2011-02-28

てんぷら もっこす

 『群馬で旨いものを喰らいたけばFUNKY★DOG隊長に訊け!』

 これは、先日の「夢や」で味をしめたくりまんじゅう夫妻の最近の合言葉です。(笑)
 ということで、今回は「高崎一の銘店」というてんぷらの「もっこす」さんにお邪魔致しました。

 時は2月11日、群馬が大雪だった日。
 とはいえ、いくら降ってもまったく積もらない温かい雪。
 もっこすさんのある高崎の倉賀野まであっという間に到着でした。

 てんぷらの銘店と聞いていたので、もっと敷居の高い格式ばったお店かと思いましたが、まったくそうじゃありませんでした。
 というより、知らなければ見過ごしてしまいそうな感じの店のたたずまい。
 時間も既に2時近くだったせいもあり店内はガラガラでした。(というか、2時でオーダーストップみたいです。)
 「カウンターになさいますか?それとも個室がよろしいですか?」
 控えめな笑顔で若い女将さんがきいてくれます。
 てんぷらはカウンター越しに揚げたてを喰らう。それでこそてんぷら!
 なので「やっぱカウンターでしょう」ってくりまんじゅうは思ったのですが、「個室のほうでいいよね!」とぶ~こが…(汗)
 個室に入ると「だってカウンターじゃ写真、撮れないじゃない」って早速、マイカメラを取り出したぶ~こでした。

 な~るほど…まぁ、それは言える。

 相変わらず初めての店では「変化球」を求めるぶ~こはメニューを見ながら、なにやら考えているようでしたが、「上てんぷら定食2つでいいよ!」と今回は強引に決めてしまいました。
 だっててんぷら屋に来て「お刺身定食がいいかなぁ…」とか言っているのですもの。(汗)

 塩です。
 と言ってもただの塩じゃなくてヒマラヤの塩。
 地球上でもっとも高い場所にあるヒマラヤ。そこの塩。
 しかし、インド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの間の沈み込みで起きた大陸同士の衝突による造山運動から生じたこの山脈は、元はやはり海の底にあったという証です。
 そんなことを思うと妙にありがたく感じちゃいます。^^;

 箸です。
 といっても特別な箸じゃなくて普通の箸。(笑)

 まずは食前のサラダがやってきました。
 なんでもないサラダですが、瑞々しくて美味しかったです。

 メニューの「もっこすの卵ご飯」というがもの凄く気になりました。
 ボケちゃっていてよく分からないので書きますが、「卵の黄身だけをとろっと半熟に「揚げ」(ここ重要)、馬刺し醤油で味をつけ、沢山の葱と一緒にご飯にのせました。」
 想像しただけで美味そうです。

 遠くにあった活け花。300mmフル望遠です。
 いや、てんぷらを待つ間、特にやることないのでこんなものでも撮ってみたりして…(汗)

 ということでいよいよやって来ました。
 まずは車海老とブロッコリーのてんぷら。
 揚げたてで、まだ「ジジジジ」言ってます。
 しかし、まぁエビちゃんのまぁ甘いこと…抜群の火の入れ加減です。

 続いて登場したるは「雪嶺茸」というまだ市場に出ていない希少なきのこ。
 でも、絵にはならないので(笑)説明書きのほうを載せます。(笑)
 エリンギに似たと書かれていますが、確かにそんな感じ。旨みの強いキノコです。

 メニュー的には本来は「アナゴ」らしいのですが、既に品切れ。残念!^^;
 代わってワカサギがやって来ました。たぶん…
 いえ、アナゴ切れの軽いショックに女将の説明をよく聞いていなかったので、多分ワカサギという程度の感じで、ひょっとしたら別のお魚かもしれません。
 お腹にたっぷり卵が入っていて、そんなワカサギ食したこともなかったものだから、余計に…^^;

 もっこすさんのお薦めの一品。
 ハマグリのてんぷらです。はい、生まれて初めて食べました。
 大ぶりの蛤を一度殻から取り出して采の目上に細かく包丁を入れて馬刺し醤油で味を付けてから、元の殻へ戻して揚げているそうです。
 美味い。

 舞茸とレンコン…とあとなんだったけ?
 手前の緑色のやつ。(笑)
 レンコンっててんぷらにするとなんとも新しい食感になるんですね。
 芋のような栗のような…その中間みたいな感じ。

 で、〆が小エビのかき揚げ茶漬け。
 普通のご飯から300円増しでこちらに代えてもらえます。
 まぁ、不味かろうはずがありません。黙って喰いやがれ!って一品です。

 「デザートが食べたいな!」とぶ~こがメニューを見ていたら、これが標準でやってきました。
 昔、マンガ「包丁人味平」で見た「アイスクリームのてんぷら」を頼んでみようかなと思ったのですが、これ頂いたらもう満腹でした。(汗)

 食事中、ぶ~こカメラもバシバシシャッター切っていました。
 しかし、二人で写真撮ってる姿はなんか異様です。^^;

 ということで、久々に本物のてんぷらを食べさせていただきました。
 ご馳走様でした。
 しかし、次回は是非カウンターで一杯やりながら食したいです。(笑)

 ちなみに、ご主人はまだ若く、「もっこす」です。
 くりまんじゅうがトイレに行っている時、ご主人と話をしていたぶ~こが店を出て「どこの人だろうね。なんかイントネーションが全然違う」と言ったので「だから、もっこすなの!」と…(笑)

 肥後もっこす。
 「熊本県の県民性。純粋で正義感が強く、一度決めたら梃子でも動かないほど頑固で妥協しない男性的な性質を指す。」
 「あぁ、だから馬刺しがあったり、熊本のお酒が沢山置かれていたんだ~」(by ぶ~こ)
 と今更気づいたぶ~こなのでした。^^;

 ということで、FUNKY★DOG隊長、改めまして有益情報をどうもでした。(笑)
 大変、お美味しゅうございました。

 < Nikon D700 + AF-S Nikkor VR28-300mm F3.5-5.6G >

2 件のコメント:

  1. またまた行かれましねw
    因みに馬刺しに付随する「こうね脂」馬の鬣(たてがみ)の脂身は正に至高の一品。
    一杯やるとき出されると大変な事態になりかねません。
    それとカウンターでの写真撮影はことわりを入れれべ問題ないですよ。
    天ぷら揚げてる手先など撮りまくっても、もっこすな御主人は照れ笑いを浮かべているだけw
    そうそう、事前予約すると「馬のレバ刺し」なんかも一杯やるにはまた乙です。

    で、次回はどちらに行かれるのか気になりますw
    連れの御婦人も気にしています。
    予想クイズみたいな事もしていますw

    それと今週ブログの更新が出来ない日がありそうです。
    理由は確定申告です。
    事務仕事は大の苦手で非常に気が重たいのですが今日から始めました。
    今週1週間を目途に頑張ります。
    ですので病気とかではありませんので御心配は無用です。

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  2. 隊長、おはようございます。(笑)

    はい、行って来ました。
    すでに隊長のブログでネタ仕入れしていたので「馬刺し」は是非いきたかったところでしたが、まぁ、真昼間でしたので素直に「てんぷら」に致しました。^^
    シャイなくりまんじゅう、カウンター撮影はアルコールで頭パーになっちゃってないと無理です。それに他のお客さんにもご迷惑をおかけしちゃうし…
    なので、カウンター体験時は素直に「お味」を楽しみたいと思います。

    >で、次回はどちらに行かれるのか気になりますw

    実は既にネタは仕込み済みです。
    さ~て、どこでしょう。(笑)
    是非、ご期待ください。

    おぉ、そう言えば、確定申告の時期ですね。
    20数年前、会社を法人化する前を思い出します。
    どかーーーんと納税して、日本の財政に貢献してください。(笑)
    頑張ってくださ~い。^^)v

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