場所は信越化学磯部工場の東の比高50メートルほどの山の上(中)。場所も入り口も非常に分かり難いところです。^^;
まず、最初に言っておきますが、正直に言って史跡や古城・廃城などに興味がある人以外は、あまりお薦めできる場所ではありません。公園とは名ばかりです。(^^;一昔前のくりまんじゅうなら寄り付きもしなかったでしょうし、ぶ~こを誘ったら「こんなところに連れて来た!(怒)」と言って叱られます。
とはいえ、行ってしまったのだから、仕方ないので、まずは全体図からご紹介。
それっぽく書かれていますが、図にはかなり無理があります。(笑)
また、磯部城址についてのこんな説明も駐車場にありました。
(駐車場…と言っても、単なる空き地のような場所なのですけど…)
戦国時代に武田信玄が築城したであろう…というようなことが書かれていました。
ともあれ、せっかく来たのだから、いざ出陣です!
事実、最初は結構元気もあったのです。いったいどんな場所なのだろうと心ウキウキでもありました。
なので、城跡入り口脇に咲いていた紫陽花にレンズを向けたりして…
でもですねぇ…
茶色い登り坂が続きます。
で、こんな風にずっと視界も効かない山の中です。
それでも当初は、あたり一面、緑に囲まれ「まさに森林浴じゃあ~!」なんて浮かれてもいたのですが、次第に心も曇ってきました。
実際、藪の中です。虫も矢鱈います。別に探検隊じゃないんです。^^;
で、熊笹を掻き分けて、「本丸跡地」へ行くと…
こんな風に標識が笹の藪から頭の方だけ出てました。これじゃあ、背が低い人には見えないかもしれませんぜ。(^^;
「磯部城二ノ丸跡」。
写真の撮り方でカバーしようと思っていても、気分が萎えていてまったく絵にもなりません。ついでに変な色被りしちゃってるし…
ついでにこの日、撮った写真は、何故かどれもが「どアンダー」。カメラ背面の液晶で見た時にはそんな感じはしなかったのですが、家に戻ってPCのモニタで見たら、真っ黒けの写真ばかりでした。なので「補正」掛けてます。^^;
物見平…
けれど、今ではな~んにも見えません。^^;
どこへ行ってもこんな感じです。緑と茶色以外の色彩は殆どなし…
ドクダミの花が満開でした。(笑)ドクダミです…(^^; でも、綺麗でしたよ。
朽ちて橋板が抜け落ちてます。危険です。暗い時などはかなり危険あと思います。市役所の方、早く直して下さい。(笑)
「三ノ丸跡」も、雑草の中にポツリと…寂しすぎます。
藪の道なりにぐるりと一巡りして…「もういいか!」と駐車場に戻ろうとすると、こんなのが道を塞ぐように待っていてくれました。ビックリ!
近づいて脅かしても、石を投げても、木の棒で突っついても、こいつが全然、動かないのです。ひょっとして、死んでるのかと思ったほどです。(しっかり、生きてました…)
場所が場所だけに薄気味悪く、くりまんじゅうかなり悪戦苦闘でした。
ようやく車に戻り、「帰るか!」とも思ったのですが、入り口脇の地図をもう一度見たら、隣接に「ちびっこ広場」と「憩いの広場」なるものもある事を知り、そこへ車を進めてみることにしました。 (懲りないやっちゃ!>くりまん)
駐車場から一旦、県道に出て、100メートルくらい南へ進んだ先を、もう一度山側に入ります。本当にこの先に「ちびっこ広場」があるのかぁ?と思いながら、すれ違いが出来ないほどの細い道を進んで行くとその奥手に「ちびっこ広場」は確かにありました。
杉林の中ですが、ここは手入れがされているので清々しいです。
車も入ってこないので、ここならば確かに「ちびっこ」も安全かもしれません。まあ、春口、花粉症の人は無理かもしれませんけど…(^^;
ここも基本的に木々に囲まれていて眺望は殆ど効かないのですが、ちょっと高台に上がった場所に一箇所だけ木立ちの間から下の田んぼが見える場所がありました。そこからズームレンズを望遠にして覗いていたら…
ご夫婦で仲良く野良仕事です。
「野」を「良く」するから、野良仕事。くりまんじゅうの憧れでもあります。今一番欲しい車は軽トラです。
「ちびっこ広場」から続く「荒神山コース」という階段を上ってみました。
けれど、ちびっこ広場から一歩抜け出ると鬱蒼としています。
だから、こんなのが読み捨てられているのも世の常です。(^^; (18禁!)
頑張って進んでは見たもののやっぱり想像通り…でした…^^;
「憩いの広場」はまったく憩える場所ではありませんでした。
けれど、その近くにあった若竹にはハッとさせられました。
竹皮のむけた直後は、こんなにも輝くばかりに美しいエメラルドグリーンなんですね。
実に綺麗なものです。
そこでターンして車に戻りました。
ということで、もう来ることは多分ないかと思いますが^^;、まあ、それなりに楽しめました。
蛇君にも会えたし…^^;
とりあえず、「ディスカバリー・安中」ということにしておきます。
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