2009-03-15

松井田もおらが町宣言!

 桜が咲く前に梅は消化しなければいけない。

 正月の「紅葉の少林山」…あぁ、あの同じ伝手だけは踏まないようにしなくては…(^^;

 本日の撮影地は安中市の後閑から小日向(おびなた)あたり。

 ちょっと車から下りて撮ってみただけだけど…妙義山が写っているからまあいいかって…って具合。(^^;

 平成の大合併までは、小日向は碓氷郡松井田町小日向。

 なので、正直、小日向へ出向いてもここが安中という感じはしない。実感としては隣町。でも、今は安中市。

 これは碓氷峠でも感じること。
 特に長野側、軽井沢から国道(R18)で帰る時、県境の頂上部に立っている「安中市」と書かれた青い看板を見ると、妙な違和感というか不思議な感じがする。
 何度、見ても慣れない。

 実際、市町村合併というのは「如何なものものだろう?」と考えることもある。

 無論、自治体の自立性と行政基盤の充実強化を図る地方分権の推進や、ゴミ処理や福祉など社会問題における市町村行政の広域化対策、さらに財政問題への対応など、市町村の合併にはそれなりの意味があることは分かるのだが(あぁ、難しい言葉を使うと頭が痛くなる^^;)、一方、歴史や文化的側面から見てみるとなんでも地域をひとまとめてしまうことには、正直疑問がないわけでもない。

 グローバルな時代、情報も物流もとっても早くなり、日本中どこの町も画一化していることは事実だけど、それでも川一つ、山一つ向こうに行くだけでそこに違う文化や風習があったりすると、とてもワクワクする。おらが町、おらが村。

 そんな意識が薄まっていくのはどこか寂しい。

 あっ、すみません。「yume-no-nakade」はこういうことは書かないブログでした。(^^;

 しかし、高崎市など、新町から倉淵村まで一緒になっちゃったものだから、今では群馬県を東西に横断して「埼玉県」と「長野県」の両県に接しているのだ。
 もはやこれでは高崎県である。(^^;
 高崎と言う「括り」では、地域性も伝統も文化も慣わしもないに等しい。「高崎」イコール「お街に行く」という安中市民の意識が無くなる。(^^;

 まっ、しかし、今更そんなことを言っても仕方がない。
 実際、もう合併しちゃったのだから…こういうところは、執着心が無く(信念が無いとも言える^^;)実にさっぱりしている。

 (これでは、前ボケならぬ色被りだ・・・^^;)

 ならば、「松井田町」も「安中市」。これからは故郷安中としてガンガン撮る。
 前向きに考えて、故郷を広くしていく。ポジティブ(笑…いや、単に撮影エリアを広げたいのか!^^;)

 実際、松井田まで行くと妙義山がでかい。
 っていうより、そもそも妙義山の半分は安中市だ。おらが山!(笑)

 なので、これからは「松井田」を安中として断固せめることをここに宣言致します。

 軽トラに乗って来て、日向ぼっこしながらお弁当を食べてるお婆ちゃん。
 多分、ご近所の仲良し婆さん御三名…
 ちなみにお一人様は後ろの荷台から下りてきました。(笑)

 それから、この石が何故かとっても気になった。

 まあ、ただ、それだけ…の事なのですが・・・(笑)

5 件のコメント:

  1. 日本中、同じファミレス、オートバックス、D2、キタムラなどの看板を見るとうんざりしますが、まるで金太郎飴、しかし食事はファミレスでしてしまう。
    合併は、行政の効率化のためですから、少し不便になるのはしょうがないでしょうね。しかし名前が変っても、その町の文化は残るでしょう?残すのは難しいですか?

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  2. kenさん、こんにちわ。(^^)

    すぐにはなくならないと思いますが、放っておけば、徐々に薄まっていく感じはします。

    実際、現在の安中市だって40数年前に10数の町村が合併して碓氷郡から独立したしたのですが・・・各村の独特の慣わしや文化はだいぶ希薄になってしまった感はあります。
    まあ、それは時代の流れであって、合併だけのせいではないのでしょうけど・・・

    残す努力が必要になるのかもしれませんね。

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  3. 諏訪は来年、6年一度の御柱祭。
    大木をみんなで山から引っ張ってくる、ただそれだけですが、それを、ただそれだけといったら、どんなめにあうんでしょう。
    伊勢では同じ引っ張ってくるのにも、台車を使っています、諏訪は、コロもかいません。頭を使わず、体を使います。
    お伊勢様は、木曽から伊勢までということですが、今はどこまでトラックで運んで?ということでしょうね、頭を使っていますよね。
    時代が変れば、それなりきの、祭りになっていくそれは仕方がないことかもしれません。祀りだけでも残ればいいとしますか?
    諏訪にはあと8月1日の祭りというのもあります、8月1日の近い土日にという話しもでますが、いまのところ、でるだけで終わってしまいます。こうして少しずつ時代にそって変っていくんでしょうね。

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  4. 佐久から白樺湖を過ぎれば、すぐ諏訪ですよ、天下の奇祭を見に来てください。

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  5. 御柱祭り…
    レビのドキュメンタリーなどでは何度も見たことがありますが、やっぱり実際に見るとその迫力が違うのでしょうね。
    それにしても、死人が出てもやめないっていうのだから、「諏訪市民」も「諏訪市役所」も「諏訪警察署」も偉い。(笑)
    まあ、普通の祭りなら一発で「永久中止」です。あとは岸和田のだんじりくらいでしょうか…

    実は諏訪には年に3,4回は出向きます。
    行けば、下諏訪神社は必ず寄ります。
    ぶ~こが「北澤美術館・新館」のガラスの里が好きなもので…

    来年ですね。憶えておきます。(^^)v

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