以前、甥っ子の写真集をカメラのキタムラで「リフォトブック」で作った話をブログでも紹介しました。
http://yume-no-nakade.blogspot.com/2008/01/blog-post_18.html」
その最後に『ということで、次はここでシロの写真集を現在作成中です。アスカネットの「my book」。』と書いたのですが、あれから4ヶ月経ってようやく完成、そして、先日注文してみました。(^^;
その時にも書いたのですが、「アスカネットのmy book」というのは、専用ソフトを無料ダウンロードして自分のパソコンで写真集を編集作成するタイプのものです。
そして、作成したデータをネットで注文すると、後日(概ね10日後)、実際の写真集が届きます。(専用ソフトにそのまま注文ボタンがついてますので非常に発注も簡単です。また、「Photo Shop」をそのまま編集ソフトに使えるプラグイン版も用意されています)
ブックのサイズもページ数も多種多様で、自由なフォントでテキストも使え、さらに自由レイアウトですので、これだとかなり本格的な写真集が出来ます。
今回、作成したタイプは「MyBook ART-HC (マイブックアート・ハードカバー)210」
ブックサイズは210×210でハードカバーの本文背綴じ(本文には、透明の扉(トレーシングペーパー)が入り)。仕上げは表紙が光沢ラミネート加工で、本文がニス加工されるもの。本格的です。
ダウンロードした専用写真集編集ソフト(My book Editer Ver3.0)を起動し、Bookのタイプとページ数を指定するとこんな画面が現れます。(これは既に作成済みの表紙と背表紙です)
後は、ページごとに好きな写真を貼り付け、サイズを調整して、文字などを入力していけば完成です。
アシスト機能も豊富で、何種類もあるボックスレイアウト(自動レイアウト)機能を使えば、各写真をページにバランスよく配置してくれたりしますし、また、型抜き機能を使えば、(上の写真のように)写真を四角ではなく、透かしたり、丸くしたり、角をギザギザにしたりすることも出来ます。
当然、背景色の色や柄の設定もページごとに自由です。当初は少なかった付属イラストもだいぶ拡充してきました。
作成した写真集はネット上に公開も出来ますが、今回は公開しませんでした。(注文時に「公開」を指定するとアスカネットのサイト上に公開されるそうです)
ということで、作ったページを何ページかご紹介するとこんな感じ…
これは最後のページです…
写真集はこんな書き出しで始まります。(^^)
「平成七年、晩春、シロは信州浅科村で生まれた。」
「“神様”が安中へ連れてきた。」
「すべてはそこからはじまった。」
(シロ誕生の経緯(いきさつ)についてはここをどうぞ!)
http://yume-no-nakade.blogspot.com/2007/11/blog-post_16.html
こういうのを作るのは基本的に嫌いじゃないくりまんじゅうですので、楽しく作業は出来ました。(ただ、生まれてから5,6年の写真が一枚もないのです。(^^;その時期、写真を撮るという概念も意識も習慣もなかったんです…)
ソフトも使いやすく作りやすいし、写真集というのは写真に文章も添えられて、一段深いストーリーがつくれるので、そういうところは大変いいのですが、しかし、一つだけ、それも大いなる難点があります。
それは「価格」です。(^^;
「MyBook ART-HC 210S 30P」ですと、「9,240円」です。送料を込みにすると1万円近くになってしまういます。(^^;
40P、60P、80Pとページ数は増えても然程値段は上がらないのですが、最低ページ数の20Pタイプが「7,875円」とそのスタートがまず高すぎなのです。(実はこの価格の壁に4ヶ月間逡巡してました。)
180×180サイズだと約半分の値段になるのですが、欲を言えば、その上の266×266タイプでそのくらいの値段なら、どこかへ出かけたり、なにかイベントがあったりするごとに作ってみたくなりますが、「1万円」となると、やはり10年に一度になってしまいます。 (3,000円なら毎月でもいいかなと感じるのに、1万円だと10年に1度となる感覚が不思議ですけど…)
基本的には「結婚式プライベート写真集」価格って感じです。(まあ、実際の結婚式の写真集はプロが撮る写真だし…その10倍くらいしますけど…)
ちょっとのことでは作れません。仮に同窓会などの写真集が180×180ソフトカバー60Pで6000円という価格なら皆さん、買いますか?くりまんじゅうはちょっと遠慮しちゃいます…(やきまんさんは買っちゃいそうですけど…ねっ!)
これだけPCとデジカメが普及してきた時代ですので、是非、様々な企業が参入して、もっとお手軽な値段になって欲しいと思います。
まっ、しかし、シロは「犬生に一冊」ということで今回大枚叩くことに致しました。(笑)
(ちなみに最初は超乗り気だったぶ~こもその価格を聞いて、「パソコン」で同じのが見られるんだから、それでいいと態度を急変させてしまいました(笑))
どんな具合に出来上がってくるのか、少し楽しみです。ということで、実際に現物が届いたら、またご紹介したいと思います。来週辺りかな?
とっても素敵な写真集☆ですね。
返信削除私に出来るかな~・・・
と不安はありますが、ぜひ作りたい!
ですね。
是非、作ってみてくださ~い。(^^)
返信削除写真集の作成にルールはまったくありませんが、失敗しないポイントはやはり「まずは載せたい写真の選択」でしょうか。(同時にテーマの決定)
まずは1Pに1枚というくらいに写真を絞ります。(一番辛い作業です)
実際の作成に際して、一番やっていけないのが、主題が写る写真を1ページに何枚も載せてしまうこと。(^^;(例えば、家族の同じような集合写真を1Pに4枚載せてしまうとか・・・勿論、それを狙ってやる場合もありですけど・・・)
折角撮った写真なので、つい「あれもこれも」と何枚も使いたくなるのが人情ですが、これをやると、紙面がごちゃごちゃとしたいかにも素人が作りましたというような雑然としたものになりやすいです。
(見る人に見たい写真を選んでもらうのではなく、選んだ写真を見てもらうという感じ・・・この辺が写真集とアルバムの違いかな・・・)
代わりにそのものズバリは写っていないけれど関連するものや連想するもの思い出のものなどの写真を添えると効果的です。
そして、一番重要なのが「物語」。
理想を言えば、写真一枚の中に物語があり、それを載せた1ページにそれがあり、見開きページにもそれがあり、さらに一冊を通じて主題に沿ったストーリーが語られていればもちろん最高なのですが、プロじゃないので、それは欲張りすぎ・・・(笑)
くりまんじゅう的には「見開き(2P)」の中に小さなストーリーが展開されるのが、一番作りやすい気がします。そして、ページを捲るとまた新しい小さなストーリーが展開されるというような・・・
一冊を時系列的に展開させるという誰もが考える手もありますが(特に子供の写真集など)、これは意外に失敗しやすいです。(笑)
あまり長々と書くのもなんですので、最期にもう一つだけ。(^^;
見開きにならない最初の1ページ目。そして、一番最後のページに是非、全精力を使ってください。この2ページが一冊の要です。(^^)v
ちなみに「何の」写真集を作成予定ですか?
是非、ご紹介くださ~い!楽しみにしています。
遅くなりました。
返信削除ありきたりですが、日頃から子供の成長を1冊の写真集に残したいと思っていました。
子供が巣立つ日に子供に送りたい・・・また自分の老後の楽しみのひとつにと、考えていました。
特に今回は高3の息子が小1から始めた野球を
この夏で引退するので、ぜひ・・・と思っていました。(甲子園出場の予定はないので7月で引退です。笑・笑~!)
いつもくりまんじゅうさんの話題と一致するなぁ。。。なんて、いつも参考に・・・いえ、
生活に取り入れさせていただいています。
おぉ~!いいじゃないですか!
返信削除小一から高三となるとまさにお子さんの12年間の集大成ですね。しかも「野球」ということで、テーマはまさに「青春」。(^^)
そして、キーワードは・・・
「汗」「涙」「笑顔」「友」「初恋」「太陽」「グランド」「青空」「自転車」「雲」「木枯し」「土埃」「軟球」「硬球」「芝生」「勝ち負け」「用具」「ドーム」「夢」・・・などと色々ありますね。
その切り口はやきまんじゅうさんの感性次第。
あせらず、じっくりと「楽しみながら」(これ重要!)心のこもった作品を是非、作ってください。(^^)
応援してま~す。!
はい、12年間野球観戦で日焼けし、できた私のしみ、しわの数だけ彼には青春があったかもですね(笑)
返信削除それから、くりまんじゅうさんのご指摘の通り、2つの難関はあるのです。
あれもこれも載せたくなり、写真を絞れない・・・こと。
それと、金額です!良いお値段ですよね。。。
息子の引退後ゆっくり構成してみます。
最後に一発、ホームラン☆でも打ってくれれば決定!ですけどね!!
2つの難関…
返信削除>あれもこれも載せたくなり、写真を絞れない・・・こと。
いい写真を撮る以上に、いい写真を選ぶというのは、大変な作業ですよね。(^^)
くりまんじゅうは、A4用紙などに、30枚くらいの写真を小さく一覧で印刷して、見た瞬間、すぐに眼が行ったものに印しておきます。そして、数日、時間を空けて、またパッと見て、視線の止まったものにまた印をします。
自分の好みもありますが、そんなことを何度化しているうちに「いい写真」が見つかります。(^^)
>それと、金額です!良いお値段ですよね。。。
そいつは頑張って働くしかありません。(笑)
けれど、確かに高いですね。
ありがとうございました!
返信削除頑張って働きま~す(笑)