由の1つは小さな子供づれの「ファミリースキーヤー」が多く、山頂へ行くリフトに乗らないこと、そしてもう一つはこのリフトの運搬力の高さかもしれません。
4人乗りのクワッドリフトなのですが、スピードも非常に高速です。山頂近くまで約1100mの距離を4分程で上っていきます。実際、乗って早々「速いな、これ!」と思わず、呟いてしまいました。
山頂の標高は「1900m」。想像していた通り、非常に寒かったです。
(また、ここも写真で見ると然程混雑を感じさせないようにも見えますが、実際は凄かったです。)
サンメドウズ清里スキー場はファミリースキーヤーの為に1,2月は「スノーボード禁止」のスキーヤーオンリーのゲレンデになっているそうで、それはそれでいいのですが、言い方を変えれば、当然、初心者が多いスキー場ともいえます。
山頂から下りるAコースは平均斜度18度の中級者向けのバーン。最大斜度が22度ですので、初心者にもこなせないコースではないのですが、問題はその雪質です。
ガチガチのアイスバーンの上に薄く乗った雪。それを初心者がスキーをずらして滑って削るので、いつのまにかコースは氷と雪だまりが交互に続く状態になります。
こうなると、コース難度はぐっと上がって、滑る速度は更に遅くなりゲレンデ内に多くの人の滞留が始まります。人が多くなれば、それを避けて滑らなくてはならないので、さらに難度が高まります。
この悪循環なのです。リフトが混んでいない別な理由も分かった気がします。要するに滑っている人よりゲレンデ内に立っている人が多いのです。
実際、リフトを降りてすぐの斜面がやや急斜面なのですが、その前で多くの方が、立ち止まっていました。
このスキー場、実質的なリフトは「パノラマリフト」一本と言っていいので、ただそれを乗っては下りるを繰り返していました。
このようにいくつものコースが閉鎖されていました。
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その2に続く。(明日以降更新予定)
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