時刻は午後4時を廻り辺りも薄暗くなってきました。秋の日は釣る瓶落しなどと言いますが、霜月も半ば過ぎるとまさに一気です。
が、しかし、もう一箇所寄るそうです。その行先は「建長寺」。
その寺名を聞いた時「建長寺…?う~ん、知らんなぁ…今まで訪れたことないなぁ…」というのが正直なものでした。
けれど、訪れてびっくり。はい、もの凄くご立派な寺院でした。
それもそのはず鎌倉五山第一位だそうです。
鎌倉五山とは、禅宗の寺格。
鎌倉時代末期頃より幕府が制定した京都と鎌倉の寺院で構成される五山制度が変化して、室町時代に京都五山と鎌倉五山の寺格が固定され、その鎌倉五山第一位が建長寺なのだそうです。
そして第二位がこちらは名前を知ってる「円覚寺」。ちなみに京都の南禅寺は鎌倉、京都両五山の上に別格上位となっているそうです。
総門を潜ります。
総門に掲げられた山号「巨福山」の額の文字。「巨」字の第3画目の下に、余分な「点」が書き加えられていますが、この点があることによって字に安定感が出ているとされているそうです。つい間違っちゃったわけじゃないのです。
そして、確かにそう言われるとそんな気がしてくるから不思議なものです。(汗)
拝観切符を受け取ると「4時半閉門なのでそれまでに必ず帰ってきてくださいね」とガイドさんに送り出されました。
腕時計を見ると4時10分。こりゃ、忙しいわ…(笑)
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まずは急ぎ足で山門(三門)へと向かいます。先頭の1枚目の写真が山門です。^^;
さらに仏殿やら法堂を駆け足で見て…とにかく忙しいです。^^;
一緒に見て廻っていた皆さんが、「せめて玄関だけでもこんな家に住みたい」と仰っていましたが、普通の家一軒くらいの費用じゃ、多分、この玄関作れないです。^^;
足早に一番奥の「竜王殿」まで行きました。
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引き締まった空気感と言うか凛とした雰囲気が漂っています。なにかいやがる雰囲気です。^^;
そしてここが一般参拝可能な最奥の庭園。
でも、もはや暗すぎでした。紅葉もイマイチだったし…
読みたい人は勝手に読んでください。(汗)
コーナー曲がってやってくる人撮ったら帰ろう。(笑)
そう思ってファインダー覗きながら待つことおよそ30秒。
現れたのは可愛いお嬢ちゃんでした。驚かせてごめんね。^^;
さて、急いで帰らないと門を閉められてしまいます。
ということでまさに駆け足の「建長寺散策」でありました。
ちなみにお寺のまさにすぐお隣は「鎌倉学園」(笑)
神奈川の名門私立、中高一貫の男子校であります。
タレントの堺正章さんもこちらの卒業生らしいです。^^;
ということで本日は軽く短く…
で、すみません。ついでに、あと一回だけ続きます。^^;
< Nikon D700 + AiAF Nikkor 85mm F1.8D >
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