2008-02-04

雪の日に「銀色のシーズン」

 昨日は、けっこう降りましたね。「」!

 一昨日の晩、天気予報の終日「雪だるまマーク」を見たぶ~この「明日、雪なのにスキーに行くの~?」という質問に対して、「雪のある場所に行くのに雪を気にしてどうする!」と強がっていたくりまんじゅうでしたが、実際、朝になって外の景色を見て、すかさず「スキー中止」を決めました。それは、まさに瞬断でした。

 それを告げるとぶ~こが今度は「どうして?」と訊いてきたので「雨がどしゃ降りの日に海水浴にいく馬鹿はいないだろう」と答えました。(^^; (実に身勝手極まる論理です。)

 ということで、急遽、予定がなくなってしまったので前から気になっていた映画「銀色のシーズン」を見てきました。

 普段、映画を見る時に行く「109シネマズ高崎」の上映スケジュールを確認すると、既に「1日1回」の上映になってました。(打ち切り間際じゃん!)
 では、別のところはどうだろうと、「ここ」を調べてみたら、こちらはまだ4回/日やってました。
 場所はここ。イオンモール高崎です。場所は群馬町(旧)にあります。

 群馬町は合併されて、今は高崎市になりましたが、くりまんじゅうはまだつい「群馬町」と言ってしまいます。雪は相変わらず降り続いていましたが、道路に雪はありませんでした。
 AM11:30くらいに家を出て、PM0:00頃に到着。

 上映時間がPM1:00からでしたので、まだ時間もあり店内を少しぶらついてみました。

 田舎街のショッピングモールですが、新しく大きな商業施設です。ぶ~こは既に数え切れないくらい来ているそうですが、くりまんじゅうは2度目です。

 約二時間ほどの映画ですから終わると3時を過ぎてしまうので、チケットを先に買い、お昼を食べることにしました。広い施設なのでマップを見て食事が出来る場所を探します。レストラン街は1Fでしたので、シネマと同じ3階にある「ピクニックコート」へと向かいました。

 ずらりと横一列に並んだお店、ちょうどお昼時で、結構混んでました。どのお店もすべてセルフサービスなので店頭に人がずらっと並んでます。既にPM12:30をまわっていたので、上映まであと30分、一番人の並んでないお店を探しました。

 九州発。韓国料理の店「annyon」。ここの店先が一番空いていたので、少し並んで頼んだのですが、これが甘い考えでした。
 他のお店は、店頭で出来上がりを待っていますが、ここは、注文をして料金を支払うと番号が書かれた小さな「カード」のようなものを渡され、頼んだ物が出来上がるとそれが「ピーピー、ピーピー」鳴る仕組みなのです。
 要するに空いていたのではなく、店先に客待ちが見えなかっただけ…さらに問題は「いったい何人の人が順番をまっているか」まったく分からないのです。

 あちらこちらで「ピーピー」鳴ります。その度に頼んだ人が自分カードを確認します。もちろん、くりまんじゅうも同じです。不思議な光景です。

 「ちょっとタバコ吸ってくるね」
 ぶ~こにそう告げて、ピクニックコートから直接出られる屋外の喫煙所に向かいました。

 駐車場はほぼ満車です。

 一服しながら、ふと見るとそこの壁に飾られているハンギングに眼を惹かれました。造花ではなく天然の植物です。鉢もテラコッタ。こだわってます。
 花は使わず「シルバー」「おかめ蔦」「アイビー」などなど、冬場でも緑葉な植物をうまく寄せ植えています。斑入りの使い方が、明るさと軽さ、そして控えめな華やかを出してます。これらの植物なら手入れも楽でしょう。プロの仕事だと感心してしまいました。

 席に戻りましたが、ぶ~こがポツリと暇そうに座ってました。

 「まだ?」
 「まだ!」
 「そう…」
 「そう!」

 そして、それから5分過ぎ、10分過ぎ、15分が過ぎ・・・「やばい、映画始まっちゃうよ」と焦りはじめた頃、手元の電子カードが「ピーピーピー」と一際大きな音で鳴り響きました。
 「よし、来た!」とお店に取りに行ったのがこれです。

  「カルビ石焼ビビンバ」セット。ぶ~こは朝飯を食べてきたので「ちじみ玉」というチジミで作った「たこ焼き?」のようなものとビールでした。(あっ、ビールは・・・(^^;)

 ※日本における一般名称として「ビビンバ」と書きましたが、ビビンバは「ぴびん」+「ぱ」と表記するのが正解です。(まあ、正解というより韓国原語的。外来語にはよくある話です) 「ぴびん」は「かきまわす」であり「ぱ」は「飯」。要するに「かき回しご飯」(群馬弁で言えば、「かんまし飯」です(笑)) 「くっぱ」は「くっば」って言わないのに何故、「ぴびんぱ」は「びびんば」になってしまったのかが不思議です。ちなみに、上野辺りの「韓国料理屋」さんに行くとちゃんと「ピビンパ」になってます。

 味は・・というと… まっ、こんなものでしょ!(笑)
 ふと見ると、ぶ~こが無言。
 「どうしたの?不味い?」と訊いてみると、「食べてみて!無言になりたくなる理由が分かるから・・・」と言います。
 ならばと、「ちじみ玉」なるものを一つ頬張りました・・・
 「????」
 なるほど、確かに自然と無言になります。
 不味いわけではありません。ただ、視覚情報から「たこ焼き」が来るぞ!と待機していたのに、それとはまったくまったく違う味に、脳みそが裏切られて、頭蓋の中でくるくると回転してしまう感じなのです。
 見た目、まったくたこ焼きである「ちぢみ玉」、その外見とその味のギャップに戸惑わされます。無論、ちぢみだと思って食べればいたってごく普通の味なのですが…(^^;

 わさわさと急いで食べて「イオンシネマ」に向かいました。

 コーナーポップコーンと飲み物を買い、ちょっとトイレに…(笑) 馬鹿な写真です。

 場内に駆け込むとすでに予告が始まってましたが、本編には間に合いました。

 (前置きがやけに長かったですが…) で、映画の方はといいますと・・・

 面白かったです。 (おわり)

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 って、それじゃあ「雪の日に銀色のシーズン」ではなく、「雪の日にイオンモール」になってしまい、タイトルに偽りありとなってしまいますので、続けます。(^^;

 多分、スキーなどしたことのない人が見ても面白く見られると思いました。
 「私をスキーに連れてって」以来20年ぶりのスキー映画ということですが、ただ、これでスキーブームが再燃するかといわれれば、それはまったくないだろうと思う映画です。

 「私好き」は観ている人が画面の中の世界にそのまま「憧れ」たり、容易に「同化」できたり出来るものでしたが、「銀色のシーズン」はその舞台が「冬の雪山」であり、そのツールが「スキー」であるだけで、観ている者とは別の世界のお話です。
 監督は「海猿」の住英一郎氏ですが、もっと簡単に分かりやすく言えば、「海猿」を見ても「海」に憧れ「海上保安官」になりたいとは(一般的には)思わないというのとまったく同じ理屈です。
 けれど、だからこそ、誰でも楽しく観られるエンタテーメント映画といえるのです。あんなスキー技術、誰も真似など出来ませんし、そもそも真似しようとも思いませんから・・・(笑)

 ストーリーについては書きません。是非、映画館かDVDで見てください。
 正直に言えば、「それはありえんだろう!」と思わず首を捻りたくなる場面もいくつかありましたが、全体を通して楽しめます。そして、舞台となっている「北アルプス」が超絶的に美しいです。山やスキーを知らない人は、本当にこんな場所が日本にあるのかと驚かされます。それは保証します。

 ついでに書けば、「田中麗奈」ちゃんが可愛いです。(笑)これは更に完全保証しちゃいます。
 ちなみに、ぶ~こは「瑛太ってかっこいいね」と言ってました。

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