すみれが丘聖苑に行きました。(安中市の斎場、そしてグランドや公園があります)
行きましたというのは、正しい表記ではありませんね。富岡へ行く途中、トイレを借りたくて寄りましたというのが正確です。膀胱破裂寸前でした。(^^;
駐車場に車を停めて、トイレへ駆け込み、意気揚揚と出てくると「ケーン ケーン」という鳥の鳴き声が聞こえてきました。
(あの鳴き声は、雉だなぁ…)
そう思い、車からカメラを取り出して、耳を澄ませます。鳴き声は道の向こう側から、その様子からしてそんなに離れていない場所のようです。
農免道路沿いを鳴き声頼りに歩いていきました。
おぉ、発見!畑に出てました。向こう側は竹やぶです。(^^)
望遠レンズを最大限ズームアップしますが、もうこれ以上寄れません。なので、足音を立てずに、そろりそろりと近づきます。けれど、相手はさすが野生の生き物。ちゃんと察知しているのでしょう、くりまんじゅうが進む分だけ、しっかりとその距離を確保します。
写真に写っているぼやっとした「青」や「緑」…
アヤメ(多分)です。けれど、実はアヤメと花菖蒲とカキツバタの区別がよくつきません。(^^;
花の陰から写しています。これ以上先は身を隠すものがないのです。
「あっ!」
くりまんじゅうがシャッターを切った次の瞬間、「はい、御終い!」とまるであざ笑うかのように「ピョイ」と竹やぶに入ってしまいました。(^^;
それにしても、雉に限らず野生の動物というのは不思議な能力持ってます。
くりまんじゅうの父親は40年以上、狩猟をしていたので(4年前に辞めました)、くりまんじゅうも子供の頃はよく猟に連れて行ってもらいました。
地域や地方によって違うかもしれませんが、猟期は基本的に11月15日から2月15日までの3ヶ月間。
まず不思議なのは、(そんな深い山に入らなくても)、前日(11/14)まで見かけられた鳥たちが、その日(11/15)を境に一斉に姿を消すのです。カレンダーでもあるのかと思うくらいに、実際、まったくいなくなります。
そして、その時期にひょっこりと平気な顔して現れるのは…こんな場所!
ヤツラ、きっと字も読めるんです。(笑)
そして、2月15日を過ぎるとまたひょっこりと現れます。
まぁ、命が掛かっているわけですから、仕方がないといえば、仕方がないのでしょうが、それでも凄いと思います。
駐車場に戻ると雲の切れ間から青空が見え始めました。
グランド脇に花が終わったツツジの新緑がエメラルド色に輝いてました。
また道草を食ってしまった。(^^;
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