2008-07-20

安中の裏道を歩く 谷津・上野尻編2

 (安中の裏道を歩く 谷津・上野尻編1)からの続きです。

 さて、右に行くか左に行くか、それとも真っ直ぐ行くか元来た道を戻るか…

 龍昌寺で予定以上に時間を取られてしまったので、西に行く余裕はありません。かといって、元来た道を戻るのは「芸」がないです。ならば、選択肢は二つだけ。真っ直ぐ行くか、右に曲がるかですが、真っ直ぐ行くと旧中仙道に出てしまい「安中の裏道を歩く」というシリーズの主旨から外れます。(なんて能書き垂れてますが、本当は最初から右に行くって決めてました…^^;)
 なので、進路は右に、西へ帰る形で進みます。

 すぐそこに猫の二階家がありました。ダンボール造りのまさにエコロジー住宅です。(^^;

 東電の鉄塔よりも高いアンテナが印象的な(嘘)最近はあまりお見かけしなくなったような住まいも存在していました。(^^;

 けれど…この辺りはデビラー「K代」と「Aっ子」の両名のご実家付近ですので、下手なコメント出来ません。(^^;同窓会が近いので尚更です。
 道端にまるでお二人のような可憐な花が咲いてました。(と、言っておきます・・・笑)

 さらに分かる人だけに捧げるサービスショットです。

 けれど、実に味わいがあります。なんでも新しければいいというものではありません。

 こんな縁側に座り、風鈴の音(ね)を聞きながら、冷えたスイカを食べたくなります。勿論、種は道に「ぷっ、っぷっ、ぷっ」と吐き出しちゃいます。
 となれば、夜はもちろん「線香花火」ですね。出来れば国産のやつがいい。(一時、花火マニアだったくりまんじゅうは断固国産花火を応援しています!)
 ちょっと贅沢にこんなのを楽しんで欲しいです。(お中元にこんなのを贈れるような人は本当に素晴らしい人だと思います!)
 http://www.hanabistore.com/spcart/1024.htm

 まさに、忘れ去られた夏の和の風流を感じられる舞台です。

 ここも妙に懐かしい風景だなぁ…と思ったらそう舗装がされてないのですね。

 住んでいる方々は雨が降ればぬかるんで大変でしょうけど、個人的には残しておいて欲しい景色に感じました。勝手な物言いをすみません。

 錆びたドラム缶も妙に絵になるのが不思議です。
 錆びる、朽ちる・・・は、単に機能を失うだけでなくことだけではなく、きっと自然に戻る姿としての美しさがあるのでしょうね。

 この道はここで行き止まりになります。谷津の坂には裏道が通っていないのです。
 なので、ここでUターン。

 ふと前を見ると赤いランドセルを背負った女の子が前を歩いていました。 40年近く前のデビラーもきっとこんな感じだったのでしょう。(^^)

 碑には「猿田彦大神」と書かれているのでしょうか…?
 けれど、くりまんじゅうの目にとまったのは左下の「下野尻郷一月建之」との文字でした。もし謂れを知っている人があれば是非、教えてください。どうして上野尻の地に下野尻の人たちが・・・こういうことに物凄く興味を抱いてしまいます。
 
 「シリーズ」の主旨から少し反しますが、ここから表の道(旧中仙道)へ出ました。それより手段(方法)がないのです。^^;

 で、今年の春、合併により廃校になってしまった「安中高校」の前を通り、

 もうずっとシャッターが下りている「ヤマチン」の店の前を通ります。

 「東京電力」の安中営業所…いつの間にか、「安中市役所谷津庁舎」と看板が変わってました。(^^;
 「石田」といい「法務局」といい「東電」といい・・・ふと気が付くと皆、市役所になってしまうのですね。

 さて、ここで上野尻に別れを告げて谷津に入ります。
 郵便局跡地を過ぎ、谷津の坂の手前、以前、何があったのかまるで憶えていませんが、空き地になって「売り地」の看板が立てられている場所がありました。

 なので、少し失礼して奥へ入り上から覗いてみます。(建物があったら出来ない経験です!)

 な~るほど。こんな景色が見えるのですね。
 再び、道に戻って坂を下ります。


 こうしてみると安中のお店もなかなか洒落てますね。(^^;

 この自動販売機、もう随分と昔から稼動せずにずっとここにあります。
 そこから東和銀行前の交差点、望遠レンズで覗いていたら子供が元気よく駆け抜けていきました。

 群バス、そしてアークバスの時刻表です。ほぼ2時間に一本しかないのですね。

 ちなみに現在、高崎駅から安中市役所まで現在の料金は550円だそうです。

 谷津の公会堂の前を通り…

 左手に谷津の山車小屋入り口です。
 今年は二年に一度の「あんなか祭り」が行われる年です。秋、10月18日~19日が予定です。もう少しすれば、子供たちの太鼓の練習も始まり、夜になるとお囃子の音色が街に響くようになります。

 東和銀行前の交差点を南に右折して坂を下ります。そして東邦亜鉛谷津社宅の前から再び裏道に戻りました。

 安中には裏の道と表の道(旧中仙道)を往来する為の細い小道が多数あります。殆ど私道ですが、近所の人たちも往来に通った道です。

 そうこうしなながら、ようやく車を置いておいた谷津公会堂の裏に到着です。時間もだいぶオーバーです。

 けれど、折角ですのでもう一度碓氷川へと向かいました。

 左側にトメット…

 右には歩いて来た道が見えています。
 実際、予定を1時間近くオーバーです。なので、さて、そろそろ帰ろうかと思うと30数年前のくりまんじゅうたちが自転車で駆け抜けていきました。

 空き地に停めた車の前に咲いていた花。

 ということで、安中の裏道を歩く 谷津・上野尻編はこれにて終了です。

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 今日はこれから北八ヶ岳「白駒池」へ行ってきま~す!(^^)

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