2008-07-12

旧碓氷峠を歩く その1

 群馬県、それも安中に40年以上も住んでいて、ふと考えてみたら、『碓氷峠の旧道』を歩いてみたことが一度もありませんでした。(上毛カルタだって「中仙道偲ぶ安中杉並木」と詠っていたり、毎年五月に侍マラソン(安政の遠足)が行われているにも関わらずにです。)
 しかも、数年前に松井田町と安中市が合併して、今や碓氷峠の住所は安中市!

 こりゃあ、一度は実際に歩いてみなければならんなぁ…と思いつつ、なかなかその機会にも巡り会えずにいたのですが、先日、ついに行って来ました。

 で、まあ…普通、安中市民が旧碓氷峠を歩くって言えば、信越線で横川駅に行き、そこから中仙道沿いに坂本宿を通り、そこから峠道に入る…と言うのが定石なのでしょうが、根性まったく無しのくりまんじゅうは「上りはやめよう。下ろうよ…」と、安中榛名駅から新幹線で軽井沢へ行き、さらにタクシーに乗って「熊野神社」まで行っちゃって、峠は「下りる」という^^;へたれ軟弱コースを選んだのです。(笑わないで下さい。これが「大人の判断」と言うやつです。登りなんて…ことになったら、「保険」増額しなければなりません。)

 朝7:30分起床…そして準備…(といってもたいしてすることはなし…)

 AM9:30頃に、おもてに出ると既に気温は32度。非常に暑いです。どっと汗が噴き出てきやがります。うーん、どうしようか、今日はやっぱりやめておくか!と弱気がチラリ頭を過ぎったのですが、まあ、こうなりゃ野となれ山となれ…とはいえ、先が思いやられます。

 で、下り安中榛名駅発10:20の長野新幹線に乗る為に、両親に安中榛名駅まで送って貰いました。(笑)(おまえ、小学生か!>くりまんじゅう)

 では「いってきま~す!」と両親とシロに別れを告げます。

 ちなみに「安中榛名」駅から「軽井沢」駅まで乗車券が400円、そして特急券が800円のしめて1200円でした。(安いんだか、高いんだかよくわからん!)

 省エネなのか、駅の中はまったくエアコンが効いてませんでした。なので、暑いなんてもんじゃありません。ちょっと異常な暑さです。
 なので、すぐに切符を買い、改札を抜けてエスカレータを上がって1番線ホームで新幹線を待ちます。外の方がはるかに涼しいのです。(とはいえたぶん30度は超えてます。)

 実はくりまんじゅう、安中榛名駅が出来て10年以上経ちますが、利用するのは2度目です。当然、下り長野方面は初めての経験です。初めて乗った時の話は(ここ)に以前書きました。
 相変わらず、人はいません。駅構内はガラガラです。^^;

 なお、今回は久しぶりにぶ~こ同伴です。(そう言えば、買物以外でぶ~こと出かけるのは妙義登山(4/29)に行ったのが最後かもしれない…)

 「1番ホームに10:20発長野行きあさま 511号がまいります…全車両全席禁煙…自由席は後ろ3両…どうとかこうとか…」
 そんなアナウンスが流れる中、新幹線はやってきました。

 最近の新幹線は近代的フォルムで格好いいですねぇ。(鼻の丸い昔の新幹線ってもう走っていないのですか?) でも、ホームへ着いても、だ~れも下りてきません。^^; 乗車するのもくりまんじゅうたちとあと二人くらいでした。

 ならば新幹線を独り占めじゃわい!と意気揚々と乗り込んだのですが、車内は意外な程に混んでました。まあ、要するに「安中榛名駅」を利用する人がいないだけなのねぇ・・・(^^;

 「ドアが閉まります…」 のアナウンスの後、静かに動き出しました。
 走り出してしまえば、軽井沢まであっという間です。ぴゅ~ん!とおよそ12分で着いてしまいます。席に着いて「新幹線なんていつ以来だろう?」なんてぶ~こと話しているうちに「次は軽井沢、次は軽井沢!」と、久しぶりの新幹線の雰囲気を楽しんでいる間もありませんでした。
 ちなみに車窓から景色はまったく見えません。軽井沢までほぼ全編トンネルですので真っ暗けです。

 もちろん、軽井沢駅に降りたつのは新幹線が出来てから初めて…いや、それ以前を考えても大学1年の夏以来ですからもう25年以上は経つでしょうか。

 新幹線が通り、南側にプリンスのショッピングプラザ(アウトレットモール)が出来てから軽井沢の雰囲気も以前とはだいぶ変わりました。

 ふと、見ると、駅前にあったお土産屋さんのショーウインドウ越しにぶ~こがなにやら見ています。

 「ねぇ、これちょっと見て!面白いよ!(笑)」
 傍に近づいて行くと手招きするようにそう呼ばれました。
 「何?」
 「これ?」

 「パロディカップ」のようでした。
 左から、「Asobi 生 スーパーエロイ」「やっちゃん」「SASTORY BOZE」です。(笑)

 よく考えるなぁ…とそこで見ても笑えたのですが、家に帰ってきて写真を拡大してみたら、もっと笑えました。
 例えば「Asobi 生 スーパーエロイ」のローマ字文をよく見てみると…
 「ASOBI DATTE MAJI YABAI “GOMU TSUKERO”」
 さらには「NANPADE “GET”」との赤文字が…^^;

 「やっちゃん」は「SHABU UTTARI」の文字が…さらに「まな板使わず、小指30%カット!」(笑)
 背面を見るとさらに商品説明が色々と書かれていました。
 「まな板も使わず、すっきりとおとしまえつけるのが仁義です。小指30%カット、あなたもどうぞ!」
 原材料は「義理・人情」、内容量は「350人切り」で、ついでに賞味期限なんて「いつでもキレる」だそうです。(笑)
 きっと「BOZU」にも面白いことが書かれていたのでしょうが、写真に写っていないのでそれは分かりませんでした。

 さて、あまり遅くなると夕方の天気(夕立)が心配なので、タクシーを拾って長野群馬県境の「熊野神社」へ参りましょう。

 その2に続く (なんだか、長くなりそうです…)

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