2008-02-25

戸隠・白馬・糸魚川その2

 「戸隠・白馬・糸魚川その1」からの続きです・・・

 鬼無里村で長野市と白馬村を結ぶR406に入ります。
 鬼無里村、かつては「秘境」と呼ばれた山深く雪深い村です。20年位前に始めて訪れた時は、本当にこんな場所が日本にも残っていたんだと思いましたが、道の整備もあってか今ではだいぶ現代化されて来ました。

 ちょっと驚いたのはこれです。

 藁葺きや茅葺き屋根のリフォームです。上からすっぽり被せてしまっているようです。そして土壁は「サイディング」。国道沿いの殆どの家がこういうリフォームが施されていました。以前、この道を通った時には(見落としていただけなのかもしれませんが)見かけませんでした。時代の流れを感じます。

 R406を白馬方面に進んでいくと、次なる絶景地がここです。

 峠を抜ける白沢トンネルの向こう側に、大迫力の「北アルプス」が待ちかまえています。この景色はなかなか他では味わえません。そして、トンネルの先には・・・

 呆れるような絶景です。真正面に見えるのが「八方尾根スキー場」。映画「銀色のシーズン」のロケ地でもあった場所です。

 ここからの景色も何度見ても感動させられます。

 そんな景色を堪能してから、峠をゆっくりと安全運転で下りこみ、白馬村の街に出てR148を右に行くか左に行くか赤信号を前にして、少し迷いましたが、結局、右折して糸魚川方向に車を進めました。理由は単純、連休で関東・関西方面から来たスキー客が高速に乗り込むために、左折方向の豊科方面は大渋滞だったからです。
 また、親爺が「糸魚川でカニを買いたい」と言ったことも右に行くか左に行くか、それを決める大きな後押し理由でもありました。
 ただ、このままR148を北上するのも芸がないと、白馬のスキー場巡りをしてみることにしました。

 信濃森上駅の少し先で左折して国道を離れます。まず、最初に見えてきたのが「白馬岩岳スキー場」。ここは何度か訪れたこともあるので素通りです。次に見えてくるがの「白馬栂池スキー場」ですが、これも同様な理由で写真も撮りませんでした。ただ、親爺御袋はいたく感動していたようです。
 そのまま車を進めていくと「白馬乗鞍スキー場」が見えてきました。ここは来たことのないスキー場ですので、ぶ~こが車から「パシャリ

 う~~ん。滑りたいです。ゲレンデを見ながらうずうずしてしまいます。
 そして、白馬のスキー場で一番奥になるのが「白馬コルチナ国際スキー場」になります。

 「ホテルグリーンプラザ白馬」 北欧風の洒落たホテルが一際目を惹きます。このスキー場はある意味、スキー場より「ホテル」の方が有名かもしれません。

 ぶ~こなど「このホテルに泊まりたい!次のスキーはここにしよう!」と大騒ぎでしたし、スキーなどしたことのないお袋なども「日本じゃないみたいだね。まるで夢の国みたいだ」と言っていました。

 確かにそう言わせたくなるような景色です。

 スキー場を後にして、再び国道へ戻り、日本海(糸魚川)を目指して北上します。
 以前は左右を切り立った山々に囲まれ、その谷間の姫川沿いに走る険しい道だったR148も、長いトンネルが何本も抜けてすごくいい道になりました。

 山岳路をひた走り、Pm4:00過ぎ、ようやく糸魚川市の「ヒスイ海岸」に着きました。険しい雪山から海、これも長野、新潟の魅力です。

 シロを連れて、ぶ~こが走ります。くりまんじゅうがその後を付いていくといきなりいきなりキックです。(^^;

 顔面直撃は免れましたが危険です。ぶ~この行動には本当に気をつけないと危ないです。(笑)

 国道8号線を「能生」に向かって走ります。

 日本海に沈み始めた夕日が綺麗だったので、コンビニの駐車場から撮ってみました。

 そして、能生の鮮魚センターに着き、「カニ」を求めてやれ突撃です!

 けれど…あれ?

 あれ?あれ?

 カニ屋さん、どこもかしこも閉まってます。

 「なんだ?みんな倒産しちゃったのか?」と親爺が首を傾げていました。
 開いているお店の人に話を聞いたら、実はそうではありませんでした。1月、2月は紅ズワイガニの「禁漁期間」なのだそうです。

 本ズワイガニは売ってました。けど…さすがにいいお値段です。結局、カニは買えませんでした。

 鮮魚センターを取り囲むように公園があります。というより、「海洋公園マリンドリーム能生」というのがここの正式名称であり、公園内に「物産センター」もあるのです。

 公園内には「越山丸」という船が停泊していたりします…

 なかなか立派な船です。

 風力発電用のこんな風車もあったりします。

 こんなオブジェもありました。かなり前衛的です。

 海岸沿いから海を覗くと、漁に向かう漁船に海鳥たちが群がっていました。実に海っていう感じです。

 夕暮れが迫ってますし、高速に乗れば立ち寄るところもありませんので、シロも最後のお散歩です。

 公園内で子供連れのご家族に会いました。犬が大好きなご様子です。

 「シロちゃんはいくつ?」
 「もうすぐ13歳。あなたより歳上だよ!」(シロ)
 「シロちゃんはどこから来たの?」
 「群馬県ってところ…知ってる?」(シロ)
 「シロちゃんは海見るの初めて?」
 「年中見てる。ここに来るのも4,5回目…」(シロ)

 そんな生意気風に答えていたかどうかは分かりませんが(^^;、シロは可愛い子供を前にして知らん振りの顔をしてました。愛想の無いワンコです。(笑)

 自動車道の能生ICに乗る前にここで夕飯のお買い物を…

 半額シールの張られたお寿司をたっぷり買い込みました。帰りの車で食します。

 シロも名残惜しそうな顔で夕暮れ迫る風景を見てました。

 能生のスーパーを出たのがPm6:00頃、そしておよそ2時間 Pm8:00過ぎに帰宅できました。
 本日の総走行距離は「478キロ」でした。運転手のくりまんじゅうは正直言って、スキーするより疲れました。

 まあ、けれど、楽しかったからいいとしましょう。

 来週はスキーにいけるでしょうか?

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