デジタルフォトフレーム購入

　以前、デジタルフォトフレームが気になると書きましたが、先日の印刷でその恐ろしさを痛感し、「こりゃあ、イカン！印刷などしていたら人生破滅じゃ！破産する！」と・・・実はデジタルフォトフレームを「購入」しちゃいまいました。(^^;（なんだか思考が論理的じゃない気もしますが…とにかく、そういうことです。）

　くりまんじゅうの意思が弱いのは確かですが、くりまんじゅうがいけないのではありません。そう、ネット通販がいけないのです。まず便利過ぎます。まさに過ぎたるは及ばざるが如しです。
　ソファに寝ながら、ポチっとクリックするだけで翌日届いてしまうのです。ネット通販破産者が出てしまいます。危険です、お上が規制すべきです。（また論理的じゃないことのたまってす…^^;）

　まっ、それはともかく、今回は「amazon.co.jp」で頼んでしまいました。

　ただ、先日は「SONY」の「S-Frame（エスフレーム）」が欲しいと書いたのですが、購入したのは「Polaroid デジタルフォトフレーム10.4インチ XSJ-01030B」。

　実は、ネットで調べてみると「S-Frame（エスフレーム）」の評価がどうも良くなかったのです。視野角が激セマ（特に下からはまるで見えない）であるとか、高価な割に音声ファイルの再生が出来ないのはやはり淋しいとか…（勿論、画質自体はいいということですが…）人によっては「今、絶対に買ってはいけないものの一つ」などと酷評する人もおりました。

　現物を見て判断できればいいのですが、田舎なので「デジタルフォトフレーム」なんて、現時点ではまだ少しマニアックな品物は家電店にも置いていないのです…(^^;
　で、「sony V-900」と「ドリームメーカーDMF104B」、そして今回、購入した「Polaroid XSJ-01030B」の3機種を比較検討した結果、画面サイズの大きさと値段の安さに負けて「XSJ-01030B」にしてしまいました。

　総額21,500円でした。（酒もタバコもやらないくりまんじゅうには安いものです。嘘です。嘘つきは泥棒の始まりです･･･＾＾； けれど、印刷をすることを考えればそのコストパフォーマンスは比較になりません）

　では、「XSJ-01030B」を実際に見て、感じたことを正直に書きますと…
　画質は正直、満足のいくレベルには全然足りません。解像度が足りなく、絵が妙にボケた印象になります。２メートルくらいは離れて見ないと粗が目立ち気になります。

　写真を趣味とするような方が鑑賞するということを目的とするなら、明らかに「不合格」だと思います。
　ただ、ごく普通に撮ったスナップを（観賞ではなく）、眺めるというのであれば、我慢は出来るレベルでしょうか…

　紙に印刷したものと違い、液晶ディスプレイですので「発色」は、当然いいです。その味付けは「素人受け」しやすい「わぁ、色が綺麗ね！」というビビッドな発色ですが…(^^;

　カードに音楽ファイル（MP3）が入っていると、自動的にリストを作り、それを画像の表示とともに音楽再生することもできます。 （けれど、この画像の時はこの音楽というような画像と音楽のシンクロ再生は出来ません。）
　音質自体はさほど悪くはないのですが、スピーカーが背面にあるので「裏側から聞こえてくる」という感じもして、これは少しいただけません。（壁に共鳴するほどではありませんが…）この辺、まだまだ工夫の余地があるはずです。（最大ボリューム時、もう少し音量があってもいいかも･･･）
　画像の表示順序も基本的にファイル名順かランダム表示の2種類だけ。また、フォルダ指定なども出来ないのでメモリカードに入っているJPGファイルを片っ端から表示します。そして、電源が入ると常に先頭からの表示になるので、特定の画像がら表示するようなことも出来ません。（使い勝手悪いです）

　もうひとつ、マイナス点を書くと、リモコン操作が非常に分かりにくいです。意味がよく分からない操作を強いるのです。これも明らかなマイナス点です。また、リモコンが薄く小さいので行方不明になりそうです。本体で出来る操作は（電源オンオフ・再生・停止など）ごく限られていますので、リモコンが見当たらなくなるともはや致命的です。

　まだ、少し触ってみただけですが、トータル的にくりまんじゅうが採点すると個人的には「59点」というところです。（ようするに不合格！）

　けれど、同時に「あぁ、これは別な利用法がいいかもしれない！」とも思いました。
　その別な利用法というのは、これを「店舗」などで「お客さんへの案内板」として利用する使い方です。

　「セールなどのお知らせ」や「クリーニングに出す際のお願いや注意事項」、「休日のご案内」や「プライスリスト」「料金改定などのお知らせ」などなど、店頭で表示したいものは様々にあるのですが、店の広さの都合上なかなかそのすべてを表示しきませんし、それ以上に、紙に書かれたものはなかなか読んでくれないのです。(^^;

　ならば、それらを画像ファイルとして作成し、BGMとともに店頭カウンターで表示させる…という方法です。(^^)　（少し大きめな10.4インチというのもジャストサイズです）

　動きのあるものには人間つい眼をやりがちですし、混んでいる時の対策にもいいかもしれません。

　うーん、そうだ。そうしましょう！(^^)
　ということで、これはそちらの方向で「会社」に買い取っていただくことにいたしました。（笑）

　うまくいくようなら、とりあえず、5台ほど買い増します。

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　モニタ解像度がVGA(640×480)なので、馬鹿でかい写真をリサイズして、１枚のＳＤカードにまとめたら、何故か「OUT OF MEMORY」と表示されて、まったく何も表示されなくなってしまいました。(^^;

　当然、薄っぺらなマニュアルを見ても何も書いていません。

　理由がわからずあれこれと調べたら、ようやく原因がわかりました。
　この製品、「プログレッシブJPG」に対応していないようです。
　「Paint shop pro」でJPGセーブのオプションがいつの間にか「プログレッシブ」になってました。まったく気がつきませんでした。

　けれど、そのくらい対応してろよ＞ポラロイド！

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　お店で利用するつもりだったのですが、親爺がすっかり気に入ってしまい両親の家のリビングにすっかり定着してしまいました。
　「撮るのがデジタルなら写すのもデジタル！これからはこれの時代だ！」
　訪れる人に皆、そう言って得意そうに見せています。(^^;

　けれど、本音を探ると「印刷しなくていい」というのがなんと言っても一番のお気に入りのようです。（やっぱり親子だけあって、くりまんじゅうと似ています--;）