2010-12-06

晩秋のお散歩マクロ

 社員旅行シリーズも終わりました。
 しばらく連載ネタはなさそうです。
 それにしても、気がつくといつの間にか師走。ここ安中でもあちらこちらで先生が忙しそうに額に鉢巻巻いて走っています。(大嘘)

 移りゆく季節を感じながら久しぶりに「お散歩マクロ」してみました。
 お昼休み、O川精麦見える会社の近くをぶらぶら歩きながらのマクロ撮影。(と言っても純然たるガバッと寄ったマクロじゃなくて、単にマクロレンズをつけて…ってこのなのだけど…^^;)

 装着したるはタムロンの180mmマクロ。いわゆる望遠マクロってやつです。
 このレンズ、つけっぱにしていたのは、いつの頃だったでしょうか…
 記憶の渦の中に手を突っ込んでみても、探り当てることは出来ません。
 なんだか、遠い昔のことだったような…^^;
 しかし、D700にこのレンズ、半端じゃなくヘビーです。首からぶら下げたストラップが頚動脈を圧迫して時々気を失いそうになりました。^^;

 仏の座。別名、三階草。
 難しく言っても平たく言っても、まぁ雑草です。マクロレンズを手にするまで意識すらしたことのなかった植物。
 けれど田園の畦にホトケノザ。
 すっかり「日本の原風景」となっていますが、実は外来種らしいです。
 また、春の七草の一つにホトケノザがありますが、それはこのことではありません。
 なので、当然、食せませんので、ご注意下さい。

 バッタ…
 いや、イナゴか…
 まったく区別つかないです。昆虫の世界、まったく無知です。
 広義ではバッタの1種類がイナゴらしいですが、どうでもいいです。調べる気力もありません。(汗)
 その昔、イナゴ、死ぬほど食べさせられました。もう生涯口にしたくありません。

 この季節、一番元気に咲いているのはやはり菊科の植物でしょう。
 ただ、菊ってやつも種類がありすぎて花名とかはわかりません。
 見るからに園芸種。畑の脇に植えられていました。

 『蜘蛛は網張る。私は私を肯定する。』
 山頭火の句です。

 その意味はというと…
 蜘蛛は網を張る。それはごく自然なことであり、蜘蛛のありのままの姿。
 自分のありのままの姿を否定することは、蜘蛛が網を張るのを否定するようなもの。
 どんな姿だとしても、自分のありのままの姿を肯定し受け入れることから、すべては始まる。

 というようなもの…
 なのでくりまんじゅうは自分のありのままの姿を肯定し受け入れて、蜘蛛を続けて『貼り』ます。(爆)

 『水面に映る月が歪むのは、月が歪んでいるからではなく、水が歪んでいるからだ。』
 誰が言ったか知らないけれど、なかなか深いいい言葉です。

 けれど、この写真の場合は、ちと違う。
 正しくは『水面に映るお日様が歪むのは、お日様が歪んでいるからではなく、タム180の口径食がひどいからだ。』だと思います。(汗)


 この日は風が強かった。
 狙ったところにピントが合わん。どうにやってもまったく合いません。
 なので!MFで適当連射の1枚です。(汗)


 季節外れのコスモス。
 離れて撮る。そして寄る。その繰り返し…

 『小さきは小さきままに 折れたるは折れたるままに 咲くコスモスの花』

 えっ、これは誰の言葉か?ですって?
 たしか3年B組金八先生で武田鉄也が言ってました。(爆)
 原典は知りませんが…そんな記憶が残っています。^^;


 色飽和しまくりやがりの紅葉です。
 しかし、赤は難しい。赤は撮るほどに難しいと感じる毎日なのであります。

 枯葉の地べたに目を落とすと…
 落ちた紅葉の中に…

 季節外れの蘇鉄草が西日を浴びて光ってました。
 まだ若い感じがする。
 春、渦巻状に丸まった幼葉が「コゴミ」です。

 あと少しで落ちたもみじも色を失せます。
 寒くなるので皆様もご自愛下さい。

 早々

 < Nikon D700 + SPAF 180mm F3.5 MACRO >

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