2008-06-19

父の日のプレゼント

 「ねぇ、今年は何にする?」
 土曜日(6/14)の夜、ぶ~こに尋ねられました。
 「何が?」
 ソファに寝そべったまま、こたえます。
 「何って、父の日のお父さんにあげるプレゼント!」
 「あぁ~、もうそう言う時期か…」(^^;

 ぶ~こと一緒になってから、母の日と父の日には、両親にプレゼントをあげるようになりました。それまでくりまんじゅうの配慮が足りなかったのか、子供の頃から家にそういう風習がなかったのか…くりまんじゅうは家族の者の誕生日は憶えていても、「父の日」「母の日」という日はあまり意識していませんでした。

 それから毎年、母の日は「花」が、そして父の日は「お酒」というのが定番だったのですが、数年前に大病をしてお酒は(なるべく)飲まないほうがいい身体になってしまってからは、父の日のプレゼントは頭を悩ますことになったのです。(^^;

 「現金でいいんじゃない!」
 「えぇ、現金?う~ん、まぁ、それが一番いいんだろうけど…でもなぁ…」
 と、ぶ~こが頭を振ります。
 「う~ん、じゃあ、水槽とかは?」
 「えっ、水槽って…?」
 「熱帯魚とか飼えるちゃんとした水槽システム。年中、汚いやつを中古ショップで買ってきてちゃあ、金魚飼って、結局、管理が出来ずに死なせちゃうけど…ちゃんとしたやつならいいんじゃない。居間に置いておけば、俺が時々面倒も見られるし…それに、みにくりまんじゅう(甥)も欲しがってたし…」

 「な~るほど!それ、いいかもね!(^^)」

 「ちなみに予算は?」
 「うん、出来れば、1万円・・・かな・・・」
 「そりゃ、ちょっとキツイな・・・」
 「じゃあ、1万5千円・・・」
 「微妙・・・(^^;」
 「それ以上無理!」
 「探せば、予算内で良いのもあるんじゃない!」

 ということで、日曜日の夕方、「ミステリーワールド」(高崎市)へ水槽セットを買いに行ってきました。

 店内うろうろしながら、常に気になる「プライスラベル」(笑)

 「いいけど、予算的に無理!」
 「なかなかいいのないねぇ・・・」
 「まあ、予算が限られてっからなぁ・・・」

 な~んてことを話しながら、最終的に決めたのがコレです。

 本当はもっと大きいのが良かったのですが、予算の都合で40センチ水槽です。^^;

 ちなみに、熱帯魚を買うのは初めてだからと言って小さな水槽を買う人が多いですが、本当は初めてであればあるほど「大きな水槽」を買うのが基本であり安全です。(勿論、予算が許せばのこと!ですが・・・)

 理由は単純、大きな水槽には水が沢山入るので、少ない水よりも水質の汚染や変化が穏やかであり、またその管理も容易だからです。(欲を言えば90センチ水槽。最低でも60センチ水槽がいいのですが、「予算の都合」^^;で40センチ水槽という非常にシビアな水槽になってしまいました!)

 くりまんじゅうが熱帯魚を飼い始めてそろそろ7年くらい経つでしょうか。
 うちの水槽は「60センチ×45センチ」という普通の60センチ水槽よりも縦に長いタイプです。

 けれど、最近は淡水熱帯魚にも飽きてしまって、特に水替えなどもすることもなく、蒸発した分だけ補給するくらいで、殆ど放ったままなのですが、お魚さんたち、皆元気です。(もう3年位前から、もし皆さん、お亡くなりになってしまったら、今度は「海水魚」(管理は大変だけど綺麗だから…)を飼おうと心密かに思っているのですが…一向に丈夫です。(笑))

 ということで、久しぶりに水槽の「立ち上げ」を行いました。(「立ち上げ」なんて妙にマニアックな響き(^^; でも、全然マニアじゃないんです。)

 熱帯魚を飼うには次のものが必要になります。
 まずは、水槽(なければ話になりません)、フィルター(ほぼ必須と言っていいでしょう)、ライト(あった方が当然いいです)

 これらは「セット」で「9,990円」で売ってました。 (一番上の写真がセットですぐ上の写真はセットの中から出てきたライトと餌やビタミン剤などの試供品です)

 でも、これだけじゃ全然足らないのです。

 ヒーター(春夏秋冬24時間、室内が25度程度に空調されているのであれば必要ありませんが、そんな家などないでしょうから、通常、必須です)

 サーモスタッド(ヒーターの温度管理に必要です。ヒーターに熱入れっぱなしじゃ、水槽、お風呂になっちゃいますので必要です)

 温度計(なくても問題ありませんが、安いのであった方が温度管理が一目瞭然ですので便利です)

 砂・サンド(水槽の底に敷く砂です。衛生管理の点から云えば、ない方が掃除もしやすいのですが、「見た目」的にはあった方が断然美しいです)

 バクテリア(絶対に必要と言うわけでありませんが、最初は購入すべきでしょう。水の汚れはバクテリアが生物濾過として浄化してくれんます。無論、敢えて入れなくてもバクテリアは長い時間で自然と発生してきますが、最初は入れておくほうが早く水質が安定します…と言う話です(苦笑))

 テトラコントラコロライン(商品名です。他社のものは違う名前です。昔から使っているのと定番と言うことで「これ」です。要するに水道水のカルキ(塩素)抜き剤です。水道水はしばらく放っておけば、塩素が抜けますが、今後の水替え等の為にも、一本買っておきました。)

 これらすべてで約「7000円」程でした。(^^;

 この他にも、「pH試薬」、「アンモニア試薬」、「亜硝酸試薬」等の各種検査試薬とか、水槽背面のスクリーンとか水草さんと流木君とか…まあ、買い出せば切りがありませんが、くどいようですが予算がありません。

 水槽洗って・・・砂も洗って・・・フィルター組み立てて・・・水の塩素を抜いて・・・バクテリア入れて・・・パイプ組んで・・・あれやこれや、2時間ほど費やして取り合えず組み上げたのがこれです。(結構時間が掛かるんです…)

 パイロットフィッシュとしてくりまんじゅうの家の水槽から「ネオンテトラ」を2匹入れました。

 バクテリアが増殖する為に、バクテリアの餌が必要なのです。あっ、バクテリアの餌というのは魚の「糞尿」です。でも、水が不安定なので仮にお亡くなりになってもいい魚…をパイロットフィッシュといいます。

 一週間ほどして水が安定したら、ちゃんとした魚(というのも変ですが…)を入れてみます。
 この水槽サイズだと小魚10匹が限界でしょうか…

 けど、なんだか、プレゼントじゃなくてくりまんじゅうが楽しんでるみたいですね。(^^;

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