2008-01-04

三元日

 今日から仕事始めです。

 けれど、身体が鈍りきっています。三元日、怠惰極まる生活を送ってしまいました。基本的に毎年、正月は「初詣」くらいで、どこへ行くということもないのですが、今年は記憶にある限り過去最高(最低?)の更に「な~にもない」正月でした。
 割合で示せば飲食「40%」睡眠「40%」他(散歩・凧揚げ・花札)「20%」。まさに『くうねるあそぶ』です。(死語!)

「なにかしていないといられない症候群」のくりまんじゅうには信じられない三日間でした。

 ということで、ブログネタがないのが辛いところですが、その中身のない引き出しから強引に引っ張り出したのが、まずは「碓氷川の散歩」です。(笑)

 毎年、元旦もしくは二日の午前中、シロを連れて、碓氷川を散歩します。
 トメットから扇城橋まで、約2時間かけてゆっくりと歩きます。

 シロのリードは外します。以前、足場の悪いところで、引っ張られて、滑って転んで、川に落ちて元旦早々、全身ずぶ濡れになったことがあります(^^;

 碓氷川は、子供の頃、それこそ毎日遊んだ川です。トメットでの水遊び、脇を流れる『洗濯川』でのザリガニ捕り、深かった『ぎょうぜ』での水泳、常谷橋の下ではうなぎも捕れたし、本流に流れ込む小さな沢には沢蟹も沢山いました。
 川は僕らの夢の遊び場でした。けれど、それも40年近く前の話。

 毎年、護岸工事が進み、徐々に昔の川の姿ではなくなっていくのは寂しいですが、しかし、それも仕方がないのかもしれませんね。

 代わりに今年は「あの辺にK代さんやA子さんが住んでたんだよ」とか「やきまんじゅうさんがこの団地にいたんだよ」とかシロに教えながらのお散歩でした。(笑)


 続いて、「花札」です。

 二日、三日の夜は二晩続けて親族での「花札大会」でした。「凧揚げ」ほどではないですが、それでももうしばらくしていません。
 関西出身の弟の嫁が「やったことがない」というので、久しぶりにやってみたのですが、けっこう盛り上がってしまいました。「夫婦ペア」になり、戦うのは「女性陣」、男たちは後ろでアドバイスに徹すると言うスタイルで「勝負、勝負!」です。

 「赤短」「青短」「猪鹿蝶」 結果は「ぶ~こ&くりまんじゅう」ペアが大勝してしまいました。

 皆さんは、どんなお正月をお過ごしでしたか?

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 これだけでは、なんですので「花札」で初めて知った薀蓄など・・・(笑)

 花札と言うと「博ち」というイメージがある人も多いと思いますが、『その筋』の人のことを「893」というのは、実は花札から来ているという説があるそうです。
 花札のおいちょカブという遊び方。3枚の手札を合計し下一桁を競うゲーム、最強は合計9で最弱は合計0です。トランプならば、数字をそのまま使いますが、花札は12種類の札を季節の月に置き換えます。
 (1月松と鶴・2月梅と鶯・3月桜と慢幕・4月藤とホトトギス・5月菖蒲と八橋・6月牡丹と蝶・7月萩と猪・8月芒と月9月菊と盃・10月紅葉と鹿・11月柳と燕と小野道風・12月桐と鳳凰)

 そして、芒(8月)・菊(9月)・桜(3月)が3枚揃うとその絵柄は見た目すごく華やかですが、合計すると20となって最悪手

 ここから「見た目は派手だけれど役にたたない」人を指す隠語となったそうです。

 また、10月の札である鹿と紅葉(猪鹿蝶の鹿)の札。

 この札です。絵柄の鹿がソッポを向いて怒っているようにも無視しているようにも見えます。
 で、ここの札が十点であることから「鹿十(しかとう)」、それが転じて「シカト」になったという話です。

 この他にも「ピカイチ」などという言葉も、花札に由来しているそうです。
 http://gogen-allguide.com/hi/pikaichi.html

7 件のコメント:

  1. くりまんじゅうさん、花札の薀蓄はとっても為になりました!!
    なるほどねぇ~!「893」は花札からきていたのかぁ~。。。
    深いですねー!
    A子は花札の触り心地が好きなんです。
    ツルツルしていて、軽い札なのに硬くて厚みがあってしっかり出来ていて、テーブルに置くとパシッまたはカチッと音がして…
    でも、このイメージは子供の頃のイメージなので今触ると多分感触が違うかもしれませんね。

    それと、懐かしい画像をありがとうございます!
    A子もK代ちゃんとあの川でよく遊びました!!
    4番目の写真の段々になっている川の左端で秋になると(2年前から)A子夫婦は安○小学校で拾ってきた銀杏を洗いに行きます。
    R美ちゃんと行った事もあります。
    こんな年寄りじみた事をするようになるなんて自分でもビックリです(-。-;)

    だけど安○小の銀杏は大きくて最高に美味しいですよ~♪
    くりまんじゅうさんも今年は一緒に拾いに行きましょうよ!

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  2. はっ!
    今、気づいたのですが花札の縁って黒だったんじゃなかったっけ?!
    今の花札は赤がポピュラーなのですか?

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  3. 「花札」博士ではないのですが、ネットで調べた花札話の続きなど・・・

     「DS」「Wii」の大当たりで、今や株式の時価総額は10兆円を越え、日本でベスト3に入る大企業である「任天堂」ですが、もとはと言えば「花札」メーカー、そして、今でも花札生産のトップメーカーでもあります。
     その任天堂が生産する花札が「大統領」「天狗」「都の花]の3種類。価格は順に2000円,1500円,1000円(税抜)です。
    http://www.nintendo.co.jp/n09/hana-kabu_items/index.html

     花札の色はアッコさん、ご指摘のように「赤」もあれば、勿論今でも「黒」もあります。
     
     ちなみに、現在、花札を製造している企業は、「任天堂」「松井天狗堂」「田村将軍堂」「大石天狗堂」の4社。この中でも「松井天狗堂」は日本唯一の手摺り花札を製造しているそうです。

     銀杏拾って碓氷側で洗う。いいですねぇ・・・銀杏はくりまんじゅうの好物です。
     是非、機会があればご一緒したいです。

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  4. ト・・・トメット!!
    なんて懐かしい響きなのでしょうか!!
    Aッ子ちゃんと二人、ほんの少し遠出したい気分の時トメットまで遊びに行きましたよね。

    遠くの方に見える橋や坂はもう自宅の庭の様なモンでした。
    あの辺一帯、二人で仕切っていましたね(笑)
    朝から晩まで外で男の子と一緒になって遊び回っていた幼き日々・・・(涙)
    胸がキュンとします。
    懐かしい景色をありがとうございました。


    花札・・楽しいですよね!
    「バロクのテシチ」場6の手7とか「いのしかちょう」「青タン」「赤タン」くらいしか
    知らないんですけど、燃えます!
    何年もしてないので今夜あたりしてみようかな・・・。

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  5. 安○小学校の銀杏を食べましたよ~!!
    R美ちゃんからいただきました。
    美味しかったし、懐かしかったぁ。

    そして、見覚えのある川の流れ。
    故郷ってなんでこんなにいいのかな~。
    写真、ありがとうございました。
    癒されました。

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  6. やきまんじゅうさん!!
    びっくりです。
    今、1分違いでコメントを投稿したみたいです。
    同じ時間にPCの前に座り同じ事をしていたんですね~。
    なんだかうれしくなってしまいました!
    遅くなりましたが・・・
    「今年もよろしくお願い致します」
    今年の同窓会で会いましょうね。

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  7. K代さん!こちらこそ、今年も宜しくお願い致します♪♪♪

    閲覧中の方が3人だったので、どなたかな~?なんて思いながら投稿していました。

    おひとりはK代さんだったのですね!

    同窓会楽しみにしています♪♪♪
    伺えるよう健康と貯蓄を頑張ります(笑)

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