さらに進むと左手に見えてきました。
「榛名高原体育センター」なる施設…いわゆる「榛名高原学校」です。
ここには中学生の時に来たはずです。先日の「妙義少年自然の家」と同様、群馬の中学生は必ずと言っていいほど学校行事で来る場所なのです。
懐かしさもあり、車を降りてみました…
すると、湖の方からなにやらがやがやと賑やかな声が聞こえてきます。(おっ、やってるな!)
予想通り、やってました。「カッター漕ぎ」 (おぉ、後輩たちよ!)
どこの中学校の生徒たちかは分かりませんが、皆、救命具を着けてオールを必死に漕いでました。
(30年以上前、もちろん、くりまんじゅうたちもやりました!)
その近くでは釣り竿が沢山置かれているのですが、どれもこれも無人です。
魚がかかったらどうするのだろう…と…少し近づいて見てみるとなにやら「アンテナ」のようなものが付いています。詳しいことは分かりませんが、「アタリ」が来ると無線で連絡する仕組みたいです。
ということは一人で何本も釣り竿を仕掛けて、釣り人は湖畔を巡回しているのでしょうか。(釣りに詳しい人がいたら教えてください!)
湖上で釣っている人も沢山いました。
けれど、対象魚は何なのでしょう。ルアー釣りなのでブラックバス?
しらばく湖畔を歩いた後、車で湖東へ移動しました。伊香保から上がってくる道の方です。
これから書き入れ時の夏場にかけて、人を乗せる調教なのでしょうか、馬が沢山居ました。そららを連れてきたらしき大型トラックが何台も連なってます。馬って近くで見ると本当に大きいんですね。改めてその大きさに驚いた次第です。
一瞬、久しぶりにロープウエイで榛名富士へ上ってみようかとも思ったのですが、時間もないので今回は止めにしました。
そして伊香保へ下りる県道33号線に入ると…
すぐにこんなのがありました。
「榛名湖メロディライン」というそうです。車が通ると「静かな湖畔の森の陰から…♪」というメロディが流れるのです。
仕組みは道路にこんな溝が掘られていて、走行するタイヤがそのメロディを奏でるわけです。当然、スピードが速ければ、アップテンポィになり、遅ければスローになります。
かなり大きな音ですので、車内でも分かりますし、道路の周囲でも聞こえてきます。(最初は何の音がしているのかよく分からなかったけど…)
道を下って行き、高根展望台から伊香保の街を見下ろしてみました。
伊香保も一時よりは多少は良くなったいう話も聞きますが、それでも温泉客が減って旅館やホテルも大変らしいですね。いずこも一緒です。(^^;
伊香保に通じる道の脇はまさにツツジが満開でした。
伊香保の街は素通りして、「水沢観音」に少しだけ寄ってみました。水沢うどんは有名でよく食べますが、水沢観音へは寄った記憶がなかったからです。(^^;
水沢寺は、天台宗のお寺で、坂東33番札所の第16番、その開基は平安時代に始まるとされる名刹です。
六道輪廻…
そして、その隣に六角堂…
六角堂は、内部に回転する六地蔵尊を安置する我が国に於ける地蔵尊信仰の代表的建築物だそうです。(受け売りです!)
本尊十一面千手観世音菩薩を安置してあるのが本堂。本尊十一面千手観世音菩薩は古来融通観世音として知られ、衆生の一切の願を融通し、救いの手を差しのべて下さるそうです。建物は六角堂と同じく、天明七年(1787)の竣工で、およそ220年前。すべての彫刻は掘り抜きです。(これもまた受け売りです^^;)
仁王門参道を上から眺めた景色です。
水沢の山の鎮守、「飯縄大権現」へ続く階段ですが、かなり急でピッチも狭く、足腰の弱い人は少し危険な感じがしました。くりまんじゅうはもちろん、(青息吐息で…怖々と…ですが…一応…)上がりました。(^^)v
階段を登り切ると「飯縄大権現」がありますが、そこからに奥へと道は山頂まで続いています。
しばらく山道を歩きましたが、辺りも薄暗くなってきたので「万葉集の歌碑」のところで引き返してきました。
「伊香保嶺に 雷な鳴りそね わが上には 故は無けども 児らによりてそ」
(万葉集の巻14東歌上野の国-3421)
尚、水沢観音についての詳しいことはここをご参照ください。m(_ _)m
水沢観音HP http://www.mizusawakannon.or.jp/home.htm
山から下りてきて、階段を下り、こんな写真を撮り…
そして、これを撮った瞬間に実はカメラの電池が切れってしまいました。(ジ・エンドって奴です!)
お地蔵さんも驚かれたことでしょう。(^^; (^^; (^^;
ということで、榛名湖・水沢の旅もこれにて「ジ・エンド」と相成りました。
めでたし…めでたし…?
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