人をよけながらの滑りは気を使います。
2時を過ぎ、そろそろお昼にしようかと、寄ってみたのが山腹?にある「ブルーム」というレストハウス。
昼飯の時間からはだいぶ経ったので「もう、そろそろ大丈夫だろう」と思ったのですが、まったく甘い考えでした。
レストハウス内に入れないほどの混み様です。いつも元気なぶ~こも椅子に座ってぐったりです。
このスキー場、ゲレンデ内、ほぼ全面禁煙ですので、レストハウスの入り口に設けられた唯一の「喫煙所」でくりまんじゅうも一服させて貰いました。タバコ吸いには厳しい時代です。画面が曇ってますがこれは煙ではなく、急に暖かい場所に入った為のレンズの曇りですのでお間違いなく。(^^;
ブルームから見える初心者コースの「フラワーリフト」です。 雪が無く地面が出ている場所があります。
Aコースから続々と人が降りてきます。
結局、ブルームでの食事は諦めて、それからしばらく滑り、ゲレンデ下の大きなレストハウスに入ったのが、3時過ぎでした。しかし、その時間になってもまだこれです。(^^; なんだか、もう帰りたい気分です。
人を掻き分け、席を探しますが当然満杯です。仕方がないので3人で手分けをして席を立つ人を見つけて、しばらく探してようやく窓際のカウンター座席を確保しました。
ふう・・・と自然と深いため息が出ます。
ようやく席が確保できたので、お昼を買いに行きました。取り放題の福神漬けとらっきょに心奪われて、くりまんじゅうは無難なところでカツカレーとサラダ。トレイに受け取ったその見た目はすごく美味しそうです。勿論、ビールも忘れません。
(ここでも、激寒のゲレンデからレストハウスに入ってカメラが曇ってしまいました。 )
さて、先日のスキーでは気を使って「美味しそうでない」と書きましたが、しかし、ここははっきりと書かせてもらいます。
「不味い」です。カレーをこれだけ不味く作るにはなんらかの意図があるか、もしくは天賦の才が必要だと思うくらいにどうしようもなく「不味かった」です。どうしたらこんなに不味く作れるのか不思議なほどです。
美味い不味いは人それぞれなので、中には美味しいと感じる人もいるのかもしれませんが、くりまんじゅう的にはもはや許容範囲を超えてました。
まず、甘口、中辛、辛口とカレーの辛さは3種類あるようでしたが、カツカレーは中辛限定。けれど、実際のそれは中辛ではなく「無辛」なのです。辛味のないカレーはそもそもカレーなのでしょうか。くりまんじゅうがこれまで知っているカレーの味とは別物でした。いくら子供が多いからといって、これでカレーを名乗ってはいけません。
「不味い」です。カレーをこれだけ不味く作るにはなんらかの意図があるか、もしくは天賦の才が必要だと思うくらいにどうしようもなく「不味かった」です。どうしたらこんなに不味く作れるのか不思議なほどです。
美味い不味いは人それぞれなので、中には美味しいと感じる人もいるのかもしれませんが、くりまんじゅう的にはもはや許容範囲を超えてました。
まず、甘口、中辛、辛口とカレーの辛さは3種類あるようでしたが、カツカレーは中辛限定。けれど、実際のそれは中辛ではなく「無辛」なのです。辛味のないカレーはそもそもカレーなのでしょうか。くりまんじゅうがこれまで知っているカレーの味とは別物でした。いくら子供が多いからといって、これでカレーを名乗ってはいけません。
これで中辛だとするなら、甘口にはきっと砂糖がたっぷり入っているんじゃないかと思いました。
そして、ぶ~こと甥が頼んだのがこれです。オムハヤシと甘口カレーハーフサイズ&チョコレートケーキです。
ぶ~こはオムハヤシを食べながら、しばし無言でしたが「ダメ、気持ち悪い。吐き気がする」と眼を白黒させ始めました。「全部ダメだけど、特にグニュグニュした卵が気持ち悪すぎる」と言ってました。
そういうのを聞くと、普段は「どのくらい不味いのか試してみよう」と思ってしまうチャレンジャーなくりまんじゅうですが、今回は既に自分の分で白旗上げてギブアップでした。
甥は黙って食べていました。忍耐強い子供です。(けれど、本当の意味で子供用の味なのでしょうか?)
しかし、「ケーキが一番美味しい」の一言がすべてを物語っていた気がします。
レストハウスを出てリフト乗り場を覗くと未だにこんな感じです。
ぶ~こはオムハヤシを食べながら、しばし無言でしたが「ダメ、気持ち悪い。吐き気がする」と眼を白黒させ始めました。「全部ダメだけど、特にグニュグニュした卵が気持ち悪すぎる」と言ってました。
そういうのを聞くと、普段は「どのくらい不味いのか試してみよう」と思ってしまうチャレンジャーなくりまんじゅうですが、今回は既に自分の分で白旗上げてギブアップでした。
甥は黙って食べていました。忍耐強い子供です。(けれど、本当の意味で子供用の味なのでしょうか?)
しかし、「ケーキが一番美味しい」の一言がすべてを物語っていた気がします。
レストハウスを出てリフト乗り場を覗くと未だにこんな感じです。
何故かますます混んできています。
他のスキー場では、そろそろ見かけなくなった「竹やり」スキーも沢山立てかけてありました。
時間もそろそろ4時近くなってましたが、相変わらずの混み様です。
滑りを見ても既にやる気の無さがわかります。(白いウエアのくりまんじゅう)
ぶ~この滑りも緩慢です。
こうなれば、辺りの景色でも写すしかないです。(笑)
4時もまわり、陽も八ヶ岳に隠れ、気温も急速にさらに下がっていきはじめたので「そろそろ終わりにしよう」と最後のリフトに乗り込みました。
リフトが山の中腹に差しかかると微かに雪も降り始めました。
「ねぇ、見て!」
甥のその声にふと手袋を見るとはっとしました。雪の結晶がはっきりと分かるのです。
甥のその声にふと手袋を見るとはっとしました。雪の結晶がはっきりと分かるのです。
まさに雪印のマークそっくりです。ごく気温の低い場所で作られる雪の結晶は本当にこんな形にはっきりと見えるのですね。里の雪ではけして見られない形です。
実物をこうもはっきり見るのは初めてでした。と同時に子供の観察力の鋭さにも驚きました。ぶ~こと二人だけならきっと気づかずにいたでしょう。
ゲレンデはだいぶ人も少なくなってきましたが、それでも未だに上部に立ち止まっている人がかなりいました。
ぶ~この記念写真を撮って本日のスキーも終了です。
駐車場に戻り、「寒い、寒い」と暖をとる為、車のエンジンをかけると寒いはずです車内の温度計は「-9度」を示してました。(ということは山頂は-13度くらい?)
激ゴミ、狭いコース、荒れたバーン、強烈な寒さ、不味い食事…
全体的にネガティブなことが多かった一日ですが、それでもいくつか収穫もありました。
もうそろそろ終わりにしようとしていた頃だったと思います。緩斜面で脚を肩幅程度に開いて直滑降で一旦スピードを上げてから、「小回り」をした時、今まで経験したことの無いスキーの動きを感じたのです。
上体を倒し込み、身体から離れた板が次の瞬間「キュン」とまったくずれずに円を描き身体の下に戻ってきて次のターンに向かうのです。
ひょっとして…これがカービングスキー本来の動き?
もうそろそろ終わりにしようとしていた頃だったと思います。緩斜面で脚を肩幅程度に開いて直滑降で一旦スピードを上げてから、「小回り」をした時、今まで経験したことの無いスキーの動きを感じたのです。
上体を倒し込み、身体から離れた板が次の瞬間「キュン」とまったくずれずに円を描き身体の下に戻ってきて次のターンに向かうのです。
ひょっとして…これがカービングスキー本来の動き?
それが新しいスキー板のせいなのか、それとも偶然掴んだ身体の使い方によるものなのか、まだはっきりとは分かりかねますが、多分、両方の理由があるのだと思います。
ただ言える事はこの新しいスキーが「切る」滑りをしやすいことは確かなようです。
ただ言える事はこの新しいスキーが「切る」滑りをしやすいことは確かなようです。
見知らぬ滑り方を知るのは楽しいことです。これは大きな収穫でした。
また、このスキー場の最大の美点は「景色の良さ」でしょう。
また、このスキー場の最大の美点は「景色の良さ」でしょう。
正面に霊峰富士。そして、右側には雄大な「南アルプス」
背後には「八ヶ岳」が聳えています。
(生憎、八ヶ岳はスキー場からは雪雲に覆われて隠れていましたが、八ヶ岳高原道路へ戻るとこの通り美しい姿を見せてくれました。)
天気が良ければ、まさに絶景に囲まれたスキー場といえるでしょう。
天気が良ければ、まさに絶景に囲まれたスキー場といえるでしょう。
また、全体的に施設も新しく、大きな無料駐車場、また駐車場とセンターハウスはエスカレーターで結ばれていたりして、そんなところも気が利いています。
トイレや売店なども綺麗だし、レストランも(味はともかくとして…)メニューなどは豊富です。なにより値段も法外でないし…
数は少ないですが、速いクワッドリフトも評価できます。そして、来シーズンより稼動予定というリフトが掛かる上中級者向けのコースが開かれれば滑る楽しさもきっと増えることでしょう。
今回のスキーは少々不満の残るものになってしまいましたが、条件が異なれば、また評価もまるっきり違うものになると思います。
数は少ないですが、速いクワッドリフトも評価できます。そして、来シーズンより稼動予定というリフトが掛かる上中級者向けのコースが開かれれば滑る楽しさもきっと増えることでしょう。
今回のスキーは少々不満の残るものになってしまいましたが、条件が異なれば、また評価もまるっきり違うものになると思います。
空いている平日、青空の美しい快晴、気候は寒くなく暑くなく… そんな日なら、まったく印象は違うはずです。(食事にしても、カツカレーとオムハヤシだけで判断を下すのも酷というものです。たまたま偶然だったのかもしれませんし・・・(笑) )
ただ、雪のある下道の運転が中心になり、くりまんじゅうの家から2時間半という時間距離はやはり少々遠すぎます。(実際、その時間内で白馬・志賀・妙高・野沢・湯沢・片品エリアすべてカバーしてしまいます)
ただ、雪のある下道の運転が中心になり、くりまんじゅうの家から2時間半という時間距離はやはり少々遠すぎます。(実際、その時間内で白馬・志賀・妙高・野沢・湯沢・片品エリアすべてカバーしてしまいます)
上信越道佐久JCから中央高速道長坂JCへ抜ける「中部横断自動車道」(終点は第2東名高速吉原JC)が抜けたら、また行きたいと思います。(けれど、完成予定は10年以上先の話ですが…(^^;)
(おしまい)
雪の結晶にはただ、ただ感動・・・
返信削除自然って素晴らしい!!!
ゆきの決勝は寒くないとゆっくり見られないんですよね。こんな大きなはっきりしたのを見た事はありませんでした。
返信削除本当はもっとズームアップして大きく撮りたかったのですが、リフト上なので揺れて手ぶれが激しくて、このサイズが限界でした。
返信削除また、手袋をしたままだとシャッターが切れないので、当然、手袋を外して素手での撮影。
マイナス10度以下ですので、とにかく寒くて震えながら写しました。(^^;
けれど、それでもhiroさんなら、まさに「シャッターチャンス」とばかりに、きっと芸術作品のように撮れたのでしょうね。
たまには都会「横浜」を離れて「雪山」写真も如何ですか?(^^)v
明日行こうと思ってますが、カツカレーとハヤシライスだけは避けるように注意します(笑)
返信削除ぐでん2さん、こんにちわ。いらっしゃいませ。
返信削除明日、サンメドウズ清里へお出かけですか?
明日のサンメドウズ、天気予報はピッカピカの晴れマーク。けれど、最低気温の予想は必殺「-13」ですから、防寒対策だけはお忘れなく。
カレーとオムハヤシを避けて、是非、楽しいスキーを楽しんできて下さいね。(^^;
先日は食べませんでしたが、あるスキー関係の掲示板で「辛口のブラックカレー」がお薦めと書かれてました。
もしよかったら、チャレンジしてみてください。(笑)
そして、美味しかったら、ご報告くださ~い。
お待ちしています。(^^)/~
お気をつけていってらっしゃ~い!