2008-01-30

スキーウエアの洗濯

 くりまんじゅうのスキーウエアは『白』、それも『純白』なので汚れがひどく目立ちます。

 買ってから多分、洗ったことはありません。全体的にグレイに薄汚れてますが、特に襟、袖口、肘、裾などは…真っ黒です。

 ということで、2シーズンぶりにスキーウエアをクリーニングしました。(^^;
 不思議なもので「それ」で飯を喰ってると、何故か自分のものや家族のものってクリーニングに出さないのです。

 だから、スキーウエアも出しません。自分で家の普通の洗濯機で洗いました。(笑)
 いや、会社や従業員を信じられないわけではないんですよ。まあ、手を煩わせるのはなんだし…(でも、自分で洗った方が「キレイ」になる自信はあったかもしれません。(爆))

 品質表示のラベルには「漂白剤は使わないで下さい」とか「洗濯は専門店でご相談ください」とか「手洗いをお薦めします」とか首を傾げたくなるようあことが書かれてますが、そんなのに従順に従ってたらこんな酷い「汚れ」なんてそもそも落ちませんぜ。
 生地は表地がポリエステル100%で裏地がポリとナイロンの半々…

 ならば、かなり無茶も効くはずですし・・・

 まず、お風呂場で袖口のゴムの絞り部分などの頑固な汚れを中性洗剤でごしごしと洗います。古い歯ブラシなんぞを使うといいです。中性なのですすぎなど不要です。そのまま洗濯機にポイです。
 あっ、一つ重要なこと。ファスナーなどは必ず閉めてボタンもしっかり留めます。これを忘れると後で痛い目にあう事があります。(まあ、稀にですけど…)

 洗濯機に「お湯」を入れます。50~60度くらい。品質表示ラベルには「ダメ」とされている温度です。けれど、手を入れて「熱いな」と思うくらいのお湯をバケツで4,5杯注ぎます。ちなみに冬場の冷たい水道水はダメです。(ご家庭の洗濯でもバケツで1,2杯お湯を追加するだけで汚れ落ちが違います)
 そして、洗濯機の貯水量は「少」。水がたっぷり入っている方が落ちる気になる人が多いですが、そういうものではありません。

 スキーウエアは通気がなく(悪く)中に空気が入り、水に浮きやすいので、手で空気を押し出すように抜いて、しっかりと水(湯)に沈めて下さい。(これ、一番重要

 洗剤は一般的な粉末洗剤でかまいません。(液体よりも粉末の方が基本的に強力です)最近の洗剤は溶けやすいですが、それでもお湯で溶かして入れるとよりベターです。洗剤は規定量より多く入れてはいけません。ただ余分に泡が立つだけです。洗う機能に泡はなんの意味もありません。意味がないばかりが、濯ぎに悪影響も与えます。

 今回、くりまんじゅうは「使わないで下さい」と書かれていた「漂白剤」も「色落ちするもんだら、してみろ!」とばかりにしっかり入れちゃいました。

 「花王・ワイドハイター(酸素系)」 (あっ、間違っても「ハイター(塩素系)」はやめて下さいね。そっちはヤバイです…)

 で、「念入り洗い」のボタンをスイッチオン!
 (時々、洗濯槽を覗いて下さい。浮いていたら沈めて下さい)

 待つことおよそ30分。
 「どうだ、この野郎!」と雄叫びを上げたくなるくらいに真っ白綺麗になりました。

 クリーニングに出すより絶対キレイになった自信があります。(苦笑)(新品の時より白くなってしまったかも…まあ、それはそれで問題ですけど…)

 ご注意です。どんなスノーウエアもみんなこんな感じで洗えるわけではありませんので、それは間違えないで下さいね。後で責任とってくれ!と言われても困ります。

 けど、自分の衣類だとリスクを考えずに「洗える」ので実に気が楽です。万が一、駄目になったって所詮、自分のものですから…
 これがもしお客さんから預かったものなら、絶対に「漂白剤」は使わなかっただろうし、温度も上げずに、一番弱く洗ったはずです。

 この辺が難しいんですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Powered By Blogger