ア～ちゃんとシュ～ちゃんの旅の記録 その1（榛名湖3）

　ア～ちゃんとシュ～ちゃんの旅の記録 その1（榛名湖2）からの続きです。

　今更ですが、オリバーファミリーと初めてお会いしたのは昨年の10月12日のこと。
　くりまんじゅうとぶ～こがチャップを連れて茨城のオリバーファミリー家に訪れたのですが、その時、なにより「衝撃」だったことは、実はオリバーシスターズ妹のシュウカちゃんがあまりにぶ～こにそっくりだったということでした。（笑）
　実際、やることなすこと実に似ています。

　くりまんじゅうも「言う事やる事、しかし、似てんなぁ！」と思いましたが、なによりぶ～こ本人が「自分が小さかった頃を見ているようでなんだか怖い･･･」というくらいに似てるのです…
　なので当然、体系も似ています。^^;
　体系が似ていると言うことは、言い換えれば「舌の好み」や「食欲」も似ているわけです。更に言うとお腹が空いていると機嫌が悪くなることも似ていたりします。（笑）

　今回、オリバーシスターズをお預かりするにあたり、「アレルギーフード」や「ＮＧフード」などもおい伺いいたしました。
　その際、お聞きしたのは「シュウカは炭水化物と脂肪の大量摂取だけ注意していただければ大丈夫です（＾＾）」ということでした。

　子供を持たないくりまんじゅうはまったく知らないことだったのですが、最近は標準体重等を何％とか加減すると学校から食生活や生活指導が家庭に通知されるらしいですね。
　シュウカちゃん、軽くそれに抵触するらしく、そのことはお預かりする立場としても少しだけ意識しました。

　でも、別に全く肥満児とかではないし、食べない子供に「もっと食べなさい！」と注意するならまだしも、食べたい子供に「そんなに食べるな！」という注意をするのは、注意する方もされる方もとても辛いことです。

　シュウカちゃんは美味しいものを食べる時、本当に溢れんばかりの笑顔になり、素直に「美味しい！」とその気持ちを口にします。
　何を食べても旨いのだか不味いのだか無表情で食べる子供が多い中、なんでも「美味しい」と食べる方が人としてずっと必要なことだと思います。

　体重ばかり標準でも小食の偏食よりも、多少大食いであっても何でも食べる方が将来に渡っては絶対に健康的な筈です。
　だいいちシュウカちゃんは食べて動かないのではないです。
　今回、一緒に暮らした写真を見ていて改めて思ったことは、いつでも美味しそうな顔をしてものを食べ、そして、とにかくよく走り回っているということでした。

　あっ、榛名湖編の3回目だと言うのにいきなり話が脱線してしまいました。
　いや、実は地獄の夏の足漕ぎボートに乗った後（汗）、榛名湖畔の「セゾン・ド・ハルナ」で休憩したのですが、その時、ふと「シュウカちゃんの場合、食べ過ぎというよりも、これは神の思し召しなのかもしれない」と思ったから…（笑）

　いや、「セゾン・ド・ハルナ」ではアカリちゃんもシュウカちゃんもアイスクリームを頼んだのですが、アカリちゃんのバニラアイスとくりまんじゅうのアイスコーヒーはすぐ来たのにシュウカちゃんのストロベリーアイスクリームだけはオーダーしてからやけに時間が掛かりました。（そう言えば、6月の茨城でもそうでした･･･）

　で、ママさんが「ごめんなさいね。遅れちゃったお詫びに大盛りにしておきましたからねぇ～」と数分遅れでやってきたアイスの量を見てくりまんじゅうもさすがに「ギョッ！」（笑）
　器から溢れんばかりの山盛りに「いくらなんでもそりゃ多すぎだろう！」って…（笑）
　どう見てもアカリちゃんのバニラアイスの軽く1.5倍はあるのです。
　超大盛りアイスを前にして、シュウカちゃんの笑顔の中にも僅かな戸惑いが見え隠れしていました…^^;

　そして、さすがにこれ完食はさすがに「ヤバイ」と思ったシュウカちゃん、「ア～ちゃんに少しあげるね」と自分のアイスをアカリちゃんの器にプレゼント。

　勿論、二人とも全部ペロリと平らげてしまいましたが、話はこれだけでは終わりません。
　どちらかと言うと明らかに小食に部類する細いアカリちゃん。大量のアイスを完食はいたしましたが、その後、榛名湖からの下山道。

　榛東村のぶどう園でお土産にブドウを買おうと車を停めて試食のブドウを食べているとヘアピンカーブ続く山坂道で車酔いをしたのか、アカリちゃんが突然、気持ち悪くなってしまい、湖畔で食べた大量アイスをすべてプッシュアウト！（汗）

　「ア～ちゃん、大丈夫？」と言いながら、その横で美味しそうにブドウ頬張るシュウカちゃん。
　そんな姿を見ていて、「うーん、ちょっとしたこういうことの繰り返しが徐々に差となって出てくるのだろうなぁ…」とくりまんじゅうはしみじみと思ったわけです。（笑）

　さてさて、そんなわけで、アイスを食べた後は今までのお写真でも分かるように「セゾン・ド・ハルナ」前の湖岸で二人は「水遊び」でした。
　まぁ、しかし、よく遊ぶこと遊ぶこと…放っておけば日が暮れるまで遊んでいる勢いです。

　この写真は「セゾン・ド・ハルナ」の看板犬、ペロです。
　建物脇の土の溝に横たわったまま二人が何をしても起きようとしませんでした。
　あまりにもぐったりしているので「ペロ、病気なの？このまま死んじゃうの？」と二人もペロが心配の様子。
　そんな二人に「大丈夫。暑くてそこに寝ているだけだから…」と言いつつも（本当に大丈夫か？）と内心不安なくりまんじゅうでした。

　これはアカリカメラよりアカリちゃん撮影分。^^)v

　でも、大丈夫だったみたいです。
　この翌日、FUNKY★DOGさんがペロの容態、確かめてきてくれました。（笑）
　http://blog.livedoor.jp/funky_dog3/archives/51719282.html
　ありがとう！FUNKY★DOGさん（by アカリ＆シュウカ^^）

　たっぷり榛名湖の夏を楽しんだ後、榛名湖からは来た道を下りるのではなく、伊香保経由で帰路をとりました。
　時間があれば、「グリーン牧場」か「おもちゃと人形自動車博物館」あたりへ寄ってみようかとも思いましたが、少し遅くなってしまったのとさすがに二人もお疲れの様子。
　なので、結局どこへも寄らず（あっ、ぶどう園にだけ寄って）家に帰ることにしました。

　そう言えば、二人が喜んだのが榛名湖から伊香保へ抜ける道の途中にある「メロディライン」（正確には伊香保から榛名湖へ進む車線の方に整備されています）

　道路を道を車で走ると「静かな湖畔」のメロディが聞こえてきます。

　二人はスイス民謡「静かな湖畔♪」を知らなかったようですが、歌詞を教えてあげるともう大合唱。
　でも、そこはさすがのシュウカちゃん。
　何度歌っても「静かな湖畔」がつい「静かなご飯」になってしまいます。（笑）
　あと、「もう起きちゃいかがと」がなかなか憶えられない様子でした。

　で、そう言えば、2番もあったはずだと先ほど、ネットで歌詞を調べてみました。

　これです。（笑）

　＜1＞
　静かな湖畔の　森のかげから
　もう起きちゃいかがと　カッコが鳴く
　カッコ　カッコ
　カッコ　カッコ　カッコ

　＜2＞
　静かな湖畔の　森の陰から
　おやすみなさいと　フクロウ啼く
　ホホ　ホホ
　ホホ　ホホ　ホホ


　また輪唱やりましょう＞アカリ＆シュウカ(^^)v

　ちなみに本物はこんな感じ！

　家に帰る最中、「ねぇ、くりまんじゅうさんの家まであとどのくらいで着く？」との二人の問い掛けに「うーん、一時間くらいかな」とずっとお答え。
　だって、3分おきに繰り返し訊くのだもの…^^;
　そして、会社に一度立ち寄り、戸締りを確認してくりまん宅到着は6時半頃でした。

　でも、ぶ～こが帰ってくるのは8時半頃。
　「夕飯はどうする？」と訊くと「いい。ぶ～こさんが帰ってくるまで待っているから」と言い、30分ほど算数ドリルでお勉強。（勉強している二人の姿を見たのはこれが最初で最後だったけれど…^^;）
　で、7時半を過ぎた頃、どうにも我慢できなくなったのか、シュウカちゃんが「私がお夕飯は作るから」と行って台所へ…
　その後を追い掛け「何を作るの？」と訊くと「サンドイッチ！くりまんじゅうさん、パンある？」と…
　「うーん、パンはないなぁ…」と答えると「じゃあ、くりまんじゅうさんが何か作って！」と言って踵を返すシュウカちゃんでありました。（笑）

　じゃあ、なにか作るか！（笑）とふとコンロの上を見ると前日、安中園のマスターから頂いた超裏メニューの「牛筋の煮込み」が鍋の中に残ってました。
　トロトロの絶品裏メニュー。もちろん、お店では出しません。
　子供たちには少し辛いかなと思いましたが、お湯で少し薄めてだし汁を加え、煮立てて、ご飯の中に生卵に黄身を落として、その上にたっぷりあつあつの牛筋をよそって、軽く上に刻んだ万能葱を振りかけて「牛筋丼」の出来上がり！（笑）

　シュウカちゃんは「ちょった辛いけど、美味しい！！！」って絶賛完食してくれましたが、やっぱりアカリちゃんにはちょっと辛すぎでした。
　仕方がないのでアカリちゃんにはチーズオムレツを追加。

　すると牛筋丼食べ切ったシュウカちゃんが「シュウカもちょっとだけ、味見してみよう…」と言いながら、「これも美味しいね！」と笑顔浮かべて気が付くと…はははは…これ以上は申しません。（笑）

　8時半過ぎ…ぶ～こが帰ってくるともう二人は大騒ぎ。
　楽しい日々がこうしていよいよ始まったわけです。

　ということで、初日の榛名湖編はこれにて終了です。^^;
　しかし、このペースでやっていくとシリーズが終わるのはいつになるやら…^^;
　まぁ、気楽にお付き合いくださいませ。

　＜ Nikon D700 + AF-S Nikkor VR70-300mm F4.5-5.6G ＞